はじめしゃちょーはチャンネル登録者数国内3位転落 2020年YouTuber戦国時代

文春オンライン / 2020年12月27日 11時0分

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 2020年、今年もYouTube発の話題が盛んに取り上げられました。

 特に今年は多くのテレビタレントがYouTubeに参入し、“個人メディア”としての存在感を強めましたよね。また逆に、従来のYouTuberたちがテレビのバラエティ番組などで目覚ましい活躍を見せた年でもありました。あらゆる意味で、2020年のYouTube業界はまさに変革期だったと言えるでしょう。

 そこで今回は、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである筆者が、テレビタレント編・5本、YouTuber編・5本をセレクトしましたので、【2020年のYouTubeを象徴する動画10選】を紹介していきたいと思います。

※本記事の情報は2020年12月11日現在のものです。

江頭2:50
江頭2:50、YouTubeに参上!【BADASS SAMURAI】
2020/01/31公開

https://www.youtube.com/watch?v=8X1h68C0eoA

 まずはテレビタレント編から。

 破天荒芸人の筆頭である江頭2:50さんが1月末に電撃YouTubeデビュー。この動画は現在、約450万回の再生回数を誇っています。驚くべきはこのデビュー動画公開からたった9日間で、チャンネル登録者数100万人を突破したこと(現在のチャンネル登録者数は約225万人)。

 芸人として唯一無二の存在感を放っていた江頭2:50さんでしたが、昨今のテレビ番組では、以前と比べると活躍の場が少なくなっていました。そんな彼がYouTubeで大ブレイクしたことは、“テレビで求められているモノ”と“YouTubeで求められているモノ”が違うことの、証明になったとも言えるでしょう。

本田翼
3分半、私に下さい。
2020/04/03公開

https://www.youtube.com/watch?v=hoAdTI2ywW8&t=102s

 本田翼さんがYouTubeに参入したのは2018年9月。もともとゲーム好きで知られる彼女でしたが、初投稿されたゲーム実況動画では、彼女は声のみの出演で一切姿を現さないという、ある意味衝撃的な内容でした。現在、チャンネル登録者数は約219万人で、芸能人のなかでも屈指の人気となっています。

 ですが、本田翼さんはYouTubeに全然本腰を入れていません。チャンネル開設から2年以上経っているのにこれまで公開した動画はわずか14本ですし、内容も好きな漫画を紹介したりファンからの質問に答えたりといった内容が多いです。自分の好きなペースで、ユル~く活動しているんです。

 さて、そんな彼女が4月に公開したのがコロナ禍の外出自粛を呼びかける動画。こちらは約826万回も再生されていますが、普段ユルく活動している本田翼さんが発信するからこそ、警鐘の重みがあったのかもしれません。

チョコレートプラネット
香水/瑛人 MV再現 (covered by 瑛肩)
2020/06/20公開

https://www.youtube.com/watch?v=lDur3mBHXSI

 今年を代表する曲の一つになった瑛人さんの「香水」。こちらのMVをチョコレートプラネットのお二人が激似なカバー(パロディ)をした動画が、バズりまくりました。本家の瑛人さんの「香水」は1億2000万回再生を突破していますが、チョコプラの「香水」は約3291万回。言わずもがなですが、パロディMVとしては驚異的な数字です。

 チョコプラのチャンネル登録者数は約70万人となっており、芸人YouTuberのなかでは上位組。11月16日に公開した「【企画】悪い顔選手権」(約220万回再生)も話題になっていますが、チョコプラはあの手この手の切り口の多彩さが圧倒的です。

手越祐也
手越祐也 緊急記者会見
2020/06/23公開

https://www.youtube.com/watch?v=njZBBGvfgSk

 多くの非難や疑問の声が飛び交った手越祐也さんの緊急記者会見。しかし、結果的に言えば、これは手越祐也さんの“勝ち”でした。

 ジャニーズ事務所を退所してすぐに個人で記者会見を開き、さらにそれをYouTubeの1発目の動画として公開する――ジャニーズ側からすれば、不文律を破る前代未聞の所業と映ったはず。しかし、タブーを恐れずに決行した結果、この動画の再生回数は約1101万回にも上り、手越祐也さんのチャンネル登録者数は約165万人。従来の芸能界やテレビ業界的にはNGだったかもしれませんが、YouTubeという世界において手越祐也さんの戦略は“正義”だったのです。

石橋貴明
YouTubeスタート1ヶ月記念!沢山見てくれてありがとうシリーズ!【清原和博3日連続スペシャル】第1夜 ~清原、全部話すってよ~
2020/07/23公開

https://www.youtube.com/watch?v=5hxJ0FhRCsk

「『やっぱり俺死んでいたんだ』って」、これは9月に石橋貴明さんがYahoo!ニュースのインタビューを受けた際のセリフ。『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が2018年3月に終了し、その後、単独のレギュラー番組は持っていたものの、テレビ業界から「戦力外通告」(本人談)されていた石橋貴明さんが、復活の狼煙を上げたのがYouTubeでした。

 数百万回再生の動画を連発するなか、特に人気を博したのが清原和博さん出演のこの回。再生回数は約679万回を誇っています。石橋貴明さんは今年6月にYouTubeデビューし、現在のチャンネル登録者数は約142万人。言わずもがな100万人突破している芸能人YouTuberはほんの一握り。往年のとんねるずファンにはたまらない復活劇だったのです。

