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専門家がガチ診断! ドラゴンズの若手選手6人をファッションチェック!

文春オンライン / 2021年8月31日 11時0分

写真

根尾昂と勝野昌慶

 みなさん、もう届きました? 「D-LOVE6」のグッズ。

  6月に開催された「ドラゴンズイケメンコンテスト」で選ばれた根尾昂・勝野昌慶・梅津晃大・柳裕也・岡田俊哉・祖父江大輔の6名、その名も「D-LOVE6」各選手の私服姿がグッズ化され、7月にドラゴンズ公式オンラインショップで販売開始されたんです。届きましたよ、キーホルダー。いやあ素晴らしい出来。

 撮影の模様はも中日ドラゴンズ公式YouTubeチャンネルで観ることが出来るのですが、選手達の私服姿を見たことで疑問が湧いてきました。「イケメン」とは別に、純粋に「ファッションセンス」が良いのは誰なのだろう?と。

 そこで、ファッション業界紙「WWDジャパン」の編集・記者としても活躍され、パリやミラノのコレクションも取材されているファッションジャーナリスト藪野淳さんにD-LOVE6のファッションチェックをお願いすることにしました。

 専門家の目に中日ドラゴンズの選手達はどう映ったのか? 忖度ゼロの「ガチファッションチェック」をお楽しみください!

根尾選手、勝野投手のファッションセンスはいかに?

――藪野さん、本日はファッションチェックよろしくお願いします。

「よろしくお願いします、でも僕でいいんですか? 野球は詳しくないので、力不足じゃないかな、と」

――いえいえ、そんなことないです。欧米だとメディアがスポーツ選手のファッションチェックを当たり前にやっているじゃないですか、専門家を呼んで。あんな感じでやっていただければ幸いです。

「なるほど。確かに欧米のスポーツ選手の方が、ファッションを楽しんでいる感じはあるかもしれません。例えば、クリスティアーノ・ロナウドをはじめ、ヨーロッパのサッカー選手は顕著ですよね。サッカーといえば、以前、槙野智章選手(浦和レッズ)の撮影に立ち会った時に、“デザイナーズブランドの服だと、太腿がつっかえて入らないものも多い”と仰っていて。スポーツ選手の服選びってなかなか難しいんだな、と思いました」

――そうなんですよ。だから割とオーバーサイズの服を着る人が多かったり、タイトなパンツを履いているように見えても実際に見ると普通のサイズだったりとか、そういう事情は念頭に置いてもらった上で、率直なご意見を頂戴できれば。では、写真を見ながら年功序列で進めていきましょう。まずは根尾昂選手です。

「若い選手ですね。みんなTシャツを着ている中で、襟付きのアイテムを着ているのは“おっ!”と思ったんですが、映像を見たら襟まわりがクタっとなっていて……。そこが気になりました。特にオーバーサイズでダボっと着ているので、襟まで寝ちゃっていると“洗濯機からそのまま出してきたの?”って見えちゃうな、と。ただ、全体の印象は爽やかですし、白黒のシンプルな着こなしの方が多い中でアクセントになるカラフルなスニーカーを取り入れているところは好印象です」

――ありがとうございます。少し厳しい意見も出ましたが、続いて勝野昌慶投手です。彼は183cm 89kgで、大柄な方ですね(注:キーホルダーでは黒一色のTシャツになっていますが、YouTubeで公開されている撮影時はクマのイラストがあしらわれたTシャツを着ており、藪野さんはそちらを見ながら話しています)。

「Moschinoのアイコ二ックなクマのTシャツは、インパクトがありますね。このグラフィック自体は好みが分かれそうですが、上下を黒で合わせているのでスッキリした印象です。足元はおそらくStella McCartneyのスニーカーですが、Tシャツのロゴともマッチしていますし、白は抜け感があって良いなと。こういう長身で鍛えているアスリートには、シンプルなスタイルが映えますよね」

――好評価をいただきました!

梅津投手、柳投手、岡田投手、祖父江投手を勝手にチェック!

