【紅白「一番良かった歌手」ベスト40発表】ジャニーズ2位はキンプリ、乃木坂vs.櫻坂、演歌勢は?
文春オンライン / 2021年1月9日 18時15分

読者が選んだ「紅白良かった歌手」ベスト40
大晦日に放送された「第71回紅白歌合戦」。新型コロナウイルスの影響で初の無観客での開催となりましたが、4年ぶりの紅組勝利に盛り上がり、平均世帯視聴率は40.3%(第2部、関東地区)と2年ぶりに40%台を回復しました。
中でも、活動休止前のラストライブを中継した嵐のステージは、歌手別の瞬間最高視聴率を記録したと報じられています。また、昨年放映された朝ドラ「エール」の窪田正孝、山崎育三郎、森山直太朗ら出演者がステージ上に揃って歌ったスペシャルパフォーマンス、主題歌を歌ったGReeeeNのAR(拡張現実)を使ったステージも注目を集めました。
そんな今回の紅白歌合戦、「文春オンライン」読者が「一番良かったと思う歌手」は誰なのでしょうか。
そこで、「文春オンライン」メルマガ読者に、今回の紅白で「良かったと思う歌手」を最大3組(1位=5点、2位=3点、3位=1点)挙げてもらいました。
今回のアンケートは、2020年12月31日から2021年1月5日までという短い投票期間にもかかわらず、15歳から91歳までの幅広い層から、総投票数1503票(男女比は、5:5)が集まりました。
今回、7組もの出場が発表されて話題になったジャニーズ勢(Snow Manはメンバーの新型コロナ感染で出場辞退)は、活動休止直前の嵐以外でベスト40入りできたのはKing & Princeのみ。今回ひと組も選出されず“全滅”となったAKBグループとは対照的に、3組(乃木坂46、日向坂46、櫻坂46)が出場した「坂道グループ」では、2組がランクイン。先輩格の乃木坂は櫻坂と僅差のデッドヒートを演じました。
安定的な評価を受けたのは、演歌勢。前回1位だった氷川きよしを筆頭に、坂本冬美、石川さゆり、五木ひろし、天童よしみ、三山ひろし、水森かおりらもベスト40入りしています。玉置浩二や鈴木雅之、郷ひろみ、さだまさし、松任谷由実らベテランのソロシンガーも上位に入り、存在感を見せています。意外なところでは、紅組司会の二階堂ふみも高評価でベスト40に選ばれています。
まず、40位からランキング形式で発表します。
◆◆◆
40位 ゆず「雨のち晴レルヤ~歓喜の歌 紅白SP~」
「オリンピックイヤーとなる2021年の『栄光の架橋』を連想して、感激して聞いていた」(76・男性)
「聴いていると、主題歌だった朝ドラ『ごちそうさん』のシーンと、あのドラマが放送されていた頃の自分自身が思い出され、言葉に出来ない感情が溢れ出しました。オーケストラの演奏もとても素敵でした」(29・女性)
39位 純烈「愛をください~Don't you cry~」
「闘病中のおばあちゃんが涙して見ていました。今年も見られて良かったよかったと言ってみんなで泣きました」(38・女性)
「視聴者やファンを楽しませたい、喜ばせたいという一生懸命さが良かった」(86・女性)
38位 King & Prince「I promise」
「いつ見ても気付くと微笑んでしまう。子供みたいな存在の5人」(54・女性)
「名前通りの若々しく可愛い華のあるグループ、孫が大ファンです。いつかは嵐のように、音楽史に残る様な素晴らしいグループに成長して欲しいと願っています」(80・女性)
37位 天童よしみ「あんたの花道~腹筋太鼓乱れ打ちSP~」
「堂々とした歌いっぷりで、歌詞が心に響きました」(65・女性)
「相変わらず、天童よしみさんの力強い歌声も素敵で、Snow Manの代役で少年忍者さんが腹筋太鼓をされ、とても感動致しました。何かと暗かった2020年ですが、来年は頑張るぞ!と思わせて頂き、沢山の勇気も頂けました!」(74・女性)
36位 Little Glee Monster「足跡」
