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桜宮高校体罰自殺問題、顧問をかばう声も…保護者の本音と、橋下市長国政出馬のサイン

Business Journal / 2013年2月8日 9時10分

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 大阪市立桜宮高校バスケットボール部に所属する、同校体育系学科生徒が自殺した問題で、自殺の遠因に、同部顧問教諭による体罰があったとして、橋下徹市長主導により、今春の同校体育系学科入試が中止される事態に発展した。

 実際に事件の現場となった桜宮高校は、現在どのような状況なのだろうか?

 桜宮高校に通う子を持つ保護者の話によると、事件後の1月9日午後7時に、同校にて保護者会が行われた。この会では、佐藤芳弘校長による謝罪、事件の経緯などが説明されたが、『学校としては反省する』とは言うが、具体的な話に触れることはなかった」という。

 こうした背景について、同校の保護者や普通科OBらの話を総合すると、「バスケットボール部は、強豪で桜宮高校内でも別格扱い。なので生徒が自殺しても、当初、学校側は顧問教諭にできるだけ傷をつけず、自殺した生徒ひとりの問題としたいのかなと思われる節もあった」と話す。

 事実、一連の報道が伝えられてから、ある同校教諭が「自殺の原因が本当に顧問教諭の体罰によるものかどうか、因果関係はまだよくわからない。遺書とされるものや報道をそのまま鵜呑みにはできない」と保護者や生徒に話したという声もあったからだ。

 加えて、すでに各種報道でも伝えられているように、桜宮高校にとってバスケットボール部顧問教諭は、校長でも一目置く存在であった。通常10年以内に転勤する教諭職にもかかわらず18年も同校で勤続していたからだ。そのため誰も本人に意見など言える状態ではなかったという。ある普通科OBに至っては「生徒が自殺して、ようやく(バスケットボール部顧問教諭に)モノが言える環境ができた」と話す。それだけ同校では顧問教諭の存在感が大きかったということである。

●顧問教諭をかばう声も

 一方で、この顧問教諭を「熱血漢」としてかばう、教え子、保護者もいる。ある体育系学科OBは「(顧問教諭は)手を上げることもあるけれど、ちゃんとフォローしてくれた。暴力のための暴力ではなかった。また遠くから通学している子には、奥さんに弁当を作らせ、それを配ったりもしていたと聞く。マスコミは顧問の先生のことを一方的に叩きすぎ。スポーツの世界をわかっていない」と話す。

 こうした顧問教諭への擁護論が出ていることについて、橋下市長は記者会見などで「狂っている」と一蹴、入試中止など、一連の対応は自らの指示を押し通した格好での決着をみた。

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