《好きなキャスター》羽鳥首位陥落、水卜・枡の日テレ勢に大異変…急上昇したのはあの国際弁護士!

文春オンライン / 2019年12月20日 11時0分

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小川彩佳アナ ©文藝春秋

 2018年に引き続き、2回目となる令和初の「好きな・嫌いなキャスター&コメンテーター」アンケート。様々な出来事があった令和元年のニュースを報じた“番組の顔”の好感度は、この1年間でどのように変化したのでしょうか。

 投票期間は10月17日からの45日間で、13歳から86歳までの幅広い年齢層から、1万492票(男性57%、女性43%)が集まりました。

 今年は新しいメインキャスターも次々に誕生しました。「報道ステーション」(テレビ朝日系)で長年キャスターを務めてきた小川彩佳アナが「news23」(TBS系)に電撃移籍。また、TBSの朝の情報番組では、TOKIOの国分太一に代わり、立川志らくがメインMCを務める新番組「グッとラック!」がスタートしました。ランキングにはどのような影響があったのでしょうか。

 では早速、ベスト20を見ていきましょう(カッコ内は、年齢と主な出演番組)。

災害時も安定感を見せたあの”自虐アナ”がランクイン

 まずは〈好き〉部門のトップ20をカウントダウン。台風などの自然災害も多かったこの1年を象徴するように、10月の台風19号の上陸時に深夜帯から出ずっぱりで最新情報を伝え続けたNHKの高瀬耕造アナが19位にランクイン。その落ち着いた話しぶりは、Twitterのトレンドにも入りました。

 日本テレビの看板「24時間テレビ」でチャリティーランナーも務めた水卜麻美アナは、昨年5位から順位を下げて17位。昨年4位だった桝太一アナも16位にランクダウンで、日テレの報道番組を支えてきた局アナに異変が起きています。

「好き」19位 夏目三久(35・「あさチャン!」TBS系)

「最近は何かと力の入りすぎの感があるキャスターの中で状況判断が的確である」(男・61)

「可愛いいし、華がある。話しぶりが清潔で聞き取りやすい、どんな方にも同じ姿勢で、素直さが感じられる」(女・61)

「好き」19位 桑子真帆(32・「ニュースウオッチ9」NHK)

「ブラタモリの時が良かったので。落ち着いた感じが良い」(女・61)

「NHKらしくないぽわぽわとした雰囲気が好き。お固い内容のNHKの番組に彼女がいると癒やされる」(男・31)

「好き」19位 高瀬耕造(43・「NHKニュース7」NHK)

「朝のニュースから朝ドラ受け、災害時までこなせる安定感抜群のアナウンサー」(女・52)

「たまに挟む自虐ネタが面白いしニュースなどは分かりやすく読んでくれる」(女・27)

「好き」17位 ホラン千秋(31・「Nスタ」TBS系)

「適切な進行、各コメンテーターへの配慮、清潔なスタイル。単なるタレントキャスターとは一線を画し、好感が持てる」(男・49)

「明るく言いたいことをはっきりと言うが嫌みがない」(男・53)

「好き」17位 水卜麻美(32・「スッキリ」日テレ系)

「気取っていなくて自然体。媚びていなくて負けず嫌いな頑張り屋な性格も好き」(女・25)

「日本テレビのかつての大エースの永井美奈子さんや西尾由佳理さんとはまた違った『我が道を行く』姿は、根性あって好き」(男・47)

「好き」16位 桝太一(38・「ZIP!」日テレ系)

「正確なニュースと砕けた内容。安心して見ていられる」(女・55)

「滑舌も良く声も聞き取りやすい! 言い間違えたやミスをすぐ言い直してる」(男・60)

新番組で話題のあの人、ジャニーズ・キャスターも

 15位には、4月から「ワイド!スクランブル」(テレ朝系)のメインMCとなった大下容子アナがランクイン。1998年から同番組に加入して20年支え続けてきた“お昼の顔”はその安心感に票が集まりました。新番組「グッとラック!」(TBS系)でメインキャスターを務める立川志らくも圏外から11位に急上昇しました。

