1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

《元JK恋人へのDV報道で解雇》元俳優・小澤廉(30)“文春報道の9割はウソ”と主張の“ウソ八百”「そして彼は、坊主頭にスーツで現れた…」

文春オンライン / 2021年9月16日 20時0分

写真

2020年12月、文春オンライン取材班の直撃を受ける小澤氏 ©文藝春秋 撮影・細田忠

【直撃動画公開】「共演NG」俳優・小澤廉を直撃 元JK恋人へのDV・堕胎強要・自殺未遂…《事務所は契約解除決定》 から続く

「『週刊女性』で行った“反論”を読んで小澤は何もわかっていなかったんだなと思いました。インタビューで、彼は『記事とは違うことがある』と主張し、事務所を解雇されたことも『一方的』だったと述べました。しかし、我々が重視したのは、彼のいろんな“主張”よりも、当時高校生だったA子さんに対して、都の条例違反に問われるほどの酷い行為を彼が行っていた事実を確認できたことです。ところが、今回小澤はその点には一切触れず、『自分は悪くない』と言った趣旨の反論を繰り返した。本当に驚いています」

 こう憤るのは、元俳優・小澤廉氏(30)がかつて所属していた事務所「アイズ」の関係者だ。 

◆ 

8カ月の沈黙を破り、小澤廉氏が語ったこととは

「文春オンライン」は2020年12月14日、 当時人気だった“2.5次元俳優”小澤廉氏が、5年以上交際していた年下女性のA子さん(当時10代)に対して、長年にわたり悪質なDVを繰り返し、堕胎を強要していたことなど を報じた。記事がアップされた後、所属事務所の「アイズ」は「本人に事実確認を致しましたところ、記事にありました通りとの確認が取れた」と小澤氏との契約を解除したと発表した。 

 それから8カ月後の2021年8月30日、「週刊女性PRIME」で小澤氏のインタビューが掲載された。同記事で小澤氏は「(文春オンラインの)記事の内容を読んで1番驚いたのは僕かもしれません……。事実が1割くらいで、残り9割は事実と異なる内容。こんなことが許されていいのかと強く思っています、今も」と記事内容を強く否定。日常的なDVを受けていたのはむしろ自分のほうであり、性行為中の暴力は「軽いSMのつもり」だったと反論した。また、避妊しなかったことは認めたものの、中絶を強要した事実はないと否定。「(A子さんの妊娠中に)お腹を殴ったなんてことは、いっさいありません」とも主張した。

 A子さんの近親者が語る。 

「記事では、文春に掲載されたA子が小澤から受けたDVの写真について、小澤が『1番驚いたのはあのアザの写真。あれは彼女が自分でつけた傷です。ヒステリーになって、いつも自傷行為をしていて。僕は“やめてくれ”と止めて、彼女にアイシングとかもしていたんです』と答えていました。正直『何言ってるんだ?』と思いました。 

 痣の写真には小澤の手の痕がはっきり写っているものもあります。自分でつけた傷か、他人に負わされた傷かは専門家が写真を見れば一発でわかるのではないでしょうか。

「写真は小澤からの暴力に抵抗する際にできたひっかき傷では?」

 一方で、記事では小澤がA子から暴力を受けた時にできた“傷”とされる写真が掲載されていましたが、ツメ跡程度の小さな傷で、正直一緒にされては困ると思いました。A子から聞いたところ、あれは『小澤からの暴力に抵抗する際にできたひっかき傷ではないか』ということです」

 また、今回のインタビューで小澤氏は、以下のように答えている。

〈20歳を越えていたA子と順調に交際していたようだが、彼女は“性行為中に暴力があった”と告発している。この点に関して、小澤は反論する。

「軽いSMのつもりで、彼女も同意のもとでした。性行為中の暴力は、“ない”と僕は断言できます。彼女からのLINEにも《痛いことをしてほしい》みたいなメッセージがありました」〉 

A子さんに裸の写真や性的な写真を要求していた

 小澤氏はA子さんからSMプレイをしてほしいと誘うようなLINEがあったと主張しているが、取材班が入手した小澤氏からA子さんへ送られてきたLINEを見ると、状況は異なる。 

