“年収減少”期突入の今、逆転の発想で将来の収入増につなげる4つの行動

Business Journal / 2020年5月31日 5時40分

「雌伏」という言葉がありますが、こういう時期はガマンするばかりではなく、爪を研いで未来に備える意識も持っておきたいものです。

年収減少時代の生き方4:将来のリスクに備えよ

 若い世代の人たちに、声をかけたいことがもうひとつあります。それは「コロナの次」に備えることです。あなたの社会人人生で初めて直面した経済的危機が今回であったなら、いつかまた似た事態が起こりうる、ということです。それは10年後、あるいはそれ以降にやってくるかもしれません。後の歴史において「XXショック」と呼ばれるようになる経済危機が次にやってきたとき、せめて今回ほど焦らずにいきたいものです。

 最終的にはお金の問題で余裕をつくれるかどうかがカギになります。どんなに少なくとも数十万円を、できれば2~3カ月暮らしていけるくらいの生活防衛資金を確保して、そのときを迎えたいものです。

 人生において、経済的余裕があるときと苦しいときが交互に訪れます。経済的に余裕があるとき、少しのお金を蓄え残しておきましょう。それが、次の苦しい時期への備えとなるのです。今回もそうですが、数万円から数十万円のやりくりができるかどうかが、借金人生に転落するかそうでないかの分かれ道になります。できれば年率10%以上の利息に追われる人生は送りたくないものです。

いつか、日は昇る 今をがんばって生き抜こう

 2010年12月に安倍内閣がスタートして、アベノミクスも始まりました。10年にもわたっておおむね株価は上がり続けてきたわけです。一般的には10年の間に景気は大きな上げと下げが2回あってもおかしくありません。今回はあまりにも長期に続いた分、こうした時期に下げは厳しいものとなっています。

 また、未知のウイルスによる経済と社会の不安も大きく、しばらくは混乱が続くことになるでしょう。しかし、いつかは日は昇ります。ワクチンが開発されたり、エビデンスにもとづく感染抑止手法が明らかとなったり、治療薬が用いられるようになります。

 まったく昔通りとはならなくても、日常は戻りますし、経済も回復を始めるはずです。今が正念場です。ぜひ、今を乗り切ることをがんばってみてください。

(文=山崎俊輔/フィナンシャル・ウィズダム代表)

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