「Nコンの課題曲ですが、中・高の部を毎年欠かさず観ているという個人的な思いがあり、コロナ禍でコンクールが中止となり発表の場を失った生徒たちの悔しさを考えると胸が熱くなりました」(52・男性)
「抜群のハーモニー。最初のアカペラ、中学生のコーラスも良かった。メンバー1人が欠けていたが、4人でがんばった」(68・男性)
35位 Perfume「Perfume Medley 2020」
「キレッキレのダンスと心地よいサウンドは聞いていて飽きない」(62・男性)
「無観客ならではの最新のパフォーマンスも期待していたが、この曲が紅白で!という特別感もあった。裏トークでやっていた黒柳徹子さんのダンスも観てみたかった」(46・男性)
34位 Official髭男dism「I love...」
「若い彼らが、今自分たちができる精一杯を表現していた。ドラマの主題歌だったが、それを忘れさせるくらい曲自体がすばらしかった」(50・女性)
「改めて紅白で演奏をじっくり見て、メロディーが斬新且つ素敵だなと感じました。どこかで聴いたことのあるような曲調ではなく、全く新しい彼らだけの音楽。こういう音楽に出会える喜びが人生にはあるのだな、と思いました。2021年も期待したいです」(38・女性)
33位 二階堂ふみ「紅白ディズニースペシャルメドレー」
「氷川きよしさんと二階堂ふみさんがディズニーランドで歌った時、ふみさんの声が素晴らしくて、お二人から目が離せませんでした」(73・女性)
「正統派のプリンス、プリンセスの姿の美しさ可愛さに思わず見惚れました。歌い出せばふみさんの美しいソプラノと氷川きよしくんの確かなミュージカルの歌唱力に驚き、おとぎの世界に引き込まれました」(55・女性)
30位 鈴木雅之「夢で逢えたら」
「さすがマーチン。この人が出てきてソウルフルな歌声を聞かせてもらえると、なんだかすごく得をした気分になるのはなぜでしょうか。一流のエンターテインメントの最たるもの。ディナーショウにいるような別次元の歌声を堪能しました」(64・男性)
「ソロシンガーで活躍している彼の紅白出場は感激でした。またNHKの『SONGS』でいろいろ歌ってくれることを期待しています」(76・男性)
30位 乃木坂46「Route246」
「ワインレッドの衣装が華やかで、全世代に懐かしさを感じさせる小室(哲哉)サウンドとマッチしていて楽しめました」(35・女性)
「デビューから好きだから。かっこいい」(21・女性)
30位 YOSHIKI「ENDLESS RAIN」
「まさかサラ・ブライトマンやクイーンのブライアン・メイ、ロジャー・テイラーとコラボしてくれるとは思いませんでした。さすがYOSHIKIさんです。嬉し過ぎて泣きました」(29・女性)
「何度も聞いたことがある曲なのに、こういう世の中だからなのか、YOSHIKIの祈りのような思いを感じ胸にジーンときた」(62・女性)
「ロスからの中継だったがQUEENの仲間や海外の歌手、日本の歌手と歌ったのがとても印象的でよかった。世界はつながっているという感じが心に響いた」(72・女性)
29位 milet「inside you」
「歌声を聴いたときに衝撃が走りました。まるで歌の中に引きずりこまれるような独特の感覚は、今までの歌手に無いもので紅白の出場歌手の中でも異彩を放っていました」(64・男性)
「紅白で初めて聴きましたが、素敵な歌声で思わず聴き入ってしまいました」(37・女性)
「初めて彼女の存在を知り、声を聞きました。外見のイメージとは全く違う声で驚きました。若いのに上手でした。これから注目していきたい」(58・女性)
28位 櫻坂46「Nobody’s fault」
「これまでの絶対的センターが脱退して、新センターで迎えた紅白。新センターの森田ひかるさんから並々ならぬ気迫を感じた」(28・女性)
「改名後の出演でプレッシャーがある中、最高のパフォーマンスを見せてくれたから」(37・男性)