 昨年30位から12位までランクアップしてキャスターとしての存在感を示したのが嵐の櫻井翔。このキャスター業界への進出著しい“ジャニーズ・キャスター”の中でトップとなりました。

「好き」15位 大下容子(49・「大下容子ワイド!スクランブル」テレ朝系 )

「女子アナで冠番組を持っているのが凄い。いつも冷静で気配りも忘れない所が好き」(男・53)

「いつまでも可憐で童顔な大下さんですが、ご自分の意見をしっかりとお持ちで、ビシバシと社会を斬られる意外性に好感を持っています」(女・63)

「好き」14位 青木理(53・「羽鳥慎一モーニングショー」テレ朝系)

「社会派フリージャーナリストながら正義感の視点で事象の是非を述べる事と気取りの無い仕草に好感がもてる」(男・73)

「論理的で言っていることがぶれない。政権に臆することなく、辛辣で的確なコメントを言うのでかっこいい」(女・31)

「好き」13位 中居正広(47・「中居正広のニュースな会」テレ朝系)

「視聴者に近い、まっとうな感覚の人。スポーツ番組でもあえて視聴者に分かりやすくなるよう疑問を振ったりするところはさすが」(女・50)

「五輪キャスター時にも相手のトークを盛り上げる巧みな話術が番組を一段と面白くしている。スポーツ選手へのリスペクトも素敵」(女・47)

「好き」12位 櫻井翔(35・「news zero」日テレ系)

「ニュースのコメントが聞いててわかりやすい。バラエティで見せる顔と全く違った顔がある。しかも良く勉強している」(女・61)

「ジャニーズキャスターのパイオニアであり、発言も素晴らしい。他のジャニーズの皆さんとは全く異なる」(男・50)

「好き」11位 立川志らく(56・「グッとラック!」TBS系)

「正直なところが面白い。忖度したり知ったかぶりするわけでもないから良いと思う」(女・35)

「ワイドショーでのコメンテーターとしての辛口発言が気持ち良かったが、MCになってもそれが弱まっていないのが嬉しい」(男・72)

熱愛発覚の“熱血”コメンテーターもトップ10入り

「好き」10位 小川彩佳(34・「news23」TBS系)

 昨年の圏外からベストテン入りしたのが「news23」(TBS系)の新キャスター・小川彩佳。12月6日の放送では1か月以上国会に姿を見せない菅原一秀前経産相、河井克行前法相について、「仕事をしていなくても歳費は税金から払われ続ける。あっていいことなんでしょうか」と真っ正面から疑問を投げかけるなど、フリーになってさらに正義の弁舌は冴え渡っています。

「自己主張を持ち、ガラスの天井を破るべく努力している」(男・55)

「自分の意思や考え方をきちんと持っているキャスターだと思います。同じ女性としても好感持てる」(女・38)

「女性キャスターの中ではもっとも存在感があり、よく勉強もしていて自身の考えが見受けられるので信頼がおける」(男・37)

「好き」9位 松本人志(56・「ワイドナショー」フジテレビ系)

 9位は、吉本の闇営業問題で、大﨑洋会長や岡本昭彦社長に直談判した様子をいち早く、自身の番組「ワイドナショー」(フジ系)で報じた松本人志。昨年の46位から大きく順位を上げました。

「感性や言葉のチョイスにひきこまれる」(女・54)

「自分の所属している会社の騒動を笑いにかえるところがすごい」(女・34)

「本音を上手にいう、コメントのお手本」(女・55)

「本音でしゃべるから面白い。関西の宝、やしきたかじんを思い出す」(男・56)

「好き」7位 玉川徹(56・「羽鳥慎一モーニングショー」テレ朝系)

  美容外科の美人女医との熱愛が発覚 した玉川徹は、昨年と同じ7位。12月11日の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレ朝系)では、「桜を見る会」について、「(関連文書がないとする安倍政権について)あったものをなかったものにする症候群という病理です。病理だと思いますよ、この政権の!」と語るなど、その舌鋒鋭いキャラクターに票が集まりました。

