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児童虐待、子どもの貧困、ヤングケアラー…「自分たちの意見が政策に反映されたなら」子ども条例で中学生が意見交換 新潟市

BSN新潟放送 / 2024年9月25日 19時33分

BSN

児童虐待や子どもの貧困、不登校など子どもを巡る様々な問題について新潟市の中学生が意見を交わしました。大人顔負けの意見とは。

この日、オンラインでつなぎ意見を発表しあったのは市内にある18の中学校です。

子どもが意見を表明する権利や、社会に参加する権利を定めた子ども条例を形にする取り組みとして新潟市が企画しました。

議題の一つとして、社会問題となっている児童虐待を防ぐための取り組みについて話し合いました。
【中学生は】「保育園の場合は先生同士で確認する、ポスターを制作する大人には研修を受けてもらい、子供が相談しやすい環境を作る。そして子供を相談できる時に相談するという意見が出ました」

虐待を繰り返した親から「一時的に親権を奪う」といった厳しい意見も…

また、子どもが家族の介護や世話をするヤングケアラーについては、行政への支援を求めるこんな意見が出ました。

【中学生は】「ヤングケアラー自体を根本的になくしていくことが必要だと思い、新潟市がお金を負担してお手伝いさんを雇うなど、子どもたちが学校へ行ったり遊んだりできるようにするといいと思いました」

司会を務めた亀田西中学校の生徒たちは『住みたいと思う街づくり』について意見を発表。

就職を理由にした転出を食い止めるために…
【意見発表】「働き方改革を推進して働きやすい企業を増やす、起業しやすいように助成金などの制度を設けるという策を考えました」

大人顔負けの鋭い意見が飛び交いました。
【亀田西中学校 酒井悠多さん(14)】「いろんな学校と意見交換をして、その市の人にも聞いてもらえるっていうのはだいぶ貴重な機会だなと思って。もし自分たちの出した意見が反映されたら、もうすごい嬉しい気分になります」

【亀田西中学校 金田日向夏さん(15)】「たくさん大人の人たちと協力をたくさんしたりして、子どもも大人もみんな、ちゃんと1人1人全員に権利がうんとある、よりよい未来、街になっていってほしいなって思います」

新潟市は、中学生の意見をもとに子ども食堂の設置や子どもの居場所作りなど、来年度からの子ども計画作りに役立てたいとしています。

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