DV被害者に「大袈裟にいってない?」の非常識…幡野広志氏の人生相談コラムに批判殺到

Business Journal / 2020年10月27日 5時30分

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“電子書籍、メルマガに代わる新しい電子メディア媒体”として人気のコンテンツ配信サイト「cakes」。このcakesに掲載されたあるコラムが物議を醸している。

 問題となったのは、写真家・幡野広志氏による人気連載「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。」。幡野氏は2017年末に血液のがんの一種である多発性骨髄腫を発症し、余命3年を宣告されたという写真家で、同連載はそんな幡野氏が投稿者の質問に答えるという趣旨の、人生相談のようなコラムだ。

 この連載は、ときに相談者を突き放すようなコメントをすることもある幡野氏の回答が話題となり、今年2月には幻冬舎から『なんで僕に聞くんだろう。』として書籍化。11月には書籍化第2弾の発売も控えているというから、その人気のほどもうかがえよう。

 問題となった10月19日掲載の最新回で幡野氏は、「大袈裟もウソも信用を失うから結果として損するよ」とのタイトルで、23歳の女性からの相談に回答したのだが……。

幡野広志氏「正直なところぼくはあなたの話を話半分どころか話8分の1ぐらいで聞いています」

 この相談者の女性は学生時代、妊娠を機に現在の夫と結婚をしたというが、「食事や掃除、子育てについて毎日何度もダメ出しをされ、深夜だろうが叩き起こされやり直しました」「嫌気がさして実家に帰ろうとすれば主人の実家に引きずっていかれ、数時間にわたる義父からの説教」と、事実だとすれば明らかにドメスティックバイオレンス(DV)やモラルハラスメントといえる被害に、数カ月にわたってさらされ続けていることを告白。

 昨年マイホームを建てて以降、夫の行為は落ち着いているものの、深夜まで仕事をしているという夫の言葉が嘘だったことが発覚し、夫への気持ちは冷めてしまった。相談者自身もアルバイトを掛け持ちし、フルタイムで働いているというが、今の生活や子どもの事を考えると離婚に踏み切れない……などとして、幡野氏にアドバイスを求めることとなった、ということのようだ。

 しかしこうした相談に対して幡野氏は、「正直なところぼくはあなたの話を話半分どころか話8分の1ぐらいで聞いています。眉毛は唾で濡れています、ウソだけど」などと、相談者の話が盛大に“盛られた”ものである可能性を指摘。DVとも思われる夫からの行為についても、「これちょっと大袈裟にいってない?」「旦那さんは逮捕されるような案件でしょ」と、質問に正面からは向き合わないような回答に終始した。

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