グリーの“優れた”ビジネス…新パッケージガチャ、射幸性強くコンプよりお金つぎ込む人も続出

Business Journal / 2013年2月3日 7時5分

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 ソーシャルゲーム大手・グリーの未成年者超過課金被害者数が拡大している。

 1月7日公表時に733人だった被害者数が、同月18日公表時には5544人と7.6倍に拡大、被害金額も2811万円から1.8倍の4937万円へ拡大した。

 1月7日の公表時、グリーは「未成年者の超過課金該当者が少なく、軽微な事象と考えていた。今後利用者に通知し、申し出があれば返金する」と釈明。同月18日にも、「原因はシステムの設計ミス」としている。

 消費者問題関係者は、グリーの対応について次のように語る。

「設計ミスによる超過課金は技術的問題だとしても、それによる収益を業績として決算報告しているわけだから、これは立派な不正会計。その自覚がグリーの報告からまったく感じられない。また、グリーの一連の対応には、問題を把握時点で即座に公表しない不祥事隠蔽体質、問題発生を即座に察知できないシステム監視体制不備、『返金は申し出者のみ』という不誠実対応が見られ、被害者への誠意が感じられない」

●グリーの“優れた”ビジネスモデル

 このような企業体質は、グリーのビジネスモデル自体に内在しているように思われる。

 グリーの収益は、主に次の5つで成り立っている。

(1)一般広告収入……広告代理店を通じて販売しているインターネット広告枠の売上。バナー広告と、広告コンテンツを連動させたタイアップ型企画広告の制作・販売がある。ほかにコミュニティ企画運営受託による売上もある模様。

(2)成果報酬型広告収入(アフィリエイト)……グリーにアクセスしたユーザを販売サイトに誘導し、それで発生した売上から成果報酬として得た収入。

(3)有料サービス売上……有料会員向けサービス。携帯会員向け「GREEプラス」(月額300円)、PC会員向け「GREEプレミアム」(同)などがある。

(4)コンテンツ売上……携帯会員向け「きせかえプレミアム」(500〜5000円)でプロフ素材(プロフィールページの背景全体を好みのデザインに装飾できる素材や機能)を、デジタルコンテンツとして販売している。

(5)パッケージガチャ……最上級レアカードを引き当てる課金ガチャ

 そして会員は、成果報酬型広告への参加、有料サービスへの登録、グリーへの友達招待などによりサイト内通貨「ゴールド」を獲得できる。ゴールドに換金性はなく、アバター(グリーのサイト上で利用できる自分の分身となるキャラクタ―)やSNS連動型ゲームの各種アイテム等と交換するためのグリーサイト内仮想通貨。

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