いったいナゼ!? 女性が「給与交渉」を難しいと感じてしまう理由

BizLady / 2014年11月3日 21時0分

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職場における“男女平等の権利”が叫ばれる現代。女性が男性よりも速いスピードで出世したり、従来は男性が牛耳っていた役職に就くことも珍しくはなくなった。

それはそれで素晴らしいことだが、長年築き上げられてきた“女性としての理想”というステレオタイプ(固定観念)を、自ら打ち破るのは難しいこともある。

その代表例が、特に外資系企業ではあたりまえの“給与交渉”だろう。自らの給与について会社と交渉することについて、ハードルが高いと思っている女性も少なくないだろう。

では、なぜ女性にとってこの給与交渉のプロセスは難しいと感じてしまうのだろうか?

はその理由について、英語圏の環境系情報サイト『mother nature network』の記事を参考に、検証してみたい。

■1:自己主張が難しい

女性の多くは、とかく「男性にはこう見られたい」「こうすれば周りの人に好かれる」というように、他人からの評価を気にする傾向が強い。だからこそ、女性として他人に配慮し、細かい気配りができるという長所にもつながる。

しかしその反面、給与交渉など“自分を売り込む”ことに関して、特に女性は消極的になりがちだ。その理由としてもまた、“他人が自分がどう思うか”を気にしすぎる点が挙げられる。

アメリカでの調査によると、女性は同等の実力を持つ男性よりも、年間7千ドル(約75万円)も低く給与を交渉するそうだ。しかし、他人のために交渉するときは、男性と同じ額を要求することができるという。この結果から見ても、アメリカ人女性でさえも“自己主張が苦手”であることがよく分かる。

テキサス大学の女性経営学教授は、この行動を「女性は“これをすると、自分の評判が落ちるのではないか”という恐怖感を持つためではないか」と評している。

■2:“与えられること”に慣れすぎている

表向きは平等といいつつも、女性たちは“与えられるもの”を受け入れるのが美徳と信じている部分があるのは否定できない。

そして、自分の欲しいものを自分で交渉して手に入れることを「攻撃的すぎると思われる」「お金をこちらから要求するのは恥ずかしい」と思い込んでいる部分がある。

それが自分を正等に評価することを妨げ、「期待したより少ないな」と思いつつ「はい、これでいいです」と会社から与えられる給与をそのまま受け入れることに繋がるのだろうか。

社会進出が進んだとはいえど、女性は潜在的に、“与えられることや受身で待つこと”に慣れすぎているのかもしれない。

会社が「●●さんは今年頑張ったから、来年は●●万円の昇給だよ」といってくるのを夢見て待っていても、その日は来ない可能性だってあるのだ。

以上、今回は、女性にとって給与交渉が困難に感じてしまう理由について検証したが、いかがだろうか?

賃金交渉の秘訣は、自己評価と他人による客観的評価を一致させること。たとえあなたが部長に実力を高く評価されていても、「私には価値がない」などと思っていては、交渉はおろか昇給や出世への道は遠い。

自分の実力を客観的に高評価できるのであれば、自信を持ち、優しい口調と態度で交渉に臨んでもよいのである。

会社に賃金交渉制度がなくても、客観的に「自分の給与が実力よりも低い」と判断した場合は、上層部に掛け合ってみよう。もし昇給はおろか、交渉を渋るような会社なら「ここに私の未来はない」と転職を決意するタイミングかもしれない。

BizLady

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