元欅坂46・長濱ねる「空白の1年」の真実 人気バンドボーカルと「結婚前提の真剣交際」、そして……

文春オンライン / 2020年10月10日 17時0分

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長濱ねると井上竜馬 Ⓒ文藝春秋 撮影細田忠

 元欅坂46の長濱ねる(22)が芸能界に復帰して3カ月が経つ。

 7月7日に「セブンルール」(カンテレ・フジテレビ系)のMCとして電撃復帰。その後も雑誌「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)での連載開始やラジオ、モデル業など順調に活躍の場を広げている。1年以上の空白などまるでなかったような活躍だ。

 しかし、2019年7月の突然の卒業と2020年7月の突然の復帰には、知られざる理由があった。長濱が結婚さえ考えた、ある人気バンドのボーカルとの大恋愛が——。

お相手は「少年のような透明な声の持ち主」

 長濱の“空白の1年”を知る人物・A氏が、匿名を条件にこう話す。

「実は、長濱さんはSHE'Sのボーカルの井上竜馬さん(28)と交際していました。欅坂を卒業したのも、交際を運営に知られたのがきっかけです。運営に『別れるか、卒業するか』という二択を突きつけられ、井上さんを諦めきれなかった長濱さんが卒業を選んだんです。

 長濱さんは普段はおっとりしていて、口癖は『自分なんかが……』と、自己主張も控えめですが、こうと決めたらテコでも動かない。そのくらい、井上さんに対して本気だったのだと思います」

 SHE'Sは「あつまれどうぶつの森」のCMソング「Letter」も手掛けた人気ロックバンド。井上はそのボーカル兼キーボードであり、すべての曲の作曲・作詞も担当するバンドの中心人物だ。柔らかい雰囲気のイケメンで、少年のような透明な声の持ち主でもある。

“匂わせ”行為と思しきSNSも……

 2人の関係の始まりは、2017年にまで遡る。

「2人が付き合い始めた時期は正確にはわかりませんが、2017年の前半には互いの存在を意識する関係になっていたようです。その年の3月には、けやき坂の初めてのワンマンライブのリハーサルで、長濱さんがSHE'SのバンドTシャツを着ていたのが印象的でした。当時は、ブログにも同じTシャツで撮った写真をアップしたりしていました。気分が高ぶって好きな気持ちを隠しておけなかったのでしょう。いま思えば、ほとんど“匂わせ”行為ですよね。井上くんがそれにSNSで反応したこともありましたから。その後、グループ在籍中に真剣交際を始めたのです」(A氏)

 長濱にとって井上の存在はまさに“太陽”だったという。長濱の欅坂46での歩みは、常に「孤独」と隣合わせだったからだ。

《女子の世界の難しさに直面したこともありました》

「長濱は長崎・五島列島の出身です。アイドルになるにあたり、17歳で長崎から上京してひとり暮らしを始めた。兄と姉が1人ずついる3きょうだいの末っ子で、生来、寂しがり屋なんです。グループのメンバーたちに囲まれているとはいえ、基本的には皆ライバル。東京での生活は、寂しかったと思います。孤独を抱え込んでしまうタイプなんです」(欅坂関係者)

 ソロ写真集「ここから」(講談社)のあとがきでは、小学校2年生で引っ越した長崎市内の小学校になじめなかったことをこう告白している。

《いきなり転校した大人数の学校にうまく馴染むことができなくて……。それで、私も心を閉ざしてしまったので、クラスの中で浮いているのかなと思うときもありました。(中略)これはいまだにコンプレックスなんですけど、『声がぶりっ子してる』とかそういうことで反感を買ってしまったり、女子の世界の難しさに直面したこともありました》

「学校では苦労したようですが、教師の両親に育てられたこともあって根が真面目で、中学時代にはアメリカへホームステイしたりもしていました。勉強はかなりできる方で、高校は長崎有数の進学校。入学後はかなり真剣にクイズに取り組んで、県大会の決勝まで勝ち上がっています。アイドルとしては珍しいタイプかもしれませんね」(前出・欅坂関係者)

けやき坂でも欅坂でも“ひとりぼっち”

 欅坂46加入の経緯も長濱は「異例」だった。2015年の欅坂1期生オーディションの最終審査を母親の反対で棄権し、一度は不合格に。しかし本人の希望を受けて父親が運営に相談した結果、長濱1人だけの「けやき坂46」が結成された。その後オーディションで11人が加入して本格的にグループ活動が始まったが、この“ひらがなけやき”の位置づけについて、運営のトップである今野義雄氏はこう表現している。

《ひらがなはもともとアンダー的な位置ではなく「長濱ねるのために仲間を作ってみてはどうだろう?」という秋元先生のアイディアが根本にあります。だから「自分たちは何者なのか」と自問自答する宿命を背負ったグループなんです》(「Quick Japan」2018年1月号)

