トヨタ新型カローラ、販売苦戦?の裏に意外な反応…3ナンバー化より日本向けボディが物議

Business Journal / 2019年11月20日 19時40分

 トヨタは長らく「カローラ=5ナンバーサイズ」となっている日本市場および日本の消費者に対して、グローバルモデルよりサイズダウンすることで“忖度”したようだが、どうせ3ナンバー化するのならサイズをグローバルモデルと共通化させたほうが良かったと反応した消費者が意外に多く、販売現場を驚かせている。

 セダンはまだ強くないのだが、ツーリングはサイズダウンによる“寸詰まり”のイメージが強まってしまったので、このあたりは購入希望者のなかには気にする人も多いようだ。このような流れもあり、セダンよりツーリングの販売活動で特に苦労することが多いようだ。

「3ナンバー化したのですが、『ラゲッジルームが狭くなったね』というお客様からの声はよく聞きます。使い勝手も、フィールダーには後席リクライニング機構があったのですが、ツーリングでは廃止となりました。新プラットフォームの採用などでボディ剛性強化を進めたため、とお客様に説明しても、昔からのカローラユーザーのお客様などは快適や便利装備の充実を優先される方も多いので、なかなか理解していただけません」(販売現場の声)

ディスプレイオーディオには抵抗も

 さらに販売現場を悩ますのが、スマートフォンと連携するディスプレイオーディオの存在だ。カローラシリーズで初採用となったシステムだが、これにより、今までのように2DINインダッシュタイプのディーラーオプション設定となるオーディオやカーナビを選ぶことができなくなった。しかも、CD再生などが可能なディスク挿入口および再生機能対応もなくなった。

 誰もがというわけではないが、年齢がアップするにつれ、愛用のスマホに音楽をガンガンダウンロードして楽しむなど、スマホを10代の若者のように使いこなしている人ばかりではなくなる。今回のカローラはユーザーの若返りを進める可能性は高いが、メインユーザーが一気に10代や20代になることはない。従来のカローラユーザーを中心にディスプレイオーディオに対する抵抗が目立ち、受注に結びつかないケースも目立っている。

「ディスプレイオーディオそのものもそうですが、大画面ディスプレイがオンダッシュで固定化されていることに抵抗を示すお客様も目立ちます。トヨタ車は今までインダッシュというのがオーディオ&カーナビの基本スタイルだったので、ディスプレイがダッシュボードの上に丸出し状態で固定化されるのは、防犯上の不安もあるようです」とは販売現場の声。

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