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「秋篠宮家に無心するのだろう」眞子さま一時金辞退は可能? 紀子さま“尊重”発言で注目は《元皇族の品位》問題

文春オンライン / 2021年9月11日 6時0分

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55歳の誕生日を迎えられた紀子さま。2021年9月11日のお誕生日に際し、「長女の結婚については、親として娘の思いや考えを受け止められるよう、対話を重ねております。こうした中、共感できることもあれば、意見が違うこともありますが、お互いに必要だと思うことを伝え合い、長女の気持ちをできるだけ尊重したいと思っております。一連の対応についての受け止めや、今後の見通し、話したことの内容などをお伝えすることは控えさせていただきます」というコメントを公表された。(宮内庁提供)

「秋篠宮妃紀子さまは9月11日の誕生日に合わせて文書を発表され、長女の眞子さまが早ければ30歳の誕生日を迎える10月にも婚姻届を提出して小室圭さんと結婚されることについて『長女の気持ちをできるだけ尊重したい』と述べられました。紀子さまが昨年の誕生日に際して公表された『長女の気持ちをできる限り尊重したい』とほぼ同じ表現です。

 一般の結納に当たる『納采の儀』や小室家の使者が眞子さまを迎えに上がり、紀子さまらが眞子さまを見送られる『入第(じゅだい)の儀』なども行わずにご自身のもとから旅立とうとされているご長女の一徹さに、ついに諦めの境地にお達しになったということなのでしょうか。宮内庁職員の間からは『なぜこんなことになってしまったのだろうか』との嘆きの声も聞こえてきます」

最大で1億5250万円に上る一時金を辞退するご意向

 ある宮内庁関係者はこう話す。

 眞子さまは、小室さんに米ニューヨーク州の司法試験合格と現地の法律事務所就職の見通しが立ったとして、生活基盤は確保できるとの理由から結婚に踏み切るご決断をしたとされる。紀子さまのお言葉はこれにお墨付きを与えたものとも言えるだろう。

 皇室担当記者が語る。

「眞子さまはご結婚で皇室を出る際、最大で1億5250万円に上る一時金を受け取られることになりますが、これを辞退するご意向だとされています。一時金は元皇族としての品位を保つために支払われるもので、女性皇族が民間人と結婚する際のほか、15歳以上の内親王と王、女王が自身の意思によって皇室を出る場合などに支払われるものです。

一時金の不支出を決定した前例も

 皇室経済法には辞退する規定はありませんが、終戦後の1947年10月に皇籍を離脱した旧11宮家の51人の皇族には、皇室経済会議の議決で一時金の支給が一旦決まったものの、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の占領下ということもあり、日本オリンピック委員会(JOC)元会長・竹田恒和氏の父・竹田恒德氏ら元軍籍にあった元皇族12人については、一時金の不支出を皇室経済会議で改めて決定したという前例があります。眞子さまのご意思を尊重して不支出とすることは、理論上は可能なのです」

 しかし、一時金がなくても大丈夫というお考えは、あまりにも世間知らずとの印象はぬぐえない。民間人として生活された経験のない眞子さまが、土地勘もなく知り合いもほぼいない遠い異国の地で、就職したばかりの小室さんと2人きりで結婚生活を始めるとなれば、何かとお金がかかるはずだからだ。しかも物価の高いニューヨークが小室さんの職場となる。米国は日本のような国民皆保険制度がなく、医療費も高額となることはよく知られる。3年間の留学期間中、生活費を支援してくれた日本の元勤務先法律事務所への借金返済も必要だろう。

「どうせ秋篠宮家に無心するのだろう」

「インターネットなどでは『お金に困ったら、どうせ秋篠宮家に無心するのだろう』などという声も散見されますが、それは困難でしょう。憲法第8条は『皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない』としており、国会審議を経ずに密かに援助することはできないことになっているからです。400万円の借金疑惑で炎上した小室家の懐事情は言わずもがなです。一時金を受け取られないというのは、『無謀』のひと言に尽きるのです」(同前)

 安定的な皇位継承策を議論する有識者会議は、年内の論点整理で天皇の資格を女性皇族に拡大することは見送る方針を決めている。しかし、女性皇族が結婚しても皇室に残る案を模索しているとされる。

天皇ご一家と現存の4宮家を存続させる構想

「共同通信は9月6日、『皇族数確保策として天皇ご一家と現存の4宮家を存続させる構想が政府内にあることが分かった』と報じました。女性皇族が結婚後も皇室に残る一方、新規の女性宮家は創設しないというものです。あくまでも一例ですが、天皇家の長女・愛子さまが天皇家に残り、秋篠宮家は次女の佳子さま、三笠宮家は彬子さま、常陸宮家は彬子さまの妹・瑶子さま、高円宮家は長女の承子さまが継承するといった具合です。

 愛子さまがご結婚後も皇室に残られる案は、多くの宮内庁OBらも大歓迎でしょう。年内に行われるのはあくまでも論点整理ですので、議論が本格化すれば対案が出てくる可能性もあるのではないでしょうか」(同前)

河野太郎氏は「女性天皇・女系天皇容認」

 内閣総理大臣を事実上決める自民党総裁選は9月17日に告示、同29日に投開票が行われる。その有力候補の一人が河野太郎ワクチン担当相だ。

「河野氏は58歳とまだ若いですが、防衛相や外相といった枢要閣僚を経験しています。その河野氏は2020年8月23日にインターネット番組で『(皇后の)雅子さまや、紀子さまを見て、皇室にお嫁入りしてくれる人が本当にいるだろうか。男の子を産めというプレッシャーがものすごくかかってくる』と述べ、男系男子に限定した皇位継承に疑問を呈したうえで、『(皇位継承資格のある男系)男子がいなくなったときは、愛子さまから順番に、女性の皇室のお子さまを天皇にしていくというのが一つある』と語り、女性天皇・女系天皇を事実上容認する考えを示しています。

『天皇は秋篠宮家からではなく天皇家から出すべき』

 眞子さまが結婚を強行しようとされていることで秋篠宮家の自由意思を尊重し過ぎるご教育方針に疑問の声も聞かれる中、『やはり天皇は秋篠宮家からではなく天皇家から出すべき』といった声が上がってくれば、『愛子さまを天皇に』という世論が沸き起こらないとも限りません。河野氏の頑張りで新型コロナウイルスワクチンの接種が一気に進んだことは紛れもない事実で、実行力のある河野氏が首相になれば愛子天皇誕生に向けた制度改正の英断を下す可能性もゼロではないでしょう」(同前)

 有識者会議が天皇の資格を女性皇族に広げる案を見送ったことで、愛子天皇を待望する国民の一部には失望感が広がったとされる。再び女性天皇の是非を議論の俎上に載せることができるか。河野氏の総裁選の結果に注目が集まる。

(朝霞 保人/文藝春秋)

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