“年収減少”期突入の今、逆転の発想で将来の収入増につなげる4つの行動
Business Journal / 2020年5月31日 5時40分
会社員はどうしてもボーナスに家計を大きく依存しています。毎月の収支不足をボーナスで補ったり、ボーナス払いで白物家電などを一括払いしたり、冠婚葬祭のお金をボーナスからやりくりしていたりします。住宅ローンもボーナス払いを何十万円も設定することがしばしばです。だとすれば、ボーナスが減っても、なんとかやりくりできるようにすることを意識しなければなりません。
住宅ローンについては返済計画の見直しができますので、銀行に相談に行きましょう(別の借金で充当することはNGです)。大型出費もしばらくは控えめにしたほうがいいと思います。そして、もらえたボーナスはしっかり手元に残しておきます。ボーナスがまた増えるのは、景気が落ち着いて回復してからになるでしょう。この何年かは、ボーナスが減ることは覚悟したやりくりを心がけましょう。
年収減少時代の生き方3:自分のキャリアに爪を研げ今までと同じ仕事をしているのに給料やボーナスが下がる、ということはかなり厳しい状態です。できることなら、逆転の方法を考えなければいけません。
しかし、投資で短期的に稼ごうとか、投資で毎月数万円を確実にゲットしようという考えはオススメしません。特にFX(外国為替証拠金取引)は投機的なので、貴重なお金を溶かしてしまうリスクのほうが高いでしょう。中長期的に積立投資をすることはオススメしますが、つみたてNISAの年40万円、あるいはiDeCoの年27万6000円(企業年金のない会社員の場合)くらいの範囲にとどめておきましょう。
それより、大事なことは「仕事の能力を高めて、もっと給料をもらう立場になる」ことを意識することです。今の時期は残業禁止になっていることも多く、長く働いて収入を増やす選択肢はふさがれています。自分の収入を増やす方法は、「副業」か「キャリアアップ」が考えられます。
まず、副業です。副業については多くの会社で解禁される流れにありますが、会社で減った分の労働時間を別に増やすだけでは同じことです。可能なら、副業が大きく育つことを意識したいものです。例えば、ブログを運営してアフィリエイトで稼ぐなら、そのテーマで本を執筆したり、本業に変わるほど稼げる仕事になることまでロードマップを描ければ理想的です。ちょっと大変ですが、チャレンジする価値はあります。
仕事のキャリアアップについては、景気が悪い時期に年収アップを期待することはちょっと難しいかもしれません。それより、景気が良くなってきたとき、しっかり昇格昇給のチャンスを逃さなくてすむように今から爪を磨いておきます。また、求人が増えてきたときに転職でガッチリと年収アップするチャンスを逃さないためにも、今から資格を取っておくのもいいでしょう。
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