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幼稚園生の娘に「お父さんと、お母さんの彼氏どっちが好き?」「不幸な家族だ」と…妻の彼氏と同居した家族の現在

文春オンライン / 2021年9月26日 11時0分

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©末永裕樹/文藝春秋

「妻を愛してるけど抱けないので、彼氏になってほしい」結婚1年目でセックスレスになった夫婦が、妻の彼氏と一緒に住むまで から続く

 現在結婚13年目のわかぴょん・みかさん夫婦は、お互いに婚外恋愛を認め合って生活している。そんなお2人にこれまでの結婚生活について詳しく話を聞いた。(全2回の1回目/ 前編 を読む)

◆◆◆

隠している人と同じくくりはなんか違う

——メディアの取材を一時期受けなくなったとおっしゃっていましたが。

わかぴょん そうですね。妻は結婚してから彼氏ができたことをブログで公開していたので、テレビから声がかかることが何度かありました。ポリアモリー企画や不倫している妻大集合みたいな枠組みでみかが出演していたんです。

みか 愛人がいる妻ということで出演したんですけど、私以外は皆さん秘密の交際で。私は夫にも話しているので、ちょっと秘密の愛人とは、くくり? ジャンル? が違うのかなぁとは思っていました。

わかぴょん それから同じ番組からまた依頼が来て、「今度は旦那と彼氏も一緒にスタジオに来てくれませんか?」と。その時は3人でインタビューを受けました。その後、今度はおうちにお邪魔したいと言われて、シリーズで3回くらい放送されました。大家族がよく密着される番組あるじゃないですか。そんな感じです。

「お父さんと彼氏どっちが好き?」

みか ちょうどそのとき、ベストな家族の形を模索していた時期でしたので、私の彼氏のほかに、子どもが3人いるシングルマザーの方も一緒に同居していたんですね。そのシングルの方の娘さんと、うちの次女が同じ幼稚園に入園することになり、わかぴょん、みか、彼氏、娘2人、シングルのかた、その娘3人、合計9人で、入園式に参加したんですよ。

 その様子を取材させてくれといって、密着されました。その中で子どもにわざと「お父さんと彼氏どっちが好き?」と聞いて、答えに困っているところだけ切り取って放送したり…。あと結婚制度に怒っている人として出てくださいとか言われたんですけど「いや、全然怒ってないんですけど」みたいな。

わかぴょん 私も「妻に振り回されまくりで、彼氏の同居も認めて家のお金も全部なくしている旦那」として出てくれと言われて、それは嫌やなって。

——それは断ったんですか?

わかぴょん 断りましたね。結局どの番組も、僕たち家族が不幸だという結論に持っていきたいという感じでした。ちょっと悪意あるなと感じることが増えてしまって。自分たちの本当の姿は全然違うんですけど、番組側で面白おかしくされてしまうことに疲れてしまいました。

みか 奇抜なことを言う嫁、みたいなね。

誹謗中傷を見ると消耗しちゃう

——そういうふうに取り上げられてしまうと、いわゆる誹謗中傷みたいな、心ないコメントがくることもありましたか? 

わかぴょん ありましたね。「旦那がしっかりしてないからそういう状態を招いているんだ」とか。SNSで発信していたので、ある程度は承知の上だったけど、やっぱりそういう誹謗中傷を見ると消耗しちゃうんで。

みか 見た人によって反応ポイントがそれぞれでしたね。例えば「いい年してなにやってんの」みたいなのもあれば、「結婚して30超えてるのにまだ恋したいとかバカじゃないの」とか、「かわいくもないのに」みたいなのに反応する人も居るし。

わかぴょん それから一時期、自分達から発信することをやめました。でも昨年からYouTubeを始めて、自分たちの口で発信し始めています。YouTubeでもたまに誹謗中傷は来るんですけど、何千回って再生される中で1人か2人ぐらいなんですよ。

「このぐらいでも人前でしゃべっていいんや」

——そもそも最初みかさんがブログで発信し始めた理由ってなんでしょうか?

