Pontaがauポイントと統合。社長に「お得な活用術」を聞いた

bizSPA!フレッシュ / 2020年9月18日 15時46分

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三太郎ポンタ ※5月21日プレスリリースより

 Tポイント、dポイント、楽天スーパーポイント、そしてPontaポイント。いわゆる4大ポイントだが、節約意識の高い人なら、このどれかひとつは貯めているのではないだろうか。

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 5月21日にau WALLETポイントがPontaポイントに統合されたことで、4大キャリアと4大ポイントが紐づいた。これにより“ポイント合戦”が新たに始まった構えとなる。そこで今回はauのポイントマーケット戦略や構想を、auコマース&ライフ株式会社の代表、八津川博史氏に聞いた。

◆Pontaポイントへの統合について

 4大ポイントがキャリア各社に紐づき、4社のポイント合戦の構えとなった。

「各社が経済圏を築く中で、それぞれのECサイトはいわば経済圏で貯めた“ポイントの受け皿”に近い存在になっていると感じています。auの総合ショッピングモール『au PAY マーケット』はPontaポイント最大の利用先を目指しています。

 そのためau PAYでの各種キャンペーンをはじめ、貯めていただいたPontaポイントを使って、おトクにお買い物をしていただける場所として認知を広げていきたいと考えています」(八津川氏、以下同)

◆auユーザーへの周知を狙う

八津川博史氏

auコマース&ライフ株式会社 代表取締役 八津川博史氏

 au PAY マーケットでは、具体的にはどのような戦略を考えているのだろうか。

「今期はau PAYをはじめ、au IDの保有者にたまったPontaポイントの使い先として、我々のサービスが『お買い物の場所』と皆さんに知っていただけるように力を入れていきたいと思っています。

 また、au PAY マーケットでおトクにお買い物をしていただける『ポイント交換所』やauスマートパスプレミアム会員の方への送料無料特典など、お客様に喜んでいただける試みを継続的に行うことで、au PAY マーケットの利用者拡大を狙っていきたいと考えています」

 そもそもKDDI/auのポイントサービス「au WALLETポイント」が、ローソン「Pontaポイント」に統合したことでどうなるのだろうか。

「Pontaポイントとの統合によって、1億超の会員基盤が誕生しました。今後はこの基盤を生かしつつ、多種多様な提携先で貯めて、使っていただくことが可能な共通ポイントにより、すべてのお客さまにauが提供する各種サービスをおトクにご利用いただきたいです」

◆3つの施策でユーザー取り込みを

 八津川氏によれば、au PAY マーケットにおいては、特徴的な施策として次の3つがあるという。

(1)お得なポイント交換所
「『お得なポイント交換所』という、ポイント増量キャンペーンを不定期開催で展開しています。例えば、キャンペーン期間中は、店頭で貯めた1000Pontaポイントをau PAY マーケット限定で利用できる1500Pontaポイントに増量交換できるという内容です。これまで各種サービスを通じてためていただいたPontaポイントを増量して使用することができます」

(2)au通信料割引
「au携帯ユーザー様向けに、au PAY マーケットでの購入内容に応じてau携帯の通信料を割引するという施策も行っています」

(3)auスマートパスプレミアム会員特典
「au通信サービス契約がない方を含む、すべてのau ID保持者を対象にしたサービスとして『auスマートパスプレミアム』があります。au PAY マーケットでは、auスマートパスプレミアム会員限定で一部対象商品について送料無料でお買い物をいただけるなどの特典を用意しています」

◆なぜモールの名称を変更したのか

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三太郎ポンタ ※5月21日プレスリリースより

 ところで、au PAY マーケットは、2020年5月21日、総合ショッピングモール「au Wowma!」から名称変更された。そこにはどのような狙いがあったのだろうか。

「旧名称『au Wowma!』は、auユーザー限定のECサイトのような印象をお客さまに与えてしまうという課題がありました。『au PAY』はテレビCMでも『すべてのスマホユーザーが使える』と謳っており、au PAY会員数は2020年5月時点で、2300万人超となっています」

 auのサービスを利用していない人でも使えるサービスであることをまずは認知してもらう。そこから、au PAY マーケットの目標を短期的、中長期的な目標があるという。

「中長期的には、これまで貯めてきたPontaポイントをおトクにご利用いただけるお買い物の場としてお客さまにご認識いただき、数あるサービスの中で、au PAY マーケットがPontaポイントを最も多くご利用いただけるサービスとなることが目標です」

 au携帯ユーザーだけでない、すべての人が気軽に利用でき、さらにPontaポイントの受け皿として機能しはじめたau PAY マーケット。今後は、新たなネットショッピングの場、ポイントを貯める場としての認知が広がっていくだろう。

<取材・文/一ノ瀬聡子>

【八津川博史】
auコマース&ライフ株式会社代表取締役。2000年DeNA入社。営業本部長、社長室長、事業戦略部長、ソリューション事業部長を務める。株式会社エアーリンク(現:株式会社エアトリ)取締役(出向)、株式会社モバオク社長及びDeNA事業部長を務め、2016年12月KDDIコマースフォワード株式会社を設立。2019年4月、当社代表取締役社長に就任

【一ノ瀬総子】

webメディアのライター。ビジネスハックやスキルなどを専門家に聞くのが楽しくて仕方がない。読みやすくわかりやすい文章を心がけている

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