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《安田美沙子の涙の裏にあった「切迫出産」の辛い経験》元所属事務所との泥沼裁判で明かしていた「送られてきた“夫と不倫相手との生々しいLINE”」

文春オンライン / 2022年5月22日 11時0分

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安田美沙子(本人のInstagramより)

《ただあの、これだけは一つ言っておくけど、辞めといてどっかにポンと入ると揉めますよこれは。これはもう黙っていない》

 これは、昨年6月23日に東京地裁の法廷で「和解」が成立した、ある民事裁判の資料に記された一節である。

 資料によると、このやり取りは、《被告会社代表者》から《被告下鳥美沙子》に向けられたもの。《下鳥美沙子》とは、多くの読者にとって聞きなじみのない名前であろうが、この女性の旧姓を聞けばピンとくる人は少なくないだろう。

 安田美沙子。

 いまも芸能界の第一線で活躍を続ける、女優でタレントの安田美沙子(40)、その人である。

元所属事務所の社長からの“仕打ち”

 グラビアで頭角を現し、はんなりとした京都弁を多用する“癒やしキャラ”で一世を風靡し、2014年にデザイナーの男性と結婚。出産を経て、現在はママタレとしても活躍の場を広げている。

 一方の《被告会社代表》は、安田の所属事務所だった「アーティストハウス・ピラミッド」の代表を指す。

 5月16日、安田は「あさイチ」(NHK)に出演。2022年から不妊治療の公的医療保険適用が、いままで不適用だった体外受精などの治療に拡大したニュースに触れ、自身の不妊治療の辛い経験について明かしている。放送中、涙を流す場面もあった。

 実は、前出の民事裁判の資料では、《被告会社代表》、つまり元所属事務所の社長からの“仕打ち”で、安田が第二子を「切迫出産」せざるをえなかったとも主張しているのだ。一体、双方の間で何があったのだろうか――。

元マネジャーが訴えた安田と事務所のパワハラ

 安田と事務所代表の双方が被告となった裁判は、安田の元マネジャーによって2020年10月に提起された。それは、マネジャーが安田と事務所から受けた「パワーハラスメント」の被害を訴えるものだった。

「訴状によると、マネジャーは、雑誌の撮影時に安田が自宅に忘れたバッグを取りに戻った後の言動で安田の不興を買い、事務所代表から叱責を受けた上に担当を外されたことなどを『パワハラ』と主張。安田と事務所双方にパワハラという『不法行為』への賠償として165万円の支払いを求めました。裁判は原告が被告への請求を放棄し、『誹謗中傷しないことを相互に約束する』などの条件で和解が成立しています」(事情を知る関係者)


 この種のトラブルは芸能界ではそれほど珍しいものではないが、この裁判が特殊なのは、審理の過程で安田と事務所との因縁が詳らかにされた点にある。

安田は「マネジャーと事務所が結託している」と主張

「安田側は、この裁判はマネジャーと事務所側が結託して自分へ嫌がらせをして起こしたものだと主張したのです。その主張を補強するために、これまで事務所から受けた“仕打ち”を法廷で明らかにした。最初は、所属事務所&安田美沙子vs.マネジャーで始まった裁判ですが、その対立構図が所属事務所vs.安田美沙子にすり替わってしまった格好です」(同前)

 安田はなぜそのような主張をするに至ったのか。それは、安田の独立騒動が発端だった。

「安田は、2020年3月に、自身のInstagramでデビュー時から所属していたアーティストハウスピラミッドからの退所と独立を発表しました。しかし、話し合いで折り合いがつかず、事務所側は、独立を認めなかったために亀裂は決定的になったのです」(同前)

 パワハラ訴訟の裁判資料には、その対立の経過が克明に記録されていた。

 安田側が示した答弁書によると、冒頭のやり取りが安田と事務所代表との間で交わされたとされるのは、安田の「独立宣言」の約1年前の《令和元(2019)年5月10日》のことだった。