みか 性のことで悩んでいた時期に、現役風俗嬢の方のお話会みたいなのに行ったんです。現役で働いている人とかが相談しに来ていて、「こういうお客さんにどういう対応をしたらいいですか?」って。悩んでいる風俗嬢の方に「あなたもうちょっとSM系の店に移動したほうが輝くわよ」とかアドバイスしていたりして。

 その時に「私もこれぐらいやったら人前で喋れるかもな。」と思ったんです。「どんなことでも発信して喋ったら、誰かに届くことがあるんかな」と。じゃあ私も何か発信しようと思って、その時私たちのホットな話題がセックスレスやったので、セックスレスやけどそのことについて話してる夫婦としてのブログを始めたんです。

——ブログを読んでる方の中には楽になる方が居るかもしれないですよね。セックスレスで悩んでいる方とか。

みか 「楽になった」とか「勇気をもらった」みたいな連絡は結構来ますね。

わかぴょん 「応援してます」とか、「うちもセックスレスで、今妊娠中で、この後どうするか実は悩んでいた」とか、「こういう例もあるんだということを知れて希望が持てました」とかすごい言われますね。

現在3人目の彼氏が

——現在はお互いに別のパートナーがいらっしゃるのでしょうか?

みか 私には彼氏がいます。3人目ですね。2人目の彼氏とは家族みんなで一緒に住んでいました。今の彼氏は歩いて15分くらいのところに引っ越してきたんで、2つの家を行き来してます。子どもも含めて。

わかぴょん 私も彼の家に遊びに行ったりとかして。

みか みんなでご飯食べたり。

わかぴょん 子どもからすると、家が1つ増えたという感覚なのかもしれない。

——子どもたちへの説明はどのようにしているんですか?

みか ありのまま言っていますね。

わかぴょん 「お母さんが好きな人だよ」って説明してるかな。

みか 子どもたちもその人との関係をそれぞれ築いているという感じです。その人の役割とかではなく。この間、わかぴょんだけ留守番で、彼と私と子ども2人でファミレスに行って、贅沢にパフェとかお肉とかいっぱい食べて、わかぴょんに写真撮って自慢しました(笑)。

好きな人と毎日チャットのやり取り

——ちなみにそういう時のお金はどうしているんでしょうか?

わかぴょん 基本的には彼が出してくれています。「子どもたちの分は俺が払おうか」と言うんですけど、「いいよ、いいよ。出しておく」というふうに言ってくれて。とてもいい関係でいますね。

——わかぴょんさんにはお相手はいらっしゃるのでしょうか?

わかぴょん 付き合ってはないんですけど、好きな人はいます。相手も僕たちのYouTubeを見ていてくれて状況は知っている人です。毎日チャットとかやり取りはしていますね。

みか 高校生みたいですよ(笑)。「これって俺のこと好きってことかな?」とかニヤニヤしながら聞いてきたり(笑)。

わかぴょん うん、まあ、そう(笑)。

みか 恋っていいなと思います。パワーがすごい。元気になるし。

友達・両親の理解

——周りの友達だったり家族は理解してくれているのでしょうか?

みか 分かってるかどうかは知らんけど、YouTubeやってるし、全部顔出しでFacebookとかでも書いてるから、それが嫌な人は寄ってこないんですよね。

——お互いのご両親には話しているんですか?

みか 話してます。

わかぴょん 最初は「あり得へん」って言われましたね。みかのお母さんとも話すんですけど、みかがいないところで「みかやから、今だけやから、ちょっと収まれば大丈夫やから、あんた頑張りや」って言われました(笑)。

 今は別に、元気やったらそれでいいっていうふうになってきていますね。うちの親にも、言ったけど、伝わってないですね(笑)。秋田の田舎なので、そういう価値観が、特に受け入れられにくいところだから、75の親父にああだこうだ説明してもあれだし。聞かれたら「そうだよ」って言いますけど。でもなんだかんだ理解してくれる人は多いですね。お互いが納得していればいろんな形があっていいと思って。

みか それぞれが責任もってやるっていうのは大事かもしれないですね。

自分を大事にしないと、相手のことは大事にできない

——最後に、読者のみなさまに何かメッセージがありましたら。

わかぴょん 何か言えるような立場ではないけど、人のせいにしないということはいつも大事にしています。どうしても人のせいにしちゃうじゃないですか。「俺が今つらいのは、そもそもみかに彼氏が居るからだ」とか。そうじゃなくて、それは自分が選択してきた結果だし、と思うこと。

 あと、まず相手を大事にする前に、自分を大事にしないと、相手のことなんて大事にできない、って思いますね。

みか 隠すとか隠さないとか、いろんな人を好きとか、そんな中でどれが良い悪い、どれが正解っていうのは無いし、自分の気の済むようにやるしかないなぁと思います。我慢してても、限界って大体くるじゃないですか。だから、好きじゃない嫌なことを限界までやるっていう選択も、1つだし。

 私は、食べたいものを食べたい時に食べたいだけ食べる! というシンプルなんだけど案外難しい、そうゆう素直な生き方にチャレンジ中です。

——ありがとうございました。

(「文春オンライン」編集部)

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