再起不能レベル…フジテレビ、尋常じゃない視聴率崩壊 TBS凋落と同じ理由&現象が!?

Business Journal / 2015年4月28日 23時0分

写真

 フジテレビが低迷から脱せられない。4月からゴールデン帯で始まったバラエティ番組が、軒並み視聴率1ケタ台に沈んでいる。中でも、土曜10時台から金曜19時台に昇格した『世界HOTジャーナル』は初回こそ平均視聴率8.2%(10日、ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)だったが、2回目4.2%(17日)、3回目4.3%(24日)と急降下。ゴールデン帯とは思えない数字を記録してしまっている。テレビ局関係者は語る。

「土曜午前時代もそれほど視聴率がよかったわけではないが、今のフジには新番組で勝負するだけの制作力がないため、仕方なく昇格させた感は否めません。フジの制作力低下は昨今いわれ続けていることですが、それ以上に沈滞ムードが流れるキャスティングをしてしまったことも見逃せません」
 
 土曜10時台では局アナの松村未央が担当していたが、金曜19時台に昇格した途端、フリーの西尾由佳理アナ(元日本テレビ)が起用されている。

「たしかに、もともとのMCは西尾で、産休で降板したあとを引き継いだのが松村アナでした。今回、西尾の産休終了とゴールデン帯昇格が一致したわけですが、都合のよい時だけ局アナが使われ、ほかはフリーに任せられると、アナウンス部の士気はものすごく低下してしまいます。実際、西尾と松村が逆の立場であれば、こんなことは起こらないわけですから」(同)

 フジは1980年代から女子アナブームを牽引し、自社でスターアナをつくり上げ、局全体に活気をもたらしていった。一方で、かつて民放の雄と呼ばれたTBSは自局のアナではなく、フリーアナを重用する傾向にあった。90年代には『ビッグモーニング』で寺田理恵子(元フジ)を、『ニュースの森』で久和ひとみ(フリー)を、『筑紫哲也NEW23』で草野満代(元NHK)を使った。2000年に入っても、その傾向は変わらず、『NEW23』には膳場貴子(元NHK)、『あさチャン!』には夏目三久(元日本テレビ)を起用。局を上げての一大イベント『世界陸上』でも中井美穂(元フジ)がキャスターを務めている。

「田中みな実が退社した原因には、フリーの夏目三久が帯番組の担当になったからといわれています。このように、せっかく局アナがいるのにわざわざフリーに頼ると、局アナは育たないし、士気が下がる。TBSが90年代から今に至るまで低迷している遠因には、フリーアナ重用があるともいわれています」

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
ビジネスジャーナル

トピックスRSS

ランキング