27位 Mr.Children「Documentary film」
「新しい曲。デビューして28年、たくさんある曲の中であえて最近の曲、しかもこの曲を選んでくれて、歌詞をゆっくりと聞くと、彼らの重ねた年齢やキャリア、新たな形で進化していこうとする決意が感じられた」(50・女性)
「ただただ大ファンです。相当久しぶりの紅白出場。桜井さんの声が、歌詞が心に響きました。ミスチルはやっぱり最高です」(44・女性)
26位 三山ひろし「北のおんな町~第4回けん玉世界記録への道~」
「いつものけん玉なんだけど、今年はなぜか感動した」(58・女性)
「この数年と同じように歌声よりもけん玉の様子が気になりました。今年のけん玉は順調に進み、最後に125番目の三山ひろしさんが成功したことにより、無事ギネス記録に認定されました。来年への期待が膨らみます」(69・男性)
25位 東京事変「うるうるうるう~能動的閏〆篇~」
「ついに東京事変名義での初登場で、楽曲も紅白用のアレンジが最高でした」(31・男性)
「曲がかっこいいし、演出衣装がレトロ感のある日本という感じでオリンピックを彷彿させた。かっこいい日本を表現していた」(40・女性)
「椎名林檎がさらに魅力的にパワーアップしていて、声が素敵だった」(41・女性)
24位 「朝ドラ『エール』スペシャルパフォーマンス」
「『エール』の出演者が歌われた『栄冠は君に輝く』の熱唱に感動しました」(73・女性)
「コロナ禍で放送が安定しなかったが、テーマとしてはこのご時世への『エール』にぴったりのドラマだったように思う。森山の存在感もなかなかのものだった」(72・男性)
「朝ドラ特別企画枠ではあるが、歌の表現としてもっとも心うたれた。『栄冠は君に輝く』は『エール』全編中の白眉ともいえるシーンの再現でもあり紅白の独立プログラムとしても感動的な歌唱だった」(51・女性)
23位 水森かおり「瀬戸内 小豆島~2020映えSP~」
「巨大衣装がとても綺麗で素晴らしかった。歌唱力も素晴らしいし、いつもニコニコしていて可愛いです」(76・女性)
「かおりさんの一生懸命な姿。小豆島を思わせる衣装も良かった」(77・女性)
「小豆島の『海』をイメージして、NHKホールの舞台を最大限に使った衣装がすごかった。フワちゃん仲介の篠原ともえさんのデザインとのことで、雰囲気がよく醸し出されていた。細かい生地を縫い合わせているとのことで、完成までにどのくらいの時間がかかったのか気になりました」(69・男性)
22位 星野源「うちで踊ろう(大晦日)」
「2020年を表す『うちで踊ろう』という曲を、新規の歌詞を入れて発表してくれたことに感激した」(55・女性)
「『うちで踊ろう』、短くても素敵な曲なのに、紅白用にさらにアレンジされて長く聞けて良かったです。とても前向きな気持ちになりました!」(42・女性)
「今までのヒット曲をアレンジして歌うのではなく、コロナで大変だった2020年、最も私たちの状況や気持ちに寄り添っている曲だと思ったから。演出も派手でなく、星野源さんの歌唱力勝負だったところもいいと思った」(54・女性)
21位 五木ひろし「山河」
「連続50回の出演ということ、それに衰えぬ歌唱力はすごいと思います」(76・女性)
「『山河』が最高でした。魂をゆさぶられる名曲だと思う」(58・女性)
「紅白出場回数最多タイの50回連続を記録したことにふさわしく、歌い方に感動しました。まさに紅白のレジェンドに当てはまりますね」(52・女性)
※ 後編 ではトップ20を発表します
氷川きよしがV2! LiSA、嵐、MISIA、玉置浩二、YOASOBI、瑛人、NiziUが猛追【紅白「一番良かった歌手」トップ20発表】 へ続く
(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
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