コロナで結婚を決意するも…20代男性が「失敗だった」と後悔するワケ

bizSPA!フレッシュ / 2021年2月26日 15時45分

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コロナで結婚を決意するも…20代男性が「失敗だった」と後悔するワケ

 新型コロナによって大きく変化した私たちの生活ですが、なかには自粛生活で結婚を決意するカップルもいるといいます

手を握る 男女

※画像はイメージです(以下、同じ)

 今回話を聞いたのは、都内のソフトウェア開発会社に勤務する石黒光輝さん(仮名・29歳)。2020年の春までは1人暮らしだったと語る石黒さんですが……。

◆コロナ禍で会えずに“逆プロポーズ”

「大学入学とともに上京して以来、社会人になって彼女ができても気ままな1人暮らしを満喫していました。彼女は2つ年下の27歳。出身は東京なので就職してからも、ずっと実家暮らしでした。彼女自身、食費だけ実家に入れてあとは自由にしていたようです。

 会うときは週末だけ僕の家に泊まりに来るのですが、僕も彼女もそんな生活に満足していたんです。それが、昨年の4月、新型コロナによる全国的な緊急事態宣言を受けて生活が一変して……。それまで毎週会っていた彼女と、まったく会えなくなったしまったんです」

 彼女は石黒さんの家に遊びに来たがっていましたが、彼女の親に持病があることもあり、外出を一切許してもらえなかったといいます。石黒さん自身も急なテレワークの移行で対応に追われていて、彼女からの連絡にあまり構ってあげられませんでした。

◆「同棲は失敗でした…」

逆プロポーズ

「自粛生活が2か月間続いたころ、ついに彼女から『もう限界』と言われたんです。まさか別れ話? と一瞬焦っていたらまったくの逆で『これ以上、会えないのが辛いから結婚して一緒に住もう』とまさかの逆プロポーズをされて。

 その頃、僕はコロナの影響で遅れた新プロジェクトの対応に追われていたし、今の生活が続けば彼女と会える日はさらになくなってしまうかも……って思ったので、彼女からのプロポーズを承諾することしました。その後、一緒に物件を探してお互いの両親に挨拶をして、彼女の誕生日である12月に入籍する予定で同棲を始めたんです」

 予定通りであれば今頃、入籍して幸せな新婚生活を送っているはずの石黒さん。しかし、石黒さんの口からは「同棲は失敗でした……」と衝撃的な言葉が飛び出したのです。

◆家事をまったくしない彼女

掃除機

「彼女と僕では金銭感覚がまるで違ったんです。僕は大学時代から1人暮らしなので、自炊をするのもスーパーで少しでも安い食材を買うのが当たり前。彼女は一度も1人暮らしをしたことがないので、コンビニでも値段を見ずに買い物をするタイプで……。

 収入も僕の3分の1くらいしかないのに、2000円近くするランチでも気にせずに頼むんです。しかも、信じられないことに彼女はほとんど貯金をしていなかったんです!! 確かに、前は時間さえあればしょっちゅう友達と海外旅行に行っていましたが……。まさかそこまで浪費癖があるとは思ってもいませんでした」

 さらに、家事をするのはいつも石黒さんの役目だといいます。

「実家暮らしで親に任せっきりだったのか、彼女は家事がまったくできないんですよ。服を裏返した状態で洗濯機に入れる、出したものを片付けない、化粧品や調味料を使うと常にフタが半分開いているなど……

◆いまだに入籍する覚悟ができない訳

「それを毎回、僕が片付けるんです。1回、僕のリモート会議のときに彼女が昼食を作っていたのですが、音がすごくうるさくて。会議中だから静かにしてほしいと頼んだら、汚れた食器がそのままシンクに置いてあって僕が洗う羽目なりました。

 僕が片付けないと部屋がどんどん汚くなっていくんです。少しは片付けたら? と注意しても次の日には汚れている。そんな生活なのでテレワークにも集中できず、ストレスは溜まる一方ですよ。こんなことなら同棲どころか結婚をOKするんじゃなかったとすら思っているんです……」

 そんな状態なので、いまだに入籍する覚悟ができない……とこぼす石黒さん。しかし、彼女はそれに納得いっていないようで、昨年末からずっと機嫌が悪いといいます。

◆「ブランド物なのに!」と大騒ぎで

彼女怒る

「僕からしたら原因は彼女にあるのに、彼女はそれにまったく気付いてません。それどころか、今まで実家暮らしで親に甘やかされていたせいか、僕が家事のことで注意すると怒るんです。先日は、彼女がメガネを床に置いていて、僕が掃除機をかけていたら踏んでしまったんです。

 フレームが少し曲がっただけで、すぐに直すことができたのですが、彼女は『これ、ブランド物なのに!』と大騒ぎで。『そんな高い物ならなんで床に置いておくの?』とつい言ってしまったら『何? 逆ギレ?』と丸1日、口を聞いてもらえませんでした。逆ギレしてるのは彼女のほうですよね……」

 もっとも、まったく価値観の違う2人が同棲したらそうなることは目に見えていたはずです。しかし、コロナ禍での焦りから冷静な判断ができなかったのが失敗でした。コロナ禍で結婚を決めようとしているカップルにとって落とし穴ともいえるのかもしれませんね。

<取材・文/結城 イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

【結城】

男女観察ライター。世の男女を観察し、恋愛からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer

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