ひょうきんアナから報道キャスターに転身して20年……長野智子「降板」の裏事情

文春オンライン / 2020年7月26日 11時0分

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専修大学の特任教授も務める長野智子氏 ©共同通信社

 フリーの女性キャスター受難の時代か。安藤優子(61)の「直撃LIVE グッディ!」(フジ)終了に続き、「サンデーステーション」(テレ朝)のキャスターを務める長野智子(57)が、9月一杯で降板することが判明。小木逸平(46)、森川夕貴(26)の局アナコンビにバトンタッチする。

「コロナの影響でCM出稿が少なくなり、情報番組も制作費の逼迫が深刻。真っ先に手を付けられるのが出演料で、長野降板はコロナの煽りを食らったリストラといえる。ネット上の惜しむ声に対し、本人はツイッターで『温かいメッセージありがとうございます』と感謝を表明。だが約20年、実質的にテレ朝専属だっただけに、心中穏やかならぬものがある筈」(放送記者)

 上智大学卒業後の1985年、「楽しくなければテレビじゃない」を掲げ、バラエティ路線を歩む只中のフジテレビに入社した長野。2年目には「オレたちひょうきん族」の3代目“ひょうきんアナ”に抜擢された。

「本人は報道志向だったが、不本意な仕事でも真剣に取り組み、演出とはいえ番組でセクハラされると本気で相手を蹴とばすなどの真面目さが受けた」(芸能記者)

 商社マンとの結婚を機に27歳で退社し、古舘伊知郎擁する古舘プロジェクトに所属。渡米を経て2000年、「ザ・スクープ」(テレ朝)キャスターに就任した。以降12年にわたり、メインの鳥越俊太郎の隣に座ることになる。

堅実だけど華は今一つ……今後の身の振り方は?

「古舘がテレ朝出身だったことから、古舘プロジェクトとテレ朝の関係は強固だった。長野のキャスターぶりは“ザ・堅実”。海外取材もこなす一方、必要以上に出過ぎない姿勢が鳥越にも評価された。“オヤジあしらい”がうまく、田原総一朗の『朝まで生テレビ!』でも8年間司会を務めたように、うるさ型の男性司会者も任せられる安心感は貴重」(テレ朝関係者)

 元ひょうきんアナという、真面目一辺倒にならないイメージも味方した。

「だが番組を背負う“華”という点では今一つだったのは事実。16年に古舘が『報道ステーション』を降板して以降、古舘プロジェクトとテレ朝が疎遠になったのも、長野にとっては痛かった」(同前)

“サンステ”降板で地上波レギュラー番組がなくなる長野。身の振り方を民放制作担当者が予想する。

「バラエティは本人も今更やるつもりはないはず。報道も、テレ朝のイメージが強いだけに他局はすぐには使いづらい。ギャラさえ折り合えばテレ朝系のネットテレビ・ABEMAか、BSのキャスターが有力」

 地上波ばかりがテレビじゃない!?

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年7月30日号)

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