森泉もオスカーを10月で退社! 剛力、米倉、忽那……“流出ドミノ”が止まらない

文春オンライン / 2020年9月11日 18時0分

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9頭身のスタイルを誇るモデルの森泉 ©文藝春秋

 所属タレントの退所が相次いでいる芸能プロダクション「オスカープロモーション」で、タレントの森泉(37)が10月で契約を満了し、更新しないことが「文春オンライン」の取材でわかった。“稼ぎ頭”であった 米倉涼子 をはじめ、 忽那汐里 、岡田結実、 ヨンア 、 剛力彩芽 、福田沙紀、 リサ・ステッグマイヤー、長谷川潤、 堀田茜、紫吹淳、草刈民代など、この1年で数多くの有名タレントが同社を去っている。

 森は世界的なファッションデザイナー・森英恵(94)の孫で、同じくモデルの森星(28)を妹に持つ、元祖“セレブモデル”だ。

「由緒正しい家柄の森家はパリの社交界に出席することもあるほどの家柄です。ただ、森泉さんはプライベートでその家柄をひけらかすような雰囲気はありません。むしろ誰に対してもフランクに話しかけ、テレビとプライベートのギャップなどもない森さんの評判はかなり良いです。テレビなどでも大御所タレントたちに対してタメ口を使う森さんですが、それでも許される“愛されキャラ”が人気の秘訣なのでしょう」(テレビ局関係者)

 2018年3月31日には一般人男性と結婚し、同年6月に女児を出産している。

「旦那さんは40代の寺院の住職さんです。交際スタートから約1年で、結婚まで進んでいきました。出会いのきっかけは森さんが飼っていたペットが亡くなった際の葬儀だったそうです。動物が大好きな森さんはペットの葬儀にも力を入れていた。そこで頼んでいたのが、今の旦那さんだったのです。現在、森さんは旦那さんと住むお寺で、犬やナマケモノ、豚、鳥など約30匹ものペットを飼っているみたいですね」(同前)

バラエティで活躍してもオスカーでは評価されない

 森は所属事務所のオスカータレント中では、数少ないバラエティ番組で活躍できるタレントである。

「森さんは現在テレビ番組『おしゃれイズム』(日本テレビ系)で司会を務め、『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)では、泥臭くドリルなどを使いDIYで住宅をリフォームする企画が人気を博しています。9頭身のスーパーモデルかつセレブタレントでありながら、大工仕事に没頭するイメージとのギャップがウケたのです。

 オスカーにはかつて、バラエティ部門が存在しましたが2019年5月で完全廃止されています。現在、オスカーにはバラエティで活躍するタレントは森さんの他に藤田ニコルさん(22)などがいますが、事務所としてはバラエティにはあまり力を入れていません。というのも、古賀誠一会長(80)の意向で映画やドラマに力を注ぎたいのです。ですから、女優やモデルには力を入れるのですが、バラエティには会社としてあまり興味を示さない。森さんがバラエティで大活躍しているにもかかわらず、事務所の中では大して評価が高くないのです」(同前)

 オスカーは今年の3月下旬、古賀氏が会長に就任し、石川薫氏が新社長に就任した。それに伴い古賀氏の娘婿である堀和顕氏が、実権を握るようになった。文春オンラインでは、 これまでの経緯 を詳しく報じてきた。

「古賀会長の娘と娘婿が、実権を握ることで経費削減に大ナタを振るうようになりました。それにより社員は会食などの経費がほとんど使えなくなった。堀氏はマネジメントなどの現場に出たことがなく、現場の雰囲気がわからない。テレビ局関係者らとの会食も『必要ない』と考えているのです。

 そんなことをやっているから、業界でのオスカーの影響力はかなり低くなってしまった。米倉さんら看板女優の流出も大きいですが、社員たちもベテランを含めてどんどん辞めていっている。大量離脱した社員たちは同じ芸能界に散らばり、200人前後いた社員も約半分になったそうです。さらに、一部の“できる社員”が退社し、その社員について行く形でタレントが移籍してしまうということもあった。草刈民代さんがまさにそのケースです。10月以降も社員の流出はまだ続くと見られています。

 多くの芸能事務所では、タレントとマネジャーの癒着を防ぐために定期的にマネジャーを交代します。しかし、オスカーでは長期間にわたって同じタレントに同じマネジャーがついていた事例がいくつもありました。ヨンア、長谷川潤、リサ・ステッグマイヤーなどがそうですが、結果としてマネジャーとセットで“流出”してしまったのです」(芸能界関係者)

 今回、森が退所に至った原因は、堀夫妻が進める経費削減が大きく影響しているという。

大事なスタッフを“出入りの業者”扱いするコストカッター夫妻

「森さんは、天真爛漫に見えて意外と仕事はしっかりしているんです。受ける仕事は大体、自身で内容を確認して決めていますし、その際、スタイリストやヘアメイクも本人が信頼して長年付き合っている人を選んでいます。森さんのモデルとしてのこだわりをわかってくれている、そうしたスタッフのバックアップがあるからこそ、彼女の“美”はクリエートされているわけです。スタイリストやヘアメイクとの信頼関係は一朝一夕に築けるものではありません。森さんのようなモデル出身のタレントにとってはとても大事な要素なのです。

 しかし、堀夫妻はそんなスタイリストやヘアメイクを“出入りの業者”のように扱い、ギャランティの額についても渋チンなのです。支払いが遅れていた時期もあった。森さんが依頼しているスタイリストやヘアメイクは、ほぼ森さん専属のようなものですから、その現場でのギャラはメインの収入とも言える。スタイリストたちのギャラはオスカーが支払うケースも多いわけですが、滞ったりしてその関係が悪くなると、森さんとしても立場がなくなってしまう。

 森さんは新体制のオスカーに嫌気がさしたのだと思います。彼女はお金に困っているわけでもないし、独立してもタレントとして十分やっていける実力を持っている。本人としても契約を更新する意味も見出せなくなってしまったのでしょうね」(同前)

 かつては「美の総合商社」との名前を欲しいままにし、日本のモデル界、芸能界を支えてきた名門芸能プロが、いまガラガラと音を立てて崩壊している。ジャニーズ事務所では、 藤島メリー泰子氏がついに会長を退いた が、はたして“世代交代”は成功するのか。一代の鬼才が築き上げた“帝国”は世襲の末に“長寿企業”に生まれ変わることはできるのか——。

 オスカーに事実関係の確認を求めたところ、森泉については「契約更新のタイミングに伴い現在話し合いを進めている最中でございます」、スタイリストやヘアメイクへのギャランティについては「支払いをしております」と回答した。

 9月11日(金)21時から放送の「 文春オンラインTV 」では、担当記者が本件について詳しく解説する。

(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))

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