収入激減でパパ活を始めた27歳エステティシャン。イケメン経営者と出会ったけど…
bizSPA!フレッシュ / 2020年11月23日 15時45分

収入激減でパパ活を始めた27歳エステティシャン。イケメン経営者と出会ったけど…
コロナ禍で、さまざまな職業の人が苦境に立たされている現状。女性では、減少した収入を補填するため、水商売やパパ活を始める人も少なくないようです。個人経営のエステサロンでエステティシャンとして働く田中ゆりえさん(仮名・27歳)もそのひとり。
画像はイメージです(以下同じ)
◆個人経営のエステサロンは、コロナで大打撃
「コロナで収入が激減したので、パパ活を始めたのですが……」
まるで人気女子アナウンサーのような、爽やかで美しいルックスの持ち主であるゆりえさん。そんな彼女が、パパ活で思わぬショックを受けたエピソードについて語ってくれました。
港区にある個人経営のエステサロンで、エステティシャンとして働くゆりえさん。一見華やかな業界ですが、かなりの激務だとか。休みもロクに取れない日々を過ごしていた彼女ですが、決して「辞めたい」とは思わなかったそうです。
「学生の頃から、ずっと憧れていた職業ですから。毎日がとても充実していました。どんなに多忙でも、『辛い』とは思わなかったですね」
◆休業期間中に始めたバイトは…
前向きに仕事と向き合っていたゆりえさんですが、その状況が一変したのは今年の4月。緊急事態宣言後、ゆりえさんの勤める店はコロナが落ち着くまで「休業」を選択。休業期間中は、なんとほぼ無給。
困り果てていたゆりえさんに声を掛けてきたのは、夜職のスカウトをやっている知人でした。
「正直ゼロからバイトを探すのもしんどかったので、まずは話を聞いてみることに。すると、あれよあれよという間に話が進んで、私はその日のうちに『交際クラブ』の登録まで済ませてしまいました」
交際クラブとは、富裕層の男性と愛人希望の女性をマッチングさせる会員制のシステム。女性はランク付けされ、ゆりえさんは「Cランク」。ちなみに、Sランクになると有名女性芸能人が所属しているという噂もありました。
◆心から「ツラい仕事」と思った
Cランクの女性は、1回の食事で1万円。“それ以上の関係”は交渉次第ですが、1回5万円から。ランクが上がれば金額は高くなり、男性がクラブに支払う会費も上がるようです。ゆりえさんは、この「交際クラブ」を通じてパパ活を始めることになりました。
「学生時代、学費のために少しだけ水商売のアルバイトをしていたので、男性の相手はそこまで苦じゃない。きっと短期間なら大丈夫だろうと思っていました。この状況下で、これ以上、都合の良いアルバイトは他にないし、紹介してくれた知人のメンツも潰せないし……などいろいろと考えて、とにかくやれるだけやってみようと」
しかし、男性をもてなす接客業とは長らく無縁だったゆりえさん。思っていたよりもずっと、パパ活は精神的に堪えたとか。学費のためにと踏ん張れていた学生時代とは状況が違い、先行きの見えない不安も相まってか、この時ばかりは心から「ツラい」と思ったそうです。
◆30歳のイケメン経営者との出会い
そんななか、どん底だった彼女の気持ちを一気に明るくさせる出会いが。
「交際クラブ側から、会う前に相手の簡単なプロフィールが送られてくるんですけど、その日の相手はなんと30歳。普段は40代以上が多いですから、少し驚きました。でも、考えてみれば30歳でパパ活をするなんて相当問題がある人なのではと、逆に不安にもなりました」
しかし、待ち合わせ場所のホテルラウンジに行くと、そこにはかなりのイケメンが。何やらベンチャー企業を経営している人らしく、チップも弾んでくれました。帰り際にはLINEを交換して「また会いたい」と言ってくれたのだとか。
ゆりえさんは、そんな「奇跡のイケメン経営者」にどんどん惹かれていったそうです。
「彼とは、お手当なしで会うようになりました。私は彼を好きだったし、向こうも『真剣に交際を考えたい』と言ってくれました。気が早いけど、『このまま彼とゴールインできたら最高!』なんて思ってもいましたね……」
◆思い切って旅行に誘ってみたら…
幸せの絶頂にいたゆりえさんでしたが、彼はある日を境にぱたりと会ってくれなくなったそうです。その頃はすでに緊急事態宣言も解除されており、「GoToトラベルキャンペーン」が始まると噂されていました。ゆりえさんは思い切って、電話で彼を旅行に誘ったのですが、そこで衝撃的な言葉を聞かされます。
「『ごめん。やっぱり僕はパパ活しているような子とは付き合えない。あと、実はもともと結婚を考えていた女性がいて、その子と入籍をすることになった』と。その時の私は、鈍器で頭を殴られたようなショックで何も言い返せませんでした」
いよいよ、本当の意味でどん底に突き落とされたゆりえさん。しかし、今となってはあまり気にしていないようで……。
◆早めにフってくれて良かった
「冷静になったら、意外と立ち直りは早かったです。こっちだって、婚約者がいるのにパパ活をやってるような男なんて願い下げですしね。早めに振ってくれて良かったかも。どんなにイケメンで、若くて、成功していても、女をカネで買うような男はやっぱりダメですね。そして、カネで買われるようになったら女として終わり。今さらかもしれませんが、コロナ禍のパパ活で、それを痛感しました」
ゆりえさんは現在、営業を再開したエステサロンで無事に仕事復帰を果たしたそうです。以前よりも収入は減ってしまったけれど、「もうパパ活には手を出しません」と笑顔で答えてくれました。
<取材・文/渡辺ありさ>
【渡辺ありさ】
1994年生まれ。ライター、タレント。アイドル雑誌「楽遊IDOL PASS」の編集を経て、「週刊プレイボーイ」「pop'n'roll」等で執筆。EX「全力坂」MXTV「真夜中のおバカ騒ぎ」等出演 Twitter:@Arisaaa_w
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