過熱する教育競争の裏側 分かれる国際/国内志向、エイベックスはダンス検定ビジネスに

Business Journal / 2013年7月19日 14時0分

写真

※各業界の最新ニュースをお届けする新ニュースサイト「Business Topic」がオープンしましたので、ぜひご利用ください。

 「週刊東洋経済」(東洋経済新報社/7月6日号)は、「グローバル時代に勝ち残れ! エリート教育とおカネ」という特集を組んでいる。子どもがグローバル化に出遅れないためには、どんな教育が必要か。英才教育から中高一貫校まで、最大効果のある教育投資を探る」という内容だ。

 少子化が進み、18歳人口は1992年の205万人から、2012年には119万人まで激減。大学は「全入時代」へと突入した。

 しかし教育の競争が過熱し、教育の格差は大きくなる一方だ。

 教育格差は親の所得格差と直結する。幼稚園から大学までかかる教育費が、親に重くのしかかる。「たとえば高校まで、すべて公立に通うと504万円だが、オール私立なら1702万円。特に“お受験”で有名私立小学校に行くと、公立との差がハネ上がる。大学では、国立は243万円で済むが、私立医歯系ならば2315万円と、差は10倍近い。

 同じ国内でもインターナショナルスクールに行く手もある。帰国子女は語学力を発揮するのに最適だろう。国際バカロレア(IB)など海外難関大学に入る資格を取得できる学校も多い。ただし費用は高め。幼稚園から高校までインターを選ぶと、2775万円も必要になる」のだ。

 現在、優秀な生徒を集めるのが、私立の「中高一貫校」だ。

 「6年間かけて勉強させるプログラムが見直され、難関大学への進学実績を積み上げていく。さらには、公立でも一貫校の開校ラッシュが続いた。東京都立の小石川や白鴎、桜修館などでは、毎年5人前後の東大合格者を着実に輩出している。子を中高一貫校に入れるため、小学校低学年から受験対策を始めるなど、勝ち組になるための努力は尽きない」という。

●0歳から始まる英才教育

 特集「PART1 エリート予備軍は幼児から」では、09年2月に開校後、育脳の「久保田式」としてテレビなどで取り上げられ、全国から親子が集まる乳幼児スクール「くぼたのうけん」や、右脳への徹底した働きかけをする「七田式」の「七田チャイルドアカデミー」などを紹介している。ただし、「くぼたのうけん」「七田チャイルドアカデミー」ともに、対象年齢は0歳からで、入会金は2万1000円。月の受講料も「くぼたのうけん」は2万1000円で、「七田チャイルドアカデミー」は1万4700円と高額だ。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
ビジネスジャーナル

トピックスRSS

ランキング