印税は紙の7倍!? Kindleネット出版をやってみた

Business Journal / 2012年11月19日 7時5分

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 さまざまなテレビ番組や雑誌などでもお馴染みの購買/調達コンサルタント・坂口孝則。いま、大手中小問わず企業から引く手あまたのコスト削減のプロが、アイドル、牛丼から最新の企業動向まで、硬軟問わずあの「儲けのカラクリ」を暴露! そこにはある共通点が見えてくる!? ●Kindleで金持ちになれるのか?

 Kindle電子書籍リーダーが発表された。その「Kindle Paperwhite 3G」は無料で3Gが使えるし、もちろんWi-Fiにも対応している。iPad miniもあるし、Nexusも出てくる。だから、この時点ではKindleがいいのか、iPad miniがいいのか、Nexusがいいのかはわからない。

 ただ、私が心躍ったのは、Kindleのプラットフォームを使えば、すぐにネット上で出版ができることだ。しかも、KindleはたとえばiPhone上であっても、amazonのアプリをインストールすればKindle版の書籍をダウンロードできる。かならずしも、Kindle本体を持つ必要はない。

 これまでiTunes App Storeで自分自身が開発したソフトを販売し、大金を得た成功譚が喧伝された。しかし、ソフト開発はいわゆる一般人にとってツラい。私はアプリ開発の書籍を読んで勉強したけれど、普通はそこまでやらないだろう。しかし、文章を書くくらいだったら、誰にでもできる。これまで自身のブログに文章をアップして、ほとんどレビュー数がなかったとしても、amazonの巨大な力を使って電子書籍を発売すれば、一個人が大儲けすることもできるかもしれない。

 Kindleでは、印税が35%か70%を選択できる。これはどちらかを選択するかによって、販売条件が異なる。具体的には、70%を選択すると配信コストがかかったりするけれど、その詳細は本題ではないのでやめておこう。ここでは、ほんとうに一人の個人が容易に電子出版できるかを述べてみたい。

 ちなみに、私は商業出版として22冊を上梓している。その印税率はほぼ10%だった。つまり、1000円の本が2万部が売れるとすると、一冊あたりの印税は100円だから、200万円が取り分となる。だけど、2万部なんて、なかなか売れない。ミリオンセラーの本しか話題にならないけれど、多くの本は2000部でおしまい。ニッチな本であれば、5000部を売ったらバンザイだ。

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