間違った「足の爪の切り方」はこんなに危険…深爪・陥入爪・腰や膝の故障などの原因に

Business Journal / 2020年3月30日 5時40分

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 人目に触れる「手の爪」はいつも清潔にして手入れを欠かさないが、同じ爪でも「足の爪」のケアに注意を払っているという男性は少ないのではないだろうか。しかし、足の爪は適切に切らないと爪自体にトラブルを生むだけでなく、膝や腰にまで影響が及んでしまうという。

 では、足の爪を適切にケアしないと、どんな健康被害を招いてしまうのか。正しい足の爪の切り方や器具の選び方などについて、足の爪切り専門店「爪切り屋 足楽」日本橋三越前店の竹之下利恵子氏に聞いた。

深爪がNGな本当の理由

「足の爪なんて、とりあえず短ければ大丈夫」。こんなふうに考えて、足の爪のカットを甘く見ている人はいないだろうか。実は、足の爪は人体において非常に重要な働きを持っており、「ただ短ければOK」というわけではないのだ。

「人間の指は先端まで骨がありません。そのため、爪が骨の役割を担うと共に指先の保護をしています。足の爪は、短すぎると力が入らないし、長すぎても歩きづらくなるので、正しい形、長さに切ることで、その機能がきちんと発揮されるようになるのです」(竹之下さん)

 足で地面を踏みつけ、体を支え、重心バランスを整える。そのすべての動作には、足の爪の存在が欠かせない。

「正しく足の爪を切らないと、地面をうまくとらえられず、安定感を損なってしまいます。そうすると、転びやすくなったりつまずきやすくなったりするのです。特に、多くの人がやりがちな『深爪』は、習慣づけてしまうと爪がどんどん小さくなり、指の腹で踏ん張ることができなくなって、指が浮いてしまいます。さらに、足指を使わずに歩くと、足裏のアーチが歪み、バランスが崩れます。それらをカバーしようとして、膝や腰にまで負担がかかってしまうのです」(同)

 それに加えて、爪自体にもトラブルが起きてしまう。男女ともに多い症状が「巻き爪」だ。

「爪を正しい形にしておかないと、巻き爪になりやすいのです。とりわけ、仕事用の靴がある人は要注意。職場から支給される靴は自分の足にフィットしなくても履き続けなければいけないため、足のトラブルを招きやすいのです。当店にも、長靴を履く厨房仕事の人や安全靴を履く工事現場で働く人などが巻き爪の相談に来店されます」(同)

 靴のサイズは大きすぎても小さすぎてもトラブルの元になる。購入時は慎重にサイズを確認し、中敷きや靴紐で微調整して足にフィットするよう心がけよう。

爪切りの正しいタイミングは?

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