もっと早く知りたかった!? ムダを省いてスマホ・PCの文字入力を効率化する3つのTips

文春オンライン / 2021年1月15日 17時0分

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日頃何気なく行っている、スマホの12キーを使った文字入力では、実は押さなくてもよいキーをわざわざ押しているのはご存知でしょうか?

 スマホの登場によって入力デバイスがキーボードからタッチ操作へと移行し、スワイプなどの新しい入力方法が登場しても、手を使っての操作が面倒なことに変わりはありません。もっとも、ふだん何気なく行っている、フリック入力やキーボード入力の中にも、実は省略できる操作がいくつもあります。

 今回はタップやフリックの回数、あるいはキーを押す回数を少しでも減らすためのTipsを集めてみました。これまでこんなにムダな操作をしていたのか! とショックを受けること請け合いのこれらのワザ、以下で紹介するTipsが自身の環境でうまく使えそうであれば、ぜひ導入してみてください。

小文字キーを押しての「大文字→小文字」の変換、実は不要だった!?

 ひとつめのTipsは、現在多くのスマホで主流の12キーで小文字を含む日本語を入力する時、わざわざ小文字キーを押す必要はなく、実は大文字のままで問題なく変換できるというTipsです。

 12キーで小文字を入力する場合、例えば「決定(けってい)」だと、「つ」の入力後に「小文字」をタップして小さい「つ」に変換します。しかし実は大文字のまま、つまり「けつてい」と入力しても、予測変換の候補にはきちんと「決定」が表示されます。

 なかには「しょうしょ(証書)」のように、大文字で入力すると、大文字の変換候補(仕様書)が先頭に表示され、変換したかった候補語が後回しになる場合もありますが、全体の中では「しょう」で始まる単語などごくわずかです。たいていはIMEの予測変換が、しっかりとカバーしてくれます。

 早い話、これまで毎回押してきた「小文字」キーは、実はほぼ必要なかったというわけです。スマホを使い始めてからこれまで「小文字」キーをタップしてきた回数を考えると、目まいがしそうになります。

 もっともこれはiPhoneや、Androidの「Gboard」などのIMEでは使えますが、シャープのスマホ「AQUOS」に搭載されているS-Shoin(スーパーショイン)など、予測変換が優先されないIMEでは、かえって効率が落ちます。また12キーを使わずQWERTYキーボードでローマ字入力を行う場合は対象外です。

 また変換を経ずひらがなのまま確定させる場合や、予測変換自体が機能しにくい固有名詞では、上記の方法は役に立ちません。もしこれらの切り替えが頭の中でうまくできなければ、最初から全部小文字入りで入力したほうが、たとえキーを押す回数は増えても、結果的に効率はよくなるでしょう。

 とはいえシニア層など、こうしたデバイスでの文字入力が苦手な人が、これから新しくスマホの文字入力にチャレンジする場合などは、小文字キーは原則不要と割り切るのも、文字入力への抵抗感をなくすのには有効かもしれません。

1未満の小数点以下の数字、実は先頭の「ゼロ」は入力不要!

 2つめのTipsは、1未満の小数点以下の数字、つまり「0.1」や「0.5」を計算式の一部として入力する時に、先頭のゼロは必要ないというものです。PCの表計算ソフトや、電卓などで役に立つワザです。

 例えばExcelで「0.1」と入力したい場合、「.」「1」とだけ入力して確定させれば「0.1」へと自動的に置き換わります。また特定のセルを参照する計算式でも、本来は「=E2*0.1」と入力すべき場合に、ゼロを省略して「=E2*.1」と打ち込んでも、計算は問題なく行なわれます(計算式自体がゼロを含むよう修正されます)。

「たった1文字だけじゃん」と思うかもしれませんが、電卓を使っての計算で、その過半数を1未満の小数点以下の数字が占めることは、税率や掛率を計算する場合にはよくあります。こうした場合に、キーを押す回数が1回減るだけでも、トータルでの操作の手数は劇的に減ります。

住所入力で大活躍、郵便番号から一発変換するワザ

 最後に紹介するのは、住所入力を効率化するためのTipsです。その方法とは、郵便番号の7桁の数字を入力することで、住所に変換してくれるというものです。スマホ操作のTipsとして紹介される機会も多いので、すでにご存知の人も多いでしょう。

 例えばiPhoneの標準IMEで「1020094」と入力すると、変換の候補語にその住所にあたる「東京都千代田区紀尾井町」が表示されます。またWindowsのGoogle日本語入力でも、「102-0094」とハイフンを含めた大文字で入力して変換を実行すると、やはり候補語の中に住所が表示されます。

 郵便番号は多くの場合、番地を除いた市区町村までが対応しているので、住所を入力する時にこれを使えば、数字キーで入力できる番地以下を補完するだけで、住所を入力できるようになります。自宅の住所を辞書登録していない場合のほか、会社の住所、相手の住所の入力で郵便番号だけ分かっている場合には、積極的に活用したい時短ワザといえます。

(山口 真弘)

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