英米より効果抜群? フィリピン英語留学人気の秘訣と、驚きの学習システムの裏側に迫る

Business Journal / 2013年7月26日 18時0分

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 フィリピンへの日本人渡航者が急増している。2009年32万人、10年35万人、11年37万人、12年41万人と上昇傾向、13年も前年同月比8~10%増となっている。リゾート地として名高いフィリピン・セブにおいて、いま人気を集めているのが英語留学である。毎日4~6時間のマンツーマンレッスン、3食付き、宿泊代込みで、1カ月10万円から滞在できる。1~2週間の短期滞在も可能で、日本との時差は1時間、成田から飛行機で5時間20分というアクセスの良さも、人気を支える要因となっている。

 セブ中心部のビジネスタウン・ITパークは、世界を代表する大手企業がオフィスを置き、24時間態勢のコールセンターが並ぶ。ITパーク内では、スターバックスのコーヒーやスマートフォンを片手に若者が行き交い、世界各地のビジネス街となんら遜色ない。ここに拠点を置く英会話スクールのQQイングリッシュは、セブにおいて日系最大規模の語学学校である。13年夏の生徒数は約150名、出身は多国籍にわたっており、韓国、台湾、ロシア、ベトナム、タイ、イランなどからも留学生が集う。同校では、約400名の講師を正規雇用、オンライン・オフライン両方の英会話サービスを提供することで「英語学習を継続できる仕組み」を構築している。例えば、「留学して集中的に学び、帰国してからオンラインで学習を続ける」「仕事をしながらオンラインで勉強を続け、有給休暇などを利用し、1週間の短期留学で成果を試す」そんな選択肢を提供することが可能となった。

 さらに、明治大学と連携した実証実験を行い、同校のレッスンを受けた学生のTOEIC点数をサイトで公開した。カランメソッド(イギリスで生まれた実践的メソッド)を中心としたオンラインレッスンにより、2~3カ月の学習期間(計80時間の特訓講座)で平均110点、最高で250点、TOEICスコアが伸びたという。その一方で、中国や韓国、ブラジルなどへ事務所を配置するとともに、イギリスやイタリア、香港、台湾、イラン、サウジアラビアなどへ取引先を広げている。学習ネットワークの世界展開を推し進めるQQイングリッシュ理事長の藤岡頼光はこう話す。

 「アメリカやイギリスへの留学に比べ、フィリピン留学のほうが良いと自信を持って言えます。理由は価格面だけではありません。フィリピンの人々は、教師という職業にとても向いているのです。フィリピン人は、世界の国々において、看護・介護領域で活躍している方々が多い。大家族の中で育った彼らは、協調性とホスピタリティーに優れ、他人を手助けする仕事を得意としています」

●それぞれ特色ある運営で展開する英会話学校

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