事務所を辞めるか、芸能界引退か

 安田はこの席で代表にこう伝えたという。

《自らの置かれた環境をリセットした上で家族との生活や今後の仕事の向き合い方等についてゆっくり考えたい》

 冒頭のセリフはこの時、代表が安田に言い放ったものだとされる。代表は、さらにたたみかけるように安田を追い込んでいく。

 以下は答弁書に記された、安田に投げかけられたとされる代表の言葉だ。

《だから決意するんだったらね。いやとても辛い言い方するんだけども、本当に引退するんだったら大歓迎だよね。だけど引退した、でも何年かしたらやっぱりこっちで、ここで仕事をするって言われた場合は、やっぱりちょっと色々難しい問題出てくるんじゃないかな? 俺は黙っていない。うん。俺はそんな男じゃないからね…》

 事務所に残るか、芸能界引退か。

 代表は退所を“直訴”する安田に暗に選択を迫ったという。さらに、こう追い打ちを掛けた。

事務所側が安田に突きつけた“芸能界の掟”

《これは掟》

 答弁書で安田側は、当時の状況を《引退や掟という言葉を繰り返し多用した上、被告会社からの独立や他の芸能事務所への移籍は断じて許さない旨を執拗に伝えるとともに、本件専属契約を更新しないのであれば芸能界を引退するよう示唆した》と主張している。

 その後、安田と事務所側との対立は、泥沼の訴訟合戦へと発展していく。

 双方の対立が決定的となった協議から約1カ月後の2019年6月、安田側が「円満解決のため」として提案した協議を事務所側が拒否。そして、それから約3カ月後の同9月には、「経費の名目で支給していた金員の一部が給与に該当する」として、事務所側が、「不当利得返還請求訴訟」を提起するに至ったのだという。

 訴訟は2020年3月に原告となった事務所側の「請求放棄」という形で終結したが、事はそれで終わらず、冒頭のパワハラ裁判へとつながっていくのである。

極度のストレスによる「切迫出産」を示唆

 一連の“裁判闘争”の渦中にあった2020年3月には、一部週刊誌で安田の夫に「2度目の不倫」が報じられた。パワハラ裁判では、このスキャンダルが報じられる直前、事務所側が安田や夫に対して醜聞の内容を伝える文書を送っていたことも明らかにされた。

 安田は、この一件の直後に第二子を「切迫出産」したとも明かしており、トラブルによるストレスの影響を示唆した。相次ぐ訴訟やスキャンダル報道を《嫌がらせ》と受け止めていたとし、《芸能活動を事実上妨害し続けた》と答弁書の中で“被害”を訴えている。

「安田は証拠として、事務所から自身や夫に送られた文書を提出しています。そこには、週刊誌で報じられた夫と不倫相手とのLINEの生々しいやり取りが記されていたといいます。文書には、事務所側に何らかの対応をしなければ記事が世に出るという趣旨の文言が記されていたようです。

 第二子を妊娠中だった安田はこの一件があった直後に都内の病院に救急搬送され、『切迫出産』を余儀なくされたと主張。病院にかかった際の診断書も証拠として提出し、極度のストレスによる心身への影響を示唆しています」(同前)

 安田側はこの件についても、事務所側の攻撃の一環であると受け取ったとみられる。

トラブル続きの事務所の実態「熊田陽子は…」

 安田側の主張するような「脅し」や「報復」が実際にあったのかは定かではない。ただ、この事務所が、安田に限らずタレントをめぐるトラブルに見舞われ続けていることもまた事実だ。

「記憶に新しいのは、熊田曜子の一件です。2021年5月、熊田の夫が熊田に対する暴行容疑で逮捕され、熊田が夫との離婚に向けて協議していると明らかにした。ところが、その後、夫が熊田の不倫疑惑を週刊誌で告発。この疑惑を巡って裁判沙汰に発展しました。安田と同様、ママタレとして人気だった熊田ですが、一連の騒動でかなりのイメージダウンとなってしまったのは間違いありません」(スポーツ紙記者)

 独立を果たし、事務所側との裁判を終えて以降もコンスタントに活動を続ける安田だが、不気味なのは事務所側の対応だ。

「誠に遺憾ではありますが、安田美沙子とは現在訴訟が係属中でありますので、弊社のホームページから安田の肖像やリンクを仮に削除させて頂きました」

 事務所の公式サイトのトップ画面の目立つ場所に、安田について「お知らせ」を掲出し続けている。

 果たして法廷での第二幕を企図しているのか。不穏な気配はいまだ消えない。

(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))

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