フワちゃん
【50万人突破】登録者100万人に向けて自己考察
2020/02/03公開

https://www.youtube.com/watch?v=0inZ9vMB7oM

 ここからはYouTuber編。

 お笑い芸人として所属していたワタナベエンターテインメントを辞め、YouTuberとして活動をはじめたところブレイク。フワちゃんが今やテレビに引っ張りだこなのはご存じの通り。さて、YouTuberとしてのフワちゃんは、今年の2月にこのチャンネル登録者数50万人突破記念動画(約66万回再生)を出しており、現在のチャンネル登録者数は約75万人。

 もちろん50万人、75万人という数字はすごいこと。ですが、トップYouTuberはチャンネル登録者数・数百万人が当たり前の世界。なので、フワちゃんの現在のテレビ露出っぷりから考えると意外と少ない……と感じた方もいるでしょう。フワちゃんはなんだかんだで、YouTubeよりもテレビのほうに親和性が高いキャラクターだったのかもしれませんね。

朝倉未来
街の喧嘩自慢にプロ格闘家がスパーリングを申し込んだらやるのかやらないのか【福岡編・後編】
2020/09/23公開

https://www.youtube.com/watch?v=yIaebZEoRng&t=394s

 格闘技好きの方には説明不要でしょうが、総合格闘技団体「RIZIN FIGHTING FEDERATION」のスター選手・朝倉未来さん。2021年2月に開催予定の「MEGA2021」にて、ボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー選手との対戦も期待されているほどの格闘家ですが、チャンネル登録者数・約162万人を誇るYouTuberとしての顔も持っています。

 この動画はタイトル通り、その街にいる喧嘩自慢の猛者たちとスパーリングをするという内容で、再生回数は約513万回。ちなみに喧嘩自慢とスパーリングするシリーズは彼のチャンネルの人気コンテンツで、2019年6月公開の回は約1161万回再生、2019年9月公開の回は約1154万回という驚異的な数字を叩き出しているんです。

ねお
【ご報告】VAZを正式に退所しました
2020/10/01公開

https://www.youtube.com/watch?v=xtwTFSJb_Nw

 チャンネル登録者数・約100万人のYouTuberで、今年2月までギャルファッション誌『Popteen』の専属モデルを務めていたねおさん。テレビにも露出を増やしていたのでご存じの方も多いでしょう。

 そんな彼女、大手YouTuber事務所「VAZ」に所属していたのですが、約109万回再生されているこちらの動画で退所を発表。……ですが、「VAZ」側は退所を否定しており、現在でも「VAZ」の公式HPにはねおさんが所属クリエーターとして紹介されているのです。ちなみに「VAZ」にはトップYouTuberであるヒカルさん、ラファエルさん、ゆんさん(ヴァンゆん)らもかつて所属していたのですが、軒並み退所しているんですよね。

 ねおさん側の主張によると、年間数千万円の収益を上げているはずなのに月30万円程度しか報酬がない月がある、交わした記憶のない契約書が出てくる、マネージャーが現場放棄や嫌がらせ行為をしてくるなどが度重なり、不信感が募っていたそうですが……。いずれにしても、YouTube業界の闇を感じさせる動画でした。

ヴァンゆん
【MV】ラ・ラ・ランデヴー! / ヴァンゆん (Official Music Video)
2020/11/05公開

https://www.youtube.com/watch?v=zJe5He4B0uc

『サンデー・ジャポン』(TBS系)などのテレビ番組にも進出中の美男美女YouTuberコンビ・ヴァンゆんが、歌手としてメジャーデビューを果たしたのがこちらの動画(再生回数・約231万回)。

 ヴィジュアル系バンドの元ヴォーカル・ヴァンビと、以前は前出の「VAZ」に所属していた元女性アイドル・ゆんが組んで、コンビとしては、2018年にスタートした公式チャンネルは今や登録者数・約223万人。お互いにかつて目指していた音楽での夢を、YouTuberとしての成功を経て叶えるという、まさにYouTubeドリームを象徴した動画なのです。

はじめしゃちょー
また抜かれました。日本3位です。
2020/12/06公開

https://www.youtube.com/watch?v=9al9X6JUqhA&t=64s

 はじめしゃちょーが、チャンネル登録者数で国内3位に転落したことを報告したこの動画(約292万回再生)。

 YouTube業界にあまり詳しくない方は、日本1位のYouTuberはヒカキンさん(チャンネル登録者数・約879万人)だと思っているかもしれませんが、実はヒカキンさんではなくはじめしゃちょーさん(チャンネル登録者数・約904万人)なんです……と思いきや、今やそのはじめしゃちょーさんも日本3位。

 現在、日本1位は「キッズライン♡Kids Line」で チャンネル登録者数は約1210万人、日本2位は「せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii」でチャンネル登録者数は約917万人。そんなYouTuber聞いたことないぞ……と思った方も少なくないと思いますが、それもそのはず。この2組は幼い子どもたちが出演している子ども向けのチャンネルなのです。

 日本一がはじめしゃちょーでもヒカキンでもなく、初めて名前を知った(という読者諸氏も少なくないであろう)子どもYouTuberたちがトップにいる――2020年のYouTubeはまさに変革期だとお伝えした意味が、おわかりいただけたでしょう。

(堺屋 大地)

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