かえって仕事に悪影響!やみくもに「ホウレンソウ」してはいけない理由

BizLady / 2014年11月7日 11時45分

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おそらくサラリーマン、OLで知らない人はいないだろう“ホウレンソウ”という言葉。そう、報告・連絡・相談のことである。

会社員であれば、きっと新人研修や先輩社員経由で教わるのであろうが、これができるからといって、仕事ができることにはならないという。それどころか、あまりにこれを強調しすぎると、逆に仕事ができなくなる、というのである。

今回は、『BizLady』の過去記事「アイデア勝負はダメ!? あなたの“企画力”を上げるたった1つのポイント」に引き続き、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)代表取締役社長兼CEOの増田宗昭さんの著書『知的資本論』をひもときつつ、やみくもに“ホウレンソウ”ばかりしてはいけない理由について紹介しよう。

■人は、“手段”を“目的”にしがちである

<人は得てして目的と手段を取り違える。そして手段が目的化してしまう。例えば、本来、人が仕事をするのは幸せになるためだろう。幸せになるためには、ある程度の経済的基盤が必要だと思うから、仕事をしてお金を得ようとする。

この場合、もちろん幸福が目的で、金銭が手段だ。だが少なかならず人にとって、いつの間にかお金を稼ぐことが目的になってしまう。>

お金を稼ぐこと自体を目的としてしまう感覚は、働いていると実感するのではないだろうか。しかし、言われてみれば確かに目的は、幸せになること。お金を稼ぐことを手段と意識している人は案外少ないのではないだろうか。

このような目的と手段を取り違えてしまうことが、ホウレンソウにも当てはまるというのである。

■ホウレンソウは目標を達成するための“手段”にすぎない

<ホウレンソウは仕事を円滑に進めるための手段に過ぎない。では目的は? もちろん、有効な企画を生み出すことだろう。しかし、それがいつしか逆転する。うまくホウレンソウをこなすことが目的となっている社員は、日本中にわんさかいる。>

ついつい、このホウレンソウにこだわりすぎて、気づくと仕事そのものができていない……なんてことはないだろうか。とくに、新人社員は、もしかしたら、このホウレンソウだけをこなすことに注力してしまう、なんてことも多いかしれない。

なぜホウレンソウが必要なのか? 納期に遅れないようにするため、売上未達成を防ぐためなど、様々な理由があることを忘れてはいけない。

■自分で考えることを忘れてはいけない

<こうした社員の比率が高まれば、当然、会社としての生産性は落ちる。一見するとスマートに見えるかもしれないが、こうした社員は会社の屋台骨を危うくする、シロアリにも似た存在なのだ。だいたい、なぜ人は手段と目的を取り違えるのか? それは実は、そのほうがラクだからなのだ。>

確かに、仕事において言われたことをそのままやることほど、楽なことはないだろう。デキる社員は自ら課題を見つけ、解決していくものである。あくまでもホウレンソウは手段。それに、こだわりすぎて本来やるべき仕事ができなくなっていては本末転倒だというのである。

以上、やみくもに“ホウレンソウ”ばかりしてはいけない理由であったが、いかだったであろうか? 思い当たるふしがあったという人も多いだろう。
会社の社風によるところが大きいが、個人の裁量で仕事を進めることは、個人の成長にもつながるし、それにより会社にも利益がもたらされれば、それ以上に良いことはないだろう。

ぜひ、ホウレンソウを含め、仕事のやり方・目的を、今一度、考えてみてほしい。きっとあなたの仕事の効率もあがることだろう。

BizLady

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