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副業選びのポイント「手を出してはダメ」な4つの副業

bizSPA!フレッシュ / 2021年4月22日 18時45分

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副業選びのポイント「手を出してはダメ」な4つの副業

 マーケティング塾を主宰している株式会社マーケティングフルサポートの代表・仙道達也が、コンサル・コーチ・講師業などの「自身の経験や経歴を活かしながらできる相談系副業」についてお伝えしている本連載

副業

※イメージです(以下同じ)

 副業にはどんな仕事を選んだら良いのでしょうか。実は、私には、アフィリエイト、せどり、セールス電話代行といった様々な副業をした過去があります。それらの経験から、今回は「手を出してはダメな副業」を4つご紹介し、副業選びのポイントについてお伝えしていきます。

◆ダメ副業1:「続けると健康を害するような副業」

 手を出してはダメな副業1つ目は、これは当たり前と思われるかもしれませんが「続けると健康を害するような副業」です

 深夜シフトでの肉体労働や、睡眠時間を極端に削る必要があるようなもの、またノルマが厳しいなど、短期的にはある程度お金を稼ぐことができても、長く続けると健康に営業があるようなものは避けるべきでしょう。肉体労働でなくとも、寝る間を惜しんで転売ビジネスを副業でやって体を壊した、という知人もいました。

「副業として長く続け、いずれは独立起業を」と思うならば、健康で長く続けられる副業を選びましょう。

◆ダメ副業2:「好きでない副業」

副業

 次に、意外と陥りやすいパターンとして、「本業よりも好きでないことを仕事にしてしまう」というのが挙げられます。本業の仕事が終わった後や休みの時に副業をするのですから、「趣味よりも楽しいこと」「好きなこと」でないと続きません。やりたくないことを副業にするのはやめましょう。

 私の場合、副業を始めた当時の本業は派遣社員で、コールセンター勤務でした。パソコンのコールセンターだったので、お客様からかかってくる電話は、たいていがパソコンの使い方に関するトラブルシューティングで、お客様の困りごとを聞いてその場で解決するという仕事でした。

 その当時は、本業はお金のためにやっている仕事だと割り切っていたのですが、私が副業でコーチングを始めたときに「あ、もしかして、自分は人の悩みを聞いてアドバイスするのが好きなのかも」と気がついたのです。

 つまり、副業で始めたコーチングと、当時の本業だったコールセンター勤務には“人の悩みを聞いてアドバイスする”という共通点がありました。パソコンのトラブルであっても、私は人の悩みを聞くのが好きだったというわけです。

 副業のコーチングでは、クライアントさんの人生の悩みや仕事の悩みをうかがうことも多く、本業でパソコンの使い方の悩みを聞くよりも、より深くクライアントさんの「人生を変えるお手伝い」をしている、という実感が得られました。私にとって副業のコーチングが「本業よりも好きなこと」であったわけです

 しかも、派遣社員の時給はなかなか上がりませんが、コーチングは自分で価格を決めることができます。それが副業の「やりがい」になり、長く続けることができました。これから副業を始めたい、という人には「いずれ本業にしたいと思うほど好きなこと」をお勧めします。

◆ダメ副業3:「元手がたくさん必要な副業」

 これは多くの人が気づいているかもしれませんが、「元手がたくさん必要な副業」も避けるべきです。店舗を出したり、初期仕入れがたくさん必要だったりする物販のように、設備投資にお金がかかる副業は金銭的なリスクが高まります。

 私も、本の「せどり」に挑戦したことがあります。古本を仕入れて転売するわけですが、利益が出るように差額の計算が難しく利益率が低いので。たくさん稼ごうと思ったらたくさん仕入れなくてはならなくなります。私には向いていない、と早々に諦めてしまいました。

 とはいえ、せどりや物販も、自分が本当に好きなジャンルでやるなら副業も良いでしょう。例えば、私は腕時計や楽器が好きなので、起業した今でも「時計や楽器ならば自分でも物販を楽しんでやれるのではないか」とすら思っています。

 せどりや物販をするには、扱う商材についていろいろ調べなくてはなりません。その調べる作業が苦痛でないなら、むしろ好きなものなので楽しんでやれる副業になります。

◆ダメ副業4:「差別化要素がない副業」

副業

 手を出してはいけない副業、最後の1つは「差別化要素がない副業」です。

 いわゆる「単純作業系」の副業というのは、誰がやっても同じ結果になります。データ入力、文字起こし、肉体労働系などの、いずれロボットやA Iにとって変わられるかもしれない職業を副業にするのは危険です。いくらでも代わりが効く作業というのは、頑張っても他の人と差別化しづらく、時給を上げづらいものです。

 その一方で、初めての副業で「よし、やってみよう!」という時に手を出しやすいのは作業系の副業ですので、「最初の1年くらい」と割り切ってやってみるのもよいかもしれません。そこから徐々に強みを作って、ライター、デザイナー、動画作成などにチャレンジしても良いと思います。必要なスキルを身につけて固定客を見つければ、このようなクリエイティブ作業系でも月10万、20万円くらいなら十分稼ぐことができます。

 ここで、他のライターやデザイナーと差別化するポイントをお伝えしましょう。それは、クライアントの「期待を超える」結果を出すことです

 例えば、あなたが副業でバナーのデザインを始めたとしましょう。バナーを頼まれたからとバナーだけを提出しても期待を超えることにはなりません。バナーと同じテイストのアイコンや、名刺に使えるイラストなども提案できたらどうでしょうか。クライアントから見て「一歩先」の提案ができるクリエイターになれれば、次も発注があるかもしれません。

 あなたが副業ライターだったとして、ウェブ記事を書くとなった時に発注元から言われた記事を書くだけでなく、そこに独自の調査データや統計データを加えたり、読み手に喜んでもらえるエンタメ要素を入れるなど工夫があると、相手の期待を越えることができますね。そうすることで、次からの単価をあげることができたり、継続して依頼が来たりするようになるのです。

◆充実した副業を始めるには…

副業

 私自身は、本業のコールセンターの後に「趣味より楽しい」と思えるコーチングに出会ったことで人生が変わりました。派遣社員なのに「家に帰って早く副業やりたい」という状態になったわけです。

 そんなに簡単に好きなことなんか見つかるわけないと思っている人もいますが、そう言っている間は好きなことは見つかりません。「好きなものがない」というのならば、「嫌いなこと」を挙げてみる、というのもヒントになります。嫌いなことをあげていき、その要素が少ないことを副業でやってみる、というのもいいと思います。

 副業のコーチングが軌道に乗り始めた時、私は自分の人生の目的や才能や得意なことを徹底的に洗い出しました。それが良かったのだと思っています。コーチングで、人の悩みを聞いてアドバイスすることで、「自分が誰の役に立ちたいか? どんな人を助けたいか?」を明確にすることができ、自分の得意分野を極めていくことができたのです。

 副業とはいえ、明確な「目的意識」がなく単にお金のためだけに頑張るのは短期的にはできても長期的にできることではないと思います。もし、あなたが長期に安定する副業をしたいのであれば、「いずれはこれで起業する」というスタンスで始めると、副業としても充実したものになるでしょう。

<TEXT/株式会社マーケティングフルサポート代表 仙道達也>

【仙道達也】

株式会社マーケティングフルサポート代表取締役。起業・独立・集客支援やインターネットによるプロモーション支援を手掛ける。著書『愛されフリーランスのすすめ』(幻冬舎メディアコンサルティング)はAmazon【キャリアデザインの資格・就職部門】1位を獲得

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