小池百合子知事、都民ファーストの会解体→自民党と合流の可能性も

Business Journal / 2020年7月8日 13時30分

 今回はコロナの影響で昔ながらの「どぶ板選挙」は難しいこともあり、あらゆる面で有利だった小池知事の圧勝につながったわけです。アッパレ! ですね。

 小池知事は当選した翌日には早速、首相官邸で安倍晋三首相と会談し、国との連携をアピールしていましたが、問題は山積しています。前回選挙の公約がほぼ達成されていませんし、コロナ対応の失策も批判されています。さらに、来年の都議選では、都民ファーストの会と自民党の戦いはどうするつもりなのでしょう。都議選の直前に都民ファーストの会を解体して、自民党と合流という可能性もありますよ。

維新推薦の小野氏が大健闘した事情

 神澤としては、日本維新の会が推薦した元熊本県副知事の小野泰輔候補の「健闘」が気になりましたね。小野氏は、副知事時代からツイッターで嫌韓的なつぶやきをしていることがネットで指摘されていました。

 16年におおさか維新の会から名称変更をした維新は、代表が松井一郎大阪市長、副代表が吉村洋文大阪府知事ということからもわかるように、関西で人気があります。維新は大阪府内の選挙区以外では衆議院議員はほとんどいませんし、都内ではゼロです。

 大阪色の強い維新の候補がどういう結果を出すのかなと思っていたら、小野候補は約61万票を獲得しました。衆議院議員選挙の比例票は「30万票で1議席」と言われていますから、2議席取れるかもしれない計算になります。

 この健闘は吉村市長の人気もあったのだと思いますが、61万票でもあと数百票足りなかったそうで、供託金の300万円は没収です。陣営としては相当悔しい思いをしているだろうなと思います。

都議補選は自民全勝で一気に解散総選挙か?

 都知事選の投票率は55%で、前回の59.73%を4.73ポイント下回ったそうです。もう少し投票率が上がればよかったですね。

 そして、都知事選以上に盛り上がらなかったのが都議補選です。4選挙区で行われましたが、いずれも自民党の候補者が勝ちました。元東京都北区の議会議員で「筆談ホステス」として知られる斉藤里恵候補も立憲民主党公認で出馬していましたが、次点でした。

 告示後から出所不明の「自民党調査データ」が出回り、「4選挙区とも自民党が勝てば解散総選挙になる可能性大」とか「日野市は共産党と接戦」などと言われていました。投票日の出口調査でも、「もしかしたら日野は野党が勝つかも」と期待が高まりましたが、けっこうな差をつけて自民党の候補者が当選しましたね。

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