「何かおもしろい。母子でファンです」(女・48)

「テレ朝の社員ながら歯に衣着せぬ物言いで気持ちがいい。話してる内容はさておき羽鳥さんとのやり取りもユーモアがあり、朝から元気が出る」(女・28)

「時にピント外れの発言もあるが、自分の考えを自分の言葉で語るから」(男・67)

「いい具合の熱量が心地いいです。コメントも賛成できる内容が多い」(男・56)

「好き」7位 八代英輝(56・「ひるおび!」TBS系)

 同じく7位に入ったのは、昨年38位だった国際弁護士の八代英輝。堪能な英語力で国際的な問題にもクールな対応ができる様子に票が集まり、すっかりMCの恵俊彰と並んで「ひるおび!」(TBS系)の顔になっています。

「さすが元裁判官・弁護士。コメントの内容に筋が通っている」(男・69)

「弁護士でありながら、番組では外交問題などリスクを恐れず積極的に発言するところ。無責任な発言でなく、論理的であり視聴者も納得いく」(男・60)

「正論をきちんと言っている。理路整然と話をわかりやすく伝えてくれるのでわかりやすい」(女・53)

「知的でいてお高く止まっておらず、お茶目な一面も。あらゆる話題に対して、説得力のあるコメントを披露してくれる、とても頼れる存在」(女・48)

「好き」6位 辛坊治郎(63・「ウェークアップ!ぷらす」日テレ系)

 6位に入ったのは辛坊治郎。最近話題になったのは「野党はバカ」発言。「桜を見る会」に関連してのコメントだが、局側から謝罪コメントを求められると、「バカ発言は謝れと来ましたが謝りません!」と強弁しました。

「緩急の使い方がうまい。時々、ヒートアップするところも人間的で好感が持てる」(男・61)

「結構、言うことは言ってくれるから。見ていて気持ちいい」(男・42)

「東京のキー局コメンテーターでは絶対言わない独特のコメントが冴えている」(男・68)

「上から目線で辛辣なコメントも小気味よく、関西出身でないのに関西で人気があるのは納得のキャスター」(女・54)

前回トップの「朝の顔」を抑えたのは?

「好き」5位 加藤浩次(50・「スッキリ」日テレ系)

 吉本の闇営業問題で、大﨑体制を批判して退社まで口にした加藤浩次が5位にランクイン。「加藤の乱」から一転、吉本残留を決めた際には批判もありましたが、結局は前回より4つも〈好き〉部門の順位を上げた形となりました。

「同年代目線でのコメントに親近感が湧く」(男・52)

「自分の考えを相手が誰であろうと忖度なくハッキリ言うところ」(女・50)

「コメントに嘘がないから。頭の回転も速いから見ていて楽しい」(女・40)

「少し暴走するところはあるけど真剣に仕事に向かっている姿勢が好き」(男・28)

「『そこが聞きたいんじゃないんだよね』と思っていることを聞いてくれたり『そこそこ!』と思うことも言ってくれる。まさに『スッキリ』!」(女・50)

「好き」4位 有働由美子(50・「news zero」日テレ系)

 2018年10月から「news zero」(日テレ系)のメインキャスターを務め、すっかり“日テレの夜の顔”として定着。来年の日テレ系列の五輪キャスターを務めることも決まった有働由美子が4位。前回の13位から大きくジャンプアップしました。1998年の長野オリンピックを含めて7回目の現地キャスターを任されるベテランには、NHK時代からのファンも多いようです。

「民放へ移って時間がたち、ようやくなじんできて、NHK時代の持ち味が戻ってきた感がある」(男・54)

「すごく優しさを感じられるから。その上知的だし明るくてずっと見てたい」(女・39)

「やっぱり安定感。ちょっとしたミーハーっぷりも微笑ましく思えます」(女・52)

「明るく知識もバランス感覚もあって人柄に誠実さを感じられる」(男・57)

「女性らしさを感じつつも、中性的な魅力の持ち主だと思います。安心して番組を見ることができます。臨機応変なところが信頼を持てます」(女・50)