「けやき坂で長濱さんは最初から別格扱いでした。欅坂にも2ndシングル『世界には愛しかない』以降、兼任で合流しましたが、そこでも“特別枠”。もともと引っ込み思案で、同期もいない彼女は、どうしても“ひとりぼっち”になりがちでした。しかも欅坂はメンバーの結びつきが強くて同調圧力も強い、よくもわるくも“女子校”的なグループ。激しいいじめや嫌がらせにあったメンバーもいたようですし……」(前出・欅坂関係者)

 既報の通り、2017年の秋、欅坂の5枚目のシングル「風に吹かれても」発売前に平手友梨奈が起こした「欅坂+けやき坂合同選抜“拒否”事件」をきっかけに、“ひらがな”と“漢字”の2グループの兼任が事実上許されない状態となり、長濱は苦悩の末に欅坂への専任を選択した。

人気が出るほど、長濱はグループで孤立

 それでも、グループ内での孤立とは裏腹に、ファンは長濱を支持した。

「AKB48グループと乃木坂46や欅坂46の坂道グループから人気若手メンバーを選抜した『坂道AKB』の楽曲『国境のない時代』では、SKE48の松井珠理奈(23)、HKT48の宮脇咲良(22)、乃木坂46の齋藤飛鳥(22)らがいる中で、長濱はセンターを任せられました。写真集『ここから』は、現在までに22万部を突破、これはソロ写真集としては、欅坂の中でダントツです。欅坂の“裏センター”とも呼ばれていましたが、それどころか、実情は平手との“2枚看板”というべき状態でした」(芸能関係者)

 しかし皮肉なことに、長濱の人気が出れば出るほどに、グループ内での孤立は深まっていった。欅坂は“カリスマ”平手友梨奈を絶対的な頂点に戴くことでギリギリのバランスを保ってきたグループであり、その歪んだ構造に過剰適応した数人のメンバーが、“平手原理主義”とも言える状態に陥っていたのだ(「 【脱退の真相】平手友梨奈が全メンバーを前に「欅坂+けやき坂」合同選抜を拒絶! “因縁の相手”長濱ねるが… 」)。

救いは“ほとけーず”と志田愛佳

 前出の欅坂関係者も、その頃のグループの“歪み”をよく記憶しているという。

「2017年頃のグループ内の空気は最悪でした。人気が急上昇するメンバーに対して、嫉妬心や平手中心の体制を崩されるという恐怖を感じた初期メンバーがいて、中でも長濱さんや今泉(佑唯)さんはその標的にされていました。今泉さんをいじめていた中心的な5人は、後にファンの間で “いじめファイブ” と呼ばれるように。化粧品や小物を隠すのは日常茶飯事、時には靴や服も無くなったそうです。

 長濱さんも、他のメンバーに面と向かって『個人活動よりグループ活動を優先すべき』と強い口調で言われたりしていたようです」(「 悲痛告白 欅坂46・今泉佑唯“卒業の真相”は陰湿イジメだった 」)。

 他のメンバーもいじめを見てみぬフリをする中で、長濱にとって数少ない心を許せる仲間が、3人ユニット“ほとけーず”で仲間だった渡辺梨加(25)や長沢菜々香(23)、そして志田愛佳(21)だったという。

キューピッド役は志田愛佳

「長濱さんと志田さんは同い年ですが、タイプは真逆。おっとりした長濱さんが、“姐御肌”の志田さんによく相談をして、すぐに打ち解けたようです。2人で出かけることも多く、(2018年4月9日に)志田さんが生まれ育った新潟へ2人で旅行に出かけ、有名公園での夜桜祭りに行っています。

 しかも志田さんは新潟で、家を行き来する仲の男性や地元の友人たちを長濱さんに紹介しています。これは2人が相当信頼しあっていたことの証拠だと思います。卒業後も2人で食事に行ったりしているようです」(別の欅坂関係者)

 そして、長濱と井上をつなぐキューピッドの役割も果たしたのも、他ならぬ志田なのだという。

 志田は欅坂の中で特に社交的で、芸能界での交友関係が広い。井上とも芸能人御用達の渋谷の古着屋コミュニティで知り合い、長濱と引き合わせたのだ。

売れていなかった井上に長濱が食事を奢ることも

 A氏が続ける。

「長濱さんは最初、別のモデルのことを好きだったようですが、フラれたような形になり、しばらくして井上さんと付き合うようになりました。井上さんを好きになってからも長濱さんが片思いしている時期が半年くらいあり、あれだけのアイドルでも恋愛がうまくいかないことはあるのだなと意外に思いました。

 2人が付き合いはじめた2018年頃はSHE'Sがそこまで売れていなくて、長濱さんが井上さんに食事を奢ったりすることもあったそうです。ただ一般的には遊び人の多いバンドマンのイメージとは違って、井上さんは女性に対しては真摯で、遊んでいる話は聞いたことがありません。長濱さんともちゃんと付き合っていたと聞いていました」