 これは、A子さんが17歳だった頃のやりとりだ。小澤はA子さんに「痛いのも快感って思えるくらいドMになろうね!」「俺のためなら痛みも苦しみも快楽に変えられるよね?」と支配欲が垣間見えるLINEを送っていた。さらに小澤はA子さんを「ペットちゃん」、A子さんには小澤を「ご主人様」と呼ばせていた。A子さんに裸の写真や性的な写真も要求している。

 A子さんの名誉のため、詳細は避けるが小澤は当時高校生で恋愛経験の少ない少女が到底望むとは考えられないような“行為”をすることをA子さんに提案し、繰り返し“強要”してきた。その証拠は2人のLINEのやりとりに数多く残されていた。前出の親族が続ける。

「マッキーペンで、A子の下半身に卑猥な言葉をラクガキして写真をとったこともあったそうです。他にも人としての尊厳を無視した最低な行為をA子に強要したと聞いています。小澤は、A子がそうした行為を“望んだ”と主張しているようですが、“望むように強制された”というのが本当のところです。A子が小澤の要望を拒むと、『家に行かない』『もう会わない』と突然怒り出すこともしばしば。行為中は、ときには暴力をふるい泣くほどビンタをして従わせていたこともあったそうです」

性行為中の暴力はA子さんが高校生だった16歳の頃から

 また「週刊女性」のインタビュー記事では、「20歳を越えていたA子と順調に交際していたようだが」と記述されているが、実際に小澤氏がA子さんに対して性行為中にDVを行うようになったのは、彼女が高校生だった16歳の頃からだ。

「2020年12月に文春オンラインから小澤のDVについて事務所に問い合わせがあった時に、小澤はA子さんとの関係について『A子と付き合い始めたのは2019年から。それまでは肉体関係のある友人だった』と伝えたそうです」(前出・事務所関係者)

 性犯罪を多く手掛けるアトム市川船橋法律事務所の高橋裕樹弁護士が語る。 

「小澤さんが当時16歳だったA子さんに対して結婚を前提とした真摯なお付き合いをしていたというよりは、もっぱら性欲を満たすという目的で性的関係に至ったとなれば東京都青少年の健全な育成に関する条例違反になります。裸の写真を要求することは児童買春・児童ポルノ禁止法にも該当します。

 また、例えふたりが交際中で、合意があったと小澤さんが主張しても、男性側がそう思っていただけの可能性もあります。交際の継続など何らかの利益を提示した結果、女性側がやむなく応じた場合は準強制わいせつや準強制性交、相手を反抗できない状態にしたり、断れない状況であった場合は、強制わいせつや強制性交の罪にあたる可能性があります」

「僕に対して、仕事を辞めろという要求がずっと続いていた」

 細部をあげていけばきりがないが、小澤氏のインタビューでは、「文春オンラインの記事では触れられなかった事実」として、以下の証言も掲載されている。 

〈(中絶)手術の後、小澤はA子による手書きの“約束書”にサインしている。内容は“一生恋人であること”“浮気はしないこと”“この約束について口外しないこと”“破った場合は500万円を支払うこと”――。

「2019年9月から昨年9月に至るまでの1年間、僕に対して“仕事を辞めろ”というA子さんの要求が、ずっと続いてたんです。僕の当時のマネージャーだったHさんと話し合い、A子さんともやり取りを続けた結果、去年の9月に別れることになりました。そのとき、僕は600万円を用意したんです。誓約書の500万円に加えて、僕の家にある彼女が払ってくれた洗濯機代とか冷蔵庫代の100万円を上乗せした金額です」 

 A子は最初「500万円はいらない」と言ったものの、すぐに考えを変えた。

「“私は中絶をして身体を傷つけているのに、廉は何も傷を負っていない。パイプカットするか、仕事を辞めるかどちらかを選べ”と言われて……。僕は仕事を辞めるほうを選んだのですが、彼女は“辞める保証がないから、500万円は保証金として預かる。仕事を辞めたら返すから、今は500万円持って帰る”と。さらに“人に見られたくない写真をバラまく”と脅してきました」

(中略)8カ月たった今でも、500万円の返金はされていない〉(「週刊女性PRIME」より)

