地方の国立大を「Fランク」呼ばわり!慶應卒の同級生を黙らせた“ある一言”

bizSPA!フレッシュ / 2021年4月6日 15時45分

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地方の国立大を「Fランク」呼ばわり!慶應卒の同級生を黙らせた“ある一言”

 収入や住まい、職業、家柄……さまざまな基準で、他者との優劣をつけたがるのは人間のサガ。露骨に誰かを見下してくる人はそう多くはありませんが、なかにはマウンティングが鼻につく人物がいるのも事実です。

見下す会社員

画像はイメージです(以下同じ)

◆“イイ奴”になってることを期待するも…

高校の同級生だったS山がまさにそんな奴でした。私が通っていたのは地方の公立進学校で、アイツは校内でも常に成績はトップクラス。それはスゴいと思いますが、テストでは周りが自分よりも点数が悪いのを知っているのに何点だったか聞いてきました」

 そう話すのは、大手通信会社に勤める畑山将臣さん(仮名・29歳)。本人は地元国立大に進学した後、就職で上京。それを機に首都圏在住の高校時代の友人たちと頻繁に会うようになったそうですが、いつしかS山さんも参加するようになったといいます。

「みんなで集まったときに撮った写真をSNSにアップした友人がいて『俺も行きたい!』って連絡があったんです。さすがに向こうもいいオトナだし、意外とイイ奴になってるんじゃないかなって期待を持っていたんですけど……」

◆地方国立大を「Fランク大」呼ばわり

飲み会

 S山さんは整った顔立ちで身長180センチを超すイケメン。仕立ての良さそうなスーツを着こなし、いかにもエリート若手ビジネスマンというオーラを放っていたとか。

 ところが、いざ話してみると彼の畑山さんをはじめとする旧友たちに対する態度は、高校時代とほとんど変わらなかったそうです。

「こちらの出身大学を知っているはずなのに、改めて尋ねてきて『そんな田舎のFランク大でよく東京の会社に就職できたな』と一言。ほかの友達が国立大だよってフォローしてくれたけど、『俺から見たらどっちも一緒だよ』ですからね。高校のときよりもタチが悪くなっていました」

「Fランク大(Fラン)」とは偏差値の低い大学の蔑称。ちなみにS山さんの出身大学は慶応大。内部進学ではない外部からの受験での合格は決して簡単なことではありません。本人が努力していたことは認めているそうですが、だからといって人を見下してもいいわけではありません。

 それでも社会人ということもあり、内心カチンと来ていても顔には出さないでやり過ごしていたそうです。しかし、3年前のある金曜日の夜、思いもよらぬ形に彼にギャフンと言わす機会が訪れます

◆旅仲間から思いもよらぬ提案が

「その日は同じ上京組のクラスメイトと、大学時代に旅行先の海外のゲストハウスで仲良くなって以来、友人として付き合っている仲間の3人で飲んでいました。

 全員旅好きということもあり、たまにこうして飲んでいたんです。すると、そこにS山から連絡があり、飲んでいることを話すと『そっちに合流してもいいか?』と言われたんです。旅仲間は構わないとのことだったので場所を伝え、店に来るのを待っていました」

 その間、彼のマウンティング癖について説明すると、「それはよくないね。じゃあ、また何か言われたらこんなのはどうだろう?」と旅仲間から思いもよらぬ提案が。その話に畑山さんも同級生も「面白そう!」と食いつきます。

 その後、S山さんがお店に到着。旅仲間とは初対面でしたが、彼のフレンドリーな人柄もあってすぐに打ち解けたとか。でも、そのせいか高校の同級生同士で飲んでいるときのような雰囲気になり、例のマウンティング発言が飛び出します。

◆相手はあの超名門大の出身だった

「私が旅仲間と大学時代の卒業旅行で知り合ったという話をしたら『こいつ三流大学なのに卒業旅行で海外って生意気ですよね』っていつもの調子でディスってきました。

 すると、旅仲間がS山に出身大学を尋ねたんです。これにドヤ顔で『一応、慶応です』と答えたS山に対して、『全然大したことないよね』って返したんですよ。まさかそんな風に言い返されるとは思ってなかったらしく、しばらくキョトンとした表情をしていました」

 実は、この旅仲間はなんと米国・マサチューセッツ工科大学(MIT)の出身のスーパーエリート。英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズの格付けでは、ハーバード大やオックスフォード大を抑えて2021年世界大学ランキングの1位の挙げられている超名門大学です。

◆以来、マウンティングされることはなくなった

驚く男性

 証拠画像を見せて説明すると、S山さんは驚きのあまり口あんぐり。そこに追い打ちをかけるように専攻を聞いたうえで「大学ではどんな研究をしていたの?」などと次々と質問。いつも畑山さんを見下して優越感に浸っている彼ですが、このときは自分がしどろもどろになっていたそうです

「旅仲間が『俺が言うのもなんだけど、社会に出たら学歴なんて関係ないよ』と諭すように言うと、S山はバツが悪そうな表情をしていましたね。本人からは謝罪の言葉が軽くあっただけですが、この日を境に以前のようにマウンティングされることはなくなりました

 ちなみに旅仲間はYouTubeのスカッとした話を見るのが大好き。それで畑山さんの話を聞いてマウンティング返しを思いついたとか。

「私には人より胸を張って誇れるものはあまりないですが、それでも誰かを見下すのは絶対にやめようと思いました。自分は気持ちよくなれても人に恨まれるのは私が一番知っていますから」

 悪意があってもなくても人は誰かと比べたがるもの。勝ち誇った態度を取ったり、上からの目線の発言は控えたほうがよさそうです。

<TEXT/トシタカマサ イラスト/葉月しあ(@shia_lifestyle)>

【トシタカマサ】

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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