「好き」3位 池上彰(69・「池上彰のニュース そうだったのか!!」テレ朝系)

 3位に入ったのは、わかりやすいニュース解説でおなじみの池上彰。丁寧な話し方で視聴者を引き付ける一方、選挙報道では政治家に鋭く切り込む……今年も自在な語り口は健在です。

「抜群の信頼感と斬り込みの良さ、分りやすさを兼ね備えたキャスターはこの人しかいない」(男・54)

「NHKの確かな発音と、わかりやすく解説する下準備の確かさ」(女・55)

「子供にも分かり易く丁寧に解説してくれる」(男・50)

「平易な説明と公平公正な論調に好感がもてる。あらゆる世代に対して配慮がある」(男・51)

「この人の話はちゃんと入ってくる。声のトーン、話し方、話すスピード全てがいい」(女・45)

「無駄なことはほとんど話さず的確にポイントを突いてくるのがいい。優しい語り口の中に思わずはっとさせられることが多い。自分のうんちくの大半は池上さんから教わった」(男・46)

「好き」2位 羽鳥慎一(48・「羽鳥慎一モーニングショー」テレ朝系)

 昨年トップの羽鳥慎一は今年は2位。寄せられたコメントを読み解くと、〈好き〉ランキング7位の玉川徹、14位の青木理、さらには石原良純、長嶋一茂ら“クセの強いコメンテーター”を手玉に取りながら、番組を進行する“試合巧者”ぶりに票が集まりました。

「最近は日テレの色が抜けているように感じます。仕切りは抜群です。長嶋一茂さんや玉川徹さん相手にひるまない対応はさすが!」(女・50)

「業界随一の安定感。他のコメンテーターの失言でも上手くカバーできる」(男・68)

「同席しているコメンテーターが場違いなことを話しても上手に軌道修正する力は大したもの。おばさまだけでなく、サラリーマンの目線から見ても『さすが』と大きく頷いてしまう」(男・46)

「意見が偏らないよう、攻撃的な意見ばかりにならないようバランスを取った発言をされていて安心出来る。かと言って、ただなぁなぁにしている訳でもなく、きちんと問題提起はされていて素直に凄い」(女・30)

「上手く周りの人の意見をまとめていて、芸人や女優などを相手にしても対応が完璧でスゴい」(男・19)

「好き」1位 安住紳一郎(46・「新・情報7daysニュースキャスター」TBS系)

 令和最初の好感度1位キャスターに選ばれたのは安住紳一郎。昨年3位から首位を奪取しました。評価されていたのは「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)でのビートたけしとのやりとり。ほかの出演者への巧みな切り返しも視聴者から支持されています。

 ちなみに、12月15日のラジオで、安住アナは、アナウンサーランキングについて「やめにしていただきたい」と苦言。ランキングを意識したアナウンサーが「あらゆる方向に全方位外交になっている。アナウンサーはそういう仕事ではなくて、嫌われると思っても言わなくちゃいけない一言はある」と主張しました。そんな「本音」で仕事に向き合っている姿も人気に繋がっているようです。

「清潔感のある見た目で、頭の回転が速く、誰に対しても同じ態度で接するところに好感が持てる」(女・35)

「返しが上手い、どんな内容にも食い込んでいけるところ」(女・59)

「硬軟使い分けて、嫌みなく進行できるし、人に失礼が少ない。ビートたけしの扱いは絶妙」(女・65)

「誠実、実直な司会進行ができて安心して見ていられる」(女・28)

「男前なのに、ぼーっとしている所」(男・69)

「ラジオでの博識というか、そんなことまでよく知っているなというオタク気質も好ましい」(女・49)

 

22位から50位のランキングは

ちなみに、〈好き〉部門22位から50位のランキングは下記の表の通りでした。

《嫌いなキャスター》ミヤネが圧倒的V2。「落語界の刺客」と「朝の社会派コンビ」が三つ巴の乱戦 へ続く

(「週刊文春デジタル」編集部/週刊文春デジタル)

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