――続いて梅津晃大投手、彼も187cm 90kgと大柄です。

「ちょっとTシャツの丈が長すぎると思いました。オーバーサイズTシャツはトレンドですし、楽だから着る人も多いと思うんですけど、だからこそ丈感が重要。丈が長いトップスにスキニーだと、せっかくの長身が胴長に見えちゃって勿体無いですね。今はオーバーサイズTシャツのバリエーションも豊富なので、肩や身幅だけ広くて丈は短めのものを選ぶか、緩めにタックイン(パンツの中にシャツの裾を入れること)すると、より洗練された印象になるかなと思います」

――梅津投手は大学時代にメジャーのスカウトからも好評価を得ていました。米国のメディアはファッションチェックも細かいので、将来のためにもこれから頑張ってほしいですね。では、続いて柳裕也投手。動画内でもご自身が話しているように“ネタ枠”としての登場です。コロナ禍のご時世、胸に“Stay home”とメッセージを込めたTシャツを着ての撮影でした。

「ある意味、一番個性が出ていて良いと思いました。SupremeのボックスロゴTシャツのパロディっぽいデザインですが、こういうのって着る人にキャラクターがないと難しいんですよね。あと、10万円以上するBalenciagaの人気スニーカーを履いていたり、最近また出てきているダメージドデニムを選んでいたりして、“ネタ枠”と言いつつも実はオシャレがかなり好きなんだろうなと感じました」

――なるほど、来年は柳投手の“ガチファッション”も見てみたいですね。次は岡田俊哉投手、178cm 67kgとかなり細身です。

「シンプルですね。ただ、動画で見るとネックレスをしていますよね。撮影ではTシャツの中に入れていますが、これだけシンプルなら外に出してもいいんじゃないかな?と。全体としては長身だけど細身でスラッとしていて、白黒のバランスや丈感は6人の中では一番良いと感じました。野球選手はスニーカーにこだわる方が多いのか、岡田選手も足元はPRADAですね」

――ちなみに岡田選手は今年で5年連続イケメンコンテスト入選、めでたく殿堂入りとなりました。岡田選手おめでとうございます! では、最後に祖父江大輔選手です。ファンの間ではオシャレな選手として知られています。

「祖父江選手、好印象でした。いい意味でアスリートっぽくないというか、自分の好きなスタイルがはっきりしていると感じます。黒とダークグレーで全体をまとめているんですが、Tシャツも背面にカラフルなプリントが入っていて洒落ていますし、キャップやアクセサリーの取り入れ方も上手。強いて言うなら、足元はBirkenstockのようなサンダルや色のラインが入ったスニーカーにすると、軽やかさが出ていいかなと。でもこの6人の中では一番オシャレだな、と思いましたね」

――ありがとうございます! ここまでD-LOVE6のファッションを見ていただきましたが、全体の講評をいただけますか?

「野球選手をファッション視点でチェックするのは初めてだったんですが、本当にシンプルな私服の方が多いんですね。若い時から球団に入るので、先輩達の格好を見て、それを後輩が真似してという感じで、みんな格好が似てきちゃうんでしょうか? そういう事情もある気がしますが、個人的にはもっといろんなスタイルが見てみたいですね」

ドラゴンズの“お洒落レジェンド”登場!

――ではオマケとして、この人をどう思うかを藪野さんに伺いたいです。現役時代からオシャレで有名だった、英智コーチのインスタグラムを見ていただけますか? 彼はファッションデザイナーとしても活動することがあり、個人的にはドラゴンズだけでなく球界全体を見回しても相当オシャレだと思います。

「良いじゃないですか! 凄く良いですね。伊達っぽいメガネをかけていたり、マフラーの巻き方に拘っていたり、小物使いが上手いです。シーンによって、いろんなテイストのファッションを楽しんでいて、素直にオシャレだと思います。

 ファッションは最も分かりやすい自己表現の手段ですから、影響力もあるプロ野球選手にはこれくらいやってもらいたい。もちろんファッションで注目を浴びる必要はないのかもしれませんが、もっとファッションを楽しんでほしいし、個性を見せてほしいですね。そういう意味で、欧米のスポーツ選手はファッションをうまく活用していると思いますし、日本ではサッカー選手の方がそういうイメージがありますよね。ただ、野球界でもこれだけ良いお手本が傍にいるんですから、ぜひファッション面も指導していただいて(笑)。英智コーチのお名前、覚えておきます!」

 ー最後にハナマルをいただけました! 藪野さん、今回は本当にありがとうございました。次回は英智コーチ特集をお願いします!

「良いですね! “英智コーチの1週間着回しコーデ”チェックをやってみたいです!」

◆ ◆ ◆

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(カルロス矢吹)

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