「小澤がA子に500万円を渡したという事実は一切ありません」

 ところがこの証言に関しても、関係者は揃って、首をひねるのだ。前出のA子さんの親友が語る。

「確かにA子が手書きした“約束書”というのは存在しています。ですが、それは小澤がA子に無理やり書かせたもので、500万円という記述はなかったと聞いています。小澤がA子に500万円を渡したという事実は一切ありません。なんでこんなウソをつくのだろうとA子も不思議がっていました」

 小澤氏の元所属事務所の関係者が続ける。

「小澤が、A子さんに500万円を支払ったということは、文春の記事が出る前から本人から聞いて知っていました。事務所としても、その話が事実ならとんでもないことだと思ってA子さん側に確認しようとしていたんです。しかし、そもそもA子さん側は『500万円なんてもらっていない』と言う。小澤に再び聞くと、500万円は現金で手渡したということで、領収書も受領証も一切もらっていなかった。それじゃあ、確認の仕様もないだろうということになったんです」

罪の意識もなく『処女でないと萌えない』と...

 さらに小澤氏のインタビューでは、元所属事務所にも批判の矛先が向けられている。

〈事務所が記事内容を全面的に認め、契約の解除を発表したのは寝耳に水だった。

「アイズがそれを認めてしまったら、この記事は本当になってしまうと困惑しました。僕個人の見解としては、A子さんとの関係はもちろん同意のうえだったと認識していましたし、彼女の親族にも紹介され、ご挨拶もしていました。事実関係を(マネージャーの)Hさんと一緒に確認したのに、汲み取ってもらえなかったのかと絶望しました……」〉

 この証言に憤りを隠さないのは、前出の元所属先「アイズ」の関係者だ。

「2020年12月、文春さんから小澤の件について、質問状が届いたあと、当時のマネージャーが小澤に聞き取り調査をしました。その内容は、今回小澤が『週刊女性PRIME』のインタビューで答えたものとほぼ同じでした。しかし、その後、この回答を持って、文春とやり取りしていく中で、小澤が当時まだ10代だったA子さんに対して、性犯罪まがいの酷いことを強要していた可能性を指摘されたのです。小澤が行っていたことが10代の女性相手だったとは本人から聞かされていなかったので、再度、小澤をファミレスに呼び、改めて聞き取りをおこないました。彼は、相手が当時、高校生だったことを認め、記事に書いてある下半身への落書きや過度なわいせつ行為を行ったことも認めました。小澤は『処女でないと萌えない』とも話していたそうです。罪の意識はなかったようで、そういう行為を“強要した”のなら犯罪にあたるかもしれないと伝えると、顔面蒼白になっていた。

 その席で、事務所としての見解は伝えました。小澤が今回のインタビューで、『事務所から一方的に解雇された』と主張しているのは、それこそ一方的です。

 事務所としては小澤がいろいろ弁明しても、当時高校生だった女性に対して、法律に違反するような行為を行っていたと認めた時点で、解雇という判断をせざるを得なかったということです。今回の小澤のインタビューでは、その点について全く触れられていない。10代の子に対して、どうしてそんな行為をし、いまどう反省しているのか。そこが述べられていない点で、彼は『何もわかっていないんだな』と、正直失望しました。あれでは、被害女性をただもう一度傷つけるだけです」

 一体、小澤氏は今回のインタビューで何を“主張”したかったのか。A子さんの担当弁護士が厳しい口調で明かす。

「本件について、彼が事実でないことを自分に都合の良い内容として語ろうとしていることからみても、彼に被害女性への反論を口実にしたセカンドハラスメントの意図があることは明らかなので、彼女の心と生活の平穏がさらにこれ以上害されないためには、刑事手続きを含む法的対応をせざるをえないと考えます」

「直接会って、説明したい」小澤氏は坊主頭にスーツで現れた

 小澤氏にも一連の経緯を問うべく、9月7日、質問状をLINEに送付し、電話をした。すると、小澤氏は記者と「直接会って、説明したい」という。

 9月11日午後、都内某所の会議室。

「お待たせしました」

 と、会議室のドアを開け、取材班の前に姿を現したのは、坊主頭にスーツ姿の小澤廉氏だった。( #6 へつづく)

 

《“覚悟”の坊主頭で涙の告白120分》元俳優・小澤廉(30)が元JK恋人へ“謝罪以上に訴えたかったこと”【“DV疑惑”で事務所を解雇】 へ続く

(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング