株投資、今年ズバリ大注目の銘柄5選!…「東証1部駆け込み上場」銘柄が狙い目

Business Journal / 2020年1月7日 19時20分

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 まいど、相場の福の神こと、藤本誠之です。マーケットアナリストで、年間約400社の上場企業経営者とのミーティングを通じて、真の成長企業を個人投資家に紹介するのが仕事です。たぶん、日本で一番上場企業経営者の貴重なお時間をいただいているアナリストです。

 今回は、相場の福の神が考える2020年の相場展望を紹介させていただきます。2020年の最大の注目ポイントは、東京証券取引所の市場再編問題です。昨年のクリスマスイブ12月24日に、金融庁が東京証券取引所の市場改革に関する金融審査会の報告書案を公表しています。この内容を簡単にまとめると、下記になります。

・2022年前半めどに1部と2部、マザーズ、ジャスダックの4市場を3市場に再編するよう東証に促す。

・新1部(仮称・プライム市場)への新規上場は市場で売買可能な「流通時価総額」で線引きし、100億円以上を目安とする。

・現在の1部上場企業には適用せず、すべての企業が希望すれば新1部に移れる。2部とジャスダック市場に属する一定の時価総額を持つ企業の上場を念頭に「スタンダード市場(仮称)」を創設。マザーズ市場などに上場する新興企業向けには「グロース市場(同)」をつくるべきだとした。

・新TOPIX(主にプライムの流通時価総額100億円以上)への移行(2022年上半期)。

 結局、現在の東証1部企業からは、すべての企業が希望すれば新1部に移れることにはなりました。まあ、なんとも日本的な既得権益を保護したような「モヤモヤ感」の残る結論とはなりましたが、とりあえず結論が出たことは幸いです。まさに、金融庁から個人投資家へのクリスマスプレゼントのようです。

 2019年は、大型株に比べて中・小型株・新興市場銘柄のパフォーマンスが極端に悪かったです。これは、この東証市場再編で、現在の東証1部の銘柄の中で時価総額が小さい銘柄は東証1部から転落する可能性があったからです。

 現在、東証1部に上場していると、上場の翌月末に東証株価指数(TOPIX)の構成銘柄に自動的になります。現在(2019年11月末)の東証1部の時価総額は約640兆円です。日本最大の機関投資家である、国民の年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の2018年末の国内株式の残高が38兆6556億円となっており、この約9割がTOPIX連動で運用されています。

 そのほかに日本銀行が年間6兆円のペースでETF(上場投資信託)を買っており、その多くがTOPIX連動です。そのほかの年金・投信などでもTOPIX連動運用が多いので、全体として約60兆円程度がTOPIX連動運用されており、東証1部の全銘柄の発行済み株式の約9%をTOPIX運用で購入している計算になります。

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