 プライベートでは井上との交際が順調に進む一方、グループでは長濱の孤立は深まっていった。志田は新潟旅行の直後に活動を休止し、2018年11月16日に卒業。その直前の11月4日には“いじめファイブ”の標的になっていた今泉も卒業し、矛先は長濱に集中していくことに。

黒い羊での「謎の3列目事件」

 長濱にとっては志田の紹介から実現した井上との交際が、唯一の心の支えだったようだ。しかし2019年を迎えた頃には、2人の交際は運営の知るところとなってしまう。そして2019年2月27日発売の欅坂の8枚目のシングル「黒い羊」で、“事件”は起きた。

 長濱が、前からはほとんど見えない「3列目」に配置されたのだ。これがファンの間でも語り草になっている、「謎の3列目事件」である。

「長濱はそれまで常にフロントで、“裏センター”と呼ばれる平手の真後ろの重要なポジションを任せられることも数多くありました。なので、彼女が欅坂で平手に次ぐナンバー2だというのは、グループ内外での共通認識でした。それが唐突に3列目に“格下げ”されたのですから、ファンも現場もざわついていました。『秋元さんの機嫌を損ねたのではないか』というような憶測も飛び交っていましたが……」(スポーツ紙記者)

「別れるか、卒業するか」

 そして「黒い羊」発売直後の3月7日、ついに長濱は公式ブログでグループからの卒業を発表。「3列目事件」の真相は明らかにされないまま、長濱はグループを去ったのだった。だがその背後では、井上との交際を巡って長濱と運営との間で熾烈な駆け引きが行われていた。

「井上さんとの交際を知った運営が、長濱さんに『別れるか、卒業するかどちらかを選べ』と迫ったのだそうです。平手さんの精神状態が不安定な中で、長濱さんの人気は欅坂の生命線だったはず。とはいえ男性問題がきっかけで志田さんが卒業した後だけに、長濱さんの交際を黙認することはできなかったのでしょう。

 ただ、運営は長濱さんがまさか卒業を選ぶとは考えていなかったはず。長濱さんの、一度こうと決めたらテコでも動かない頑固な性格を、運営は見くびっていたのかも知れません」(A氏)

 そして卒業を選んだ長濱は、2019年7月30日の卒業イベント「ありがとうをめいっぱい伝える日」、翌31日のラジオ「長濱ねるのオールナイトニッポン」を最後に活動を休止。復帰の可能性や時期については全くの未定だった。

長濱は「タイミングがあえば結婚したい」

 芸能界を離れた長濱は井上と都内で同棲生活を送り、夢である図書館司書になる勉強をするために4月からは大学へも通い始めるなど、新たな生活をスタートさせていた。“恋する乙女”だったその頃の長濱は、なんとも幸せそうだったとA氏はいう。

「欅坂と天秤にかけてまで井上さんを選んだわけですからね。長濱さんは周囲にも『タイミングがあえば結婚したい』と話すほどの真剣モードでした。さらに、2人が付き合いはじめた頃からSHE'Sの人気も上がり、全てが順風満帆に見えた。ですが、若い2人に何があったのか、今年の5、6月には別れてしまったようなんです。長濱さんは男性との交際経験もほとんどなく、同棲にかんしては初めてだったでしょうから、いろいろな局面で理想と現実にはギャップがあったのかも知れません。

 それだけに、長濱さんはいままさに失恋直後のダウナーで、あまり仕事にも身が入らないようです。見るからに井上さんとのことを未だに引きずっています」

「プライベートなことに関しては本人に任せております」

 根強いファンを持つ長濱の芸能活動再開は、事務所にとってもテレビ番組や雑誌にとっても渡りに船。事務所が長濱との契約を継続状態にしていたことも、スムーズな芸能活動再開に貢献した。実際にオファーは殺到し、仕事はいたって順調な再スタートに見える。

 しかし、ネットに溢れている「『セブンルール』などでも以前の弾けるようなねるの笑顔が見られない」というファンの心配は、まさに的中していたようだ。本人の精神状態は回復しきっていないのだ。

 一方の井上は過去に、音楽サイト「DE COLUM」のインタビュー(2019年2月8日付)で、自身の過去の恋愛についてこう語っている。

「自分のことを好きじゃなくなった相手に、『好きでいてよ』って言っても仕方ないじゃないですか。自分が言われても『めんどくさいな』って思うし」

「(別れると)落ちこみますよ。でも、落ちこんでから『絶対に忘れてやらねえ!』って曲にします(笑)」

 SHE'Sの所属事務所「スピードスター・ミュージック」に事実関係の確認を求めたところ、「プライベートなことに関しては本人に任せておりますので、こちらから回答できることは特にございません」との回答があった。

 長濱ねるの所属事務所「Seed&Flower」からは期日までに回答はなかった。

(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))

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