エリア51急襲、2百万人参加表明で米軍が警戒態勢…回収したUFO調査&宇宙人拘束の噂

Business Journal / 2019年9月22日 23時27分

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噂が絶えないエリア51

「エリア51では、墜落したUFOを手本にして極秘裏に地球製UFOが開発され、夜間にテスト飛行が行われているばかりか、地下基地には生きた宇宙人もいる。そして、今や米軍は宇宙人テクノロジーを手に入れている……」

 そんな噂の絶えないエリア51は、米ネバダ州南部にあるグルーム・レイク空軍基地の別称である。米政府はそんな陰謀論を否定しているが、厳重な警戒の下、敷地周辺への立ち入りや撮影は一切禁止されている。つい9月10日にも、エリア51に接近したオランダ人ユーチューバーとその友人が不法侵入と違法駐車の罪で逮捕され、執行猶予付きの禁錮1年を言い渡されている(2人は罰金各2280ドルを支払って19日に釈放)。実際のところ、エリア51で宇宙人テクノロジーのリバース・エンジニアリングが行われているのかどうかは不明だが、少なくとも、機密となる最新鋭の航空機が開発されてきたのは事実と思われる。

 噂の発端は、エリア51で勤務していた物理学者ボブ・ラザー博士が1989年にテレビ番組で告白した内容だった。彼は、エリア51において、墜落・回収されたUFOの反重力推進システムを解明する任務に就いていたという。そして、頭でっかちのグレー・エイリアンが白衣を着た2人の男に挟まれて立っていたのを目撃したと証言したのだ。

 こんな爆弾発言は瞬く間に世界を駆け巡り、その内容は日本のテレビ番組でも大きく取り上げられた。記憶にある読者も多いのではあるまいか。以後、近くを走る州道375号線は「ETハイウェイ」と名付けられて観光化し、エリア51はUFOのメッカとして、常に注目を浴びてきた。

エリア51を急襲?

 今年7月、ある若者がそんなエリア51にナルト走りで突入しようとフェイスブックを通じて呼びかけた。日時は、9月20日の午前3時(太平洋夏時間)。内容は、「全員、エリア51のエイリアンセンター観光アトラクションに集合し、入場を調整する。(日本のアニメの)NARUTOのように走れば、軍側の弾丸より早く走れる。エイリアンたちに会おう」というものだった。

 BBCの報道によると、冗談半分のこの呼びかけに対して、200万人以上が参加を表明。この事態を受けて、米空軍は異例に警戒態勢を強化するに至った。米空軍報道官は「(エリア51)は米空軍の野外訓練場であり、誰であろうと米軍が訓練している場所に訪れないよう警告する。アメリカとその財産を守る準備はできている」とワシントン・ポスト紙の取材において表明した。また、フェイスブック側もそのページを削除し、イベントを企画した若者マシュー・ロバーツ氏のもとには、コミュニティーの規範に反するとして削除した旨の通知が届いたという。

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