ソフトバンク内川聖一「ヤクルト内定」……工藤監督との“確執”、移籍のウラに“ある女性”
文春オンライン / 2020年12月1日 6時0分

内川聖一 ©文藝春秋
10年間在籍したソフトバンクの退団が決まった内川聖一内野手(38)。地元九州出身だけに将来の幹部候補と目されていたが、プロ入り20年目で初の「一軍出場なし」という“屈辱”に堪忍袋の緒が切れたようだ。
「二軍では3割2分7厘と高打率をマークしており、『1打席もチャンスを貰えなかった。野球を辞める決心がつかない』と憤っていた」(ソフトバンク番記者)
昇格させてもらえなかった背景には、工藤公康監督との“確執”があった。
「職人気質の内川は、以前から自分の打撃に納得がいかないとベンチ裏の壁を殴ったり、テレビカメラに映るところで道具を叩きつけたりと、チームの雰囲気を悪くすることが何度もあった。また2015~18年の主将時代には選手起用や采配に関して監督に意見することもあり、正直、煙たがられていました」(同前)
そんな内川に対し、巨人や中日も興味を示していたが、既にヤクルトへの移籍が“内定”しているという。
「交渉解禁となる12月7日のトライアウト終了と同時に入団交渉を行う構えで、横浜時代に着用した背番号『2』も用意しているようです」(ヤクルト番記者)
各メディアは「出場機会に飢えた内川と強打の一塁手を求めるヤクルトの方向性が一致」という報じ方をしているが、このヤクルト入りには“ウラ”がある。
内川と妻を結び付けた“女性”の存在
「内川の奥さんは元フジテレビアナウンサーで“報道のエース候補”だった長野翼(39)。09年に交際を始め、11年3月に結婚退社して横浜からソフトバンクに移籍する内川と福岡に移り住みました。この2人を結び付けたのがフジのスポーツ部の女性ディレクター。彼女は今も内川と親交が深く、今回、ヤクルトと内川の間を取り持つ“メッセンジャー”のような働きをしていたようです。奥さん自身も3人の子供に恵まれたこともあり、教育環境が良く、慣れ親しんだ東京での生活を望んでいた」(同前)
もちろん、ヤクルトにとって内川がフィットする人材であることも事実。
「今もバットコントロールは一級品だし、今季、一塁と三塁で併用した村上宗隆(20)を三塁に固定して打撃に集中させられる。当たり外れのある外国人よりも計算は立つ」(ヤクルトOB)
気になるのは“瞬間湯沸かし器”のような性格だが、
「横浜時代のコーチで打撃開眼に導いてくれた“恩師”の杉村繁氏(63)が今はヤクルトの一軍打撃コーチを務めている。妻が同じ元アナウンサーでWBCでもチームメートだった九州の先輩・青木宣親(38)も在籍しており、メンタル面のケアも容易でしょう」(同前)
捨てる“鷹”あれば、拾う“燕”あり。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年12月3日号)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ソフトB栗原“ポスト松田”へ三塁挑戦 次に控えるのは「柳田コンバート問題」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2021年1月12日 11時15分
-
ヤクルト高津臣吾監督が感じた「究極の悔しさ」 内川選手ら新戦力とともに2021年こそ優勝を
東洋経済オンライン / 2021年1月11日 20時30分
-
山田哲人40億円、小川泰弘7.5億で残留……ヤクルトはなぜ「住めば都」なのか
文春オンライン / 2021年1月11日 6時0分
-
新戦力のサンタナ&オスナ、内川の起用法は? ヤクルト開幕スタメンを大予想
Full-Count / 2021年1月6日 21時34分
-
燕に打率1、2位の青木&内川、4選手が1000打点に挑戦 現役通算打撃成績ランキング
Full-Count / 2021年1月4日 11時5分
ランキング
-
1カビの生えた肉を…元琴貫鐵の母が語る佐渡ヶ嶽部屋への不信
WEB女性自身 / 2021年1月28日 11時0分
-
2弟子・正代が優勝争いの最中 時津風親方の5夜連続「雀荘通い」写真
文春オンライン / 2021年1月27日 11時23分
-
3楽天先発3本柱にプラス田中将大なら... 驚異の「538勝ローテーション」完成
J-CASTニュース / 2021年1月27日 18時28分
-
4ボロボロの菅野智之は神奈川県大会決勝で10失点 甲子園には届かなかった【秦真司 間近に見た「名将」の真実】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2021年1月28日 9時26分
-
5時津風親方解雇も 初場所中に雀荘、風俗、密会デート…また協会ガイドライン違反
スポニチアネックス / 2021年1月28日 5時31分