申請できない高齢事業者続出…コロナ・持続化給付金、ネット申請が“死ぬほど使いづらい”

Business Journal / 2020年5月13日 19時14分

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う自治体の営業自粛要請などで、収入が半減した個人事業主を対象とする国の「持続化給付金」の電子申請が1日から始まった。問題は特設ページの使い勝手の悪さで、パソコンやスマホに不慣れな高齢者のみならず、申請希望者から不評の声が聞かれる。

 持続化給付金は飲食店など営業自粛要請を受けて開店休業状態になった事業者が待ち望んでいた救済策で、最大100万円を支給するというもの。感染予防対策のため「電子申請が基本」としたため、申請初日の1日にはサーバーダウンと見られる接続不良が発生するなどしていた。さらに電子申請ページそのものの使い勝手の悪さもあるようだ。東京都内の30代の居酒屋経営者は肩を落として話す。

「とにかく、使い勝手が悪いです。まず証拠書類として確定申告書1枚、法人事業概況説明書2枚、対象月の売上台帳、通帳の写しを添付する必要があるのですが、この添付ファイルの容量がたったの10MBしかありません。しかもファイルはJPEG、PDF、PNGです。iOS標準のHEIFは対象外です。この段階で、ひと手間かかります。

 さらに申請事項記入時のデータ保存の使い勝手が良くないです。そもそも一時保存するためのボタンがありません。『次へ』をクリックするたびに自動保存されるのですが、『次へ』をクリックしたときに結構な割合で『入力エラー』が出ます。入力エラーが出ると、これまでの記入事項は自動保存されていないという仕様です。何度も書き直しになりました。

 しかも、申請を行った後に内容を取り消すことはできません。審査中の修正もできません 。公的な書類なので慎重に記入しなければならないのはわかりますが、役所で対面で提出する時と違い、不明点を窓口の職員に聞くこともできないので緊張します。最終的に申請まで2時間近くかかりました。

 初日に申請してそろそろ2週間たちますが、いまだに入金はありません。入金予定日の通知はそもそもないようです。また書類に不備があった際は、向こうから通知がくるそうですが、コールセンターに聞いたら2週間くらいかかるそうです。これはお年寄りの経営者にはキツイのではないでしょうか」

不許可や不備の通知が、いつくるのかもわからない

 Twitter上では申請に対する困惑の声が溢れている。

「持続化給付金の申請してるけど

これは

年寄りには難しい..」

「持続化給付金って給付された人はマイページの方に通知されたりするんですか? それとも自分で口座を確認するまで分からない感じ?」

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