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渡辺裕太が語る、今あえて徹&郁恵夫婦と「親子初共演」をする背景

bizSPA!フレッシュ / 2021年9月24日 15時47分

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渡辺裕太が語る、今あえて徹&郁恵夫婦と「親子初共演」をする背景

 俳優・渡辺徹さんと榊原郁恵さんの長男で、俳優の渡辺裕太さん(32)。

渡辺裕太

渡辺裕太さん

 今年9月、初の親子共演を果たします。2010年に舞台初出演、2013年にタレントデビューして以来、実は父とも母とも仕事場を共にしたことはなく、つい先日、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)でやっと父と一緒に出演する姿を見せました。

 共演するのは、「いまさらふたりでpart2 朗読劇『家庭内文通』」。2017年、徹さん&郁恵さん夫婦が結婚30周年を記念して初共演した朗読劇の第2弾で、今回は朗読劇という形です。インタビュー前編では生い立ちについて聞きましたが、後編では裕太さんがいま、初めて両親と共演しようという心境になった背景を探りました。

◆両親と9月の舞台で初共演

――両親と9月末に初共演。マネージャーを通した“正式ルート”でオファーしたという話ですが、なぜこのタイミングで?

渡辺裕太(以下、渡辺):これねえ……。語弊を恐れずに言うと、僕、そんなつもりじゃなかったんですよ(笑)。

――えっ!!?

渡辺:父親が芸能生活40年&還暦っていうことで朗読劇の舞台をやるんですけど、たぶん父親側のスタッフさんが、僕のスタッフさんに声をかけてくれたんですよね。

渡辺さんマネージャー:お話を聞いて、裕太さんに、こういう企画があるようだから、もしこちらからお願いすれば一緒にやらせてもらえるんじゃないかなっていう話をしたら、「できたら嬉しいよね」っていう反応だったので、僕が先方に相談したという流れです。

◆親子共演をこれまで避けてきた理由

渡辺裕太

渡辺:ごめんなさい、僕から話、してましたね(笑)。いやあ僕、正直ずっと受け身で。自分から共演したいと積極的に言ったことはなくて、一切せずに来たんですよ。今度の舞台に合わせて、先日の『徹子の部屋』に父親とテレビに出させてもらったのが画面上初。役どころがついているものでは、舞台が本当に初です。

――これまでにも徹さんや郁恵さんと共演のオファーはあったんですか。

渡辺:本当にありがたいことに、いっぱいありました。でも、デビュー当時から、僕に「まだ一緒に出るっていうことじゃなく、ちゃんと自分の力で頑張りたい」という思いがあって、それが続いちゃって、もはや自分のなかで共演するきっかけがなくて。いろんなお話をいただくなかで、この番組断ったのに、この番組出るっていうのがなかなかできなかったんです。両親からは「裕太が判断しなさい」って言われてたんですけど。

 有名人の子供ということがフックとして機能する場合があるのは事実で、僕も「あるものは使ったほうがいいよ」って何回も言われてきました。でも、それだけになっちゃうのは絶対よくない。今回は父親も還暦だし、僕ももう30歳超えて、いろいろやらせていただいてきたから、ここらへんで1回共演するのもいいかなっていう思いがあったのは確かです。

◆意外と淡々としていた両親の反応

渡辺裕太

――裕太さんが参加する意向を示したときに、徹さんや郁恵さんはどんな反応を?

渡辺:これがねえ…なんにもないんですよね…(笑)。

 うちの家族って、全員割と、自分の人生なんだから自分の好きなように、って思ってるところがあるんです。だから、父親も「おおついに! お前よく言ってきた! よし、がんばろうな!」といったテンションではなく、淡々と「おぅよろしくなっ」みたいな。母親もそんな感じで、特に感慨深いものはなかったですね、全然。僕も、もちろん一緒に出させてもらえてありがたいなとは思いますけど、それ以上は特に(笑)。

――両親と長男が共演することに対して、弟さんの反応は?

渡辺:特に(笑)。でも弟は今、父親と同じ劇団の研修生で、毎日稽古の日々を過ごしてるんです。結構静かなタイプで、じっくりいまお芝居を勉強しているところ。将来続けてやるかどうかはまだわからないですけど。でも、悩んでるでしょうね。このままいくのかどうか、いろいろと。

 僕に相談? ないですね。やっぱり、弟は弟という人間であって、両親とも僕とも違いますし。それぞれって感じなんです、ほんと。

◆終わってから感慨深さを感じるのかも

渡辺裕太

――朗読劇はどんなお話なんですか。

渡辺:岡田惠和さんが本当に素敵な脚本を書いてくださったので、読みながら泣いちゃいました。

『家庭内文通』というタイトルなんですが、夫婦がケンカして、口をききたくないから家の中で文通を始めるんですよね。ニュアンスとしては交換日記かな。紙を介するからこそ書けるような。普段言えなかったことが次々に出てくる。僕も息子役として途中で登場するんですけど、息子との昔話も出てくるなかで、面白かったり泣けてきたりっていう展開になってます。

 ケンカしてる時の、男性がくらう女性特有の言い回しってあるよねとか、でもそれが女性側の本音だし、男性は男性で、どう伝えていいかわからない時に、こう言うしかないよねっていうのが火に油を注いだり……。

 僕はバラエティ番組やニュース番組のリポーターもやらせていただく一方で、やっぱり舞台に立つのは好きで。今でも、本番直前まで「なんでこんなことやってんだろ」って思ったりするんですよね。演出家の方には「お前ほんと下手だな」みたいにすっごい怒られるし、緊張するし、なんでやってんだろうって思うけど、でもやっぱり、お客さんの反応や終わった時の気持ちよさを味わうと、やめられないですね。

 家族共演をしてこなかったとはいえ、周囲からよく言われてきたのは、いつまでも近くに親がいるわけじゃないから、一緒に何か作っておく、残しておくっていうのは大事だよ、ということ。そういう意味では、あ、やっとできたかな……という感じはありますね。稽古は気持ち悪いですけど(笑)、終わってから何か感慨深さを感じるのかもしれません。

<取材・文/吉河未布 撮影/山田耕司>

【渡辺裕太】
1989年生まれ。俳優、タレント。町田市を中心に活動する「劇団マチダックス」を主宰。レギュラー番組「news every.」「所さんの目がテン!」に出演。9月25日に東京・草月ホールにて「いまさらふたりでPart2 朗読劇『家庭内文通』」に親子3人で出演
Instagram:@yutawatanabe0328
Twitter:@pekeraporiizn

【吉河未布】

編集者・ライター。ネットの海の端っこに生きています。気になったものは根掘り葉掘り

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