次戦が暗礁に… ボクシング世界王者 寺地拳四朗が車ボコボコ破壊で警察沙汰
文春オンライン / 2020年11月25日 16時0分

関西大学時代に頭角を現した ©共同通信社
プロボクシングWBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(28)。12月に予定されている防衛戦が、彼の警察沙汰によって暗礁に乗り上げていることが「週刊文春」の取材でわかった。
寺地は2014年にプロデビュー。17年に王座を奪取して以降、国内現役最多の世界戦7連続防衛中だ。17戦17勝(10KO)という戦績を誇り、今年6月の米メディアによる格付けランキングでは、3階級を制覇した井上尚弥(27)より高評価を得ている。
だが、同級1位の久田哲也(36)を迎えての8度目の防衛戦(12月19日・エディオンアリーナ大阪)が内定したのちの今年7月、寺地が事件を起こした。ボクシング業界関係者が明かす。
「仲間と泥酔し、1人で帰宅途中に豊洲のタワーマンションに不法侵入。車庫に止めてあった住人の車をボコボコに破壊したのです。警察の取り調べに、寺地は犯行を認めたそうです」
この関係者によれば、寺地は被害者に示談を持ちかけたが、現在に至るまで不調。結局寺地サイドは「示談が済んでから試合出場を決める」と次戦の主催者に伝達。正式発表が宙に浮いたままの状態だという。
週刊文春の質問に対し、寺地の所属ジムの会長であり父親の寺地永氏は、警察沙汰になっていることを認めた。その後、寺地の弁護士は、「都内マンションで他人の車を破損させた事実、警察から事情聴取を受けた事実はあります」とし、総額300万円の示談金を提示するも合意に至っておらず、また、直接の謝罪も拒否されていると回答。次戦については、「現在、調整中」としている。
事件の内容や、事件が呼んでいる波紋など、詳しくは11月26日(木)発売の「週刊文春」で報じている。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年12月3日号)
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