民主党議員秘書座談会「党内ではいい迷惑、惨敗ムード一色」

Business Journal / 2012年12月11日 7時5分

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 11月14日に開かれた党首討論の場で、突然野田佳彦首相は解散を明言。この宣言は、「いつ解散するのか?」と迫った安倍自民党総裁を驚かせたばかりでなく、与党・民主党議員にとっても寝耳に水。そして、議員を支える秘書にとっても、議員の落選はすなわち失職を意味するため、まさに選挙は死活問題だ。

 そこで今回、選挙戦真っただ中、民主党議員の秘書A氏とB氏に、

 「首相の解散宣言後、民主党内では一体何が起こっていたのか?」
 「選挙の現場では、日々何が起こっているのか?」
 「選挙の結果はどうなりそうか?」
 「離合集散する第三極、そして離党した議員の実情」
 
などについて語ってもらった。

ーー党首討論における野田総理の突然の解散宣言でしたが、民主党議員の方々には事前に伝えられていたのでしょうか?

A まったく何も伝えられていませんでした。党の中でも多くの人が解散は年明けの1月か2月くらいと考えていたので、まさかという感じでした。

B ただ、年内に解散するかもしれないという噂は流れていました。「近いうちに解散する」という情報は夏くらいから毎月のように出ていたので、「今回もどうせまたブラフだろう。そういう情報を流して党内を引き締めているだけ」と、高をくくっていましたね。

ーー党内では、この時期に解散した理由については、どのようにみられていますか?

A 今考えると、年内解散のほうが第三極は全然選挙準備が整っていなかっただろうし、政党交付金の算定基準日が1月1日ですから、年を越すと小沢(一郎)新党の「国民の生活が第一」(現・日本未来の党)に交付金が入ってしまうので、野田さんとしては合理的な選択だったのでしょう。

ーー民主党関係者は、今回の選挙の結果をどのように予想していますか?

B どう考えても、自民党の圧勝で、「自民」あるいは「自公」政権の誕生でしょう。みんなすでに“やばい”というのはわかっています。落選ムード一色ですね。しかし、各種団体をはじめとする組織力がありますから、辛うじて踏みとどまる部分はあると思いますが……。

ーー日本維新の会や日本未来の党などの第三極は伸びそうですか?

A あまり気にしてません。みんなで足の引っ張り合いですからね。多くの議席を獲得するのは無理ではないですか。

ーー解散前、党内には離党しそうな人がたくさんいるように見えましたが、結集・離党して誰か「顔」を立て、選挙を戦おうという動きはなかったのですか?

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