バイト悪ふざけSNS投稿に恐々の飲食店経営者〜重大さわからぬ犯人、対処誤ると炎上…

Business Journal / 2013年8月22日 7時0分

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 PCデビューは30年前に発売されたシャープのX1という、筋金入りのデジタル中毒であるITライターの柳谷智宣氏。日々、最新デジタルガジェットやウェブサービスを手当たり次第に使い込んでいる。そんな柳谷氏が、気になる今注目のITトレンドの裏側とこれからを解説する。


 以前から、TwitterやFacebook上でふざけた行動を自ら公開し、炎上してしまう若者はいた。しかし、この2カ月間の頻発具合は異常だ。7月に、コンビニチェーン・ローソンの従業員がアイスケースに入った写真をFacebookに投稿。店舗は同社からフランチャイズ契約を解除される大事に。これは大きなニュースになったのだが、連発して似た事件が起きた。同じくコンビニチェーン・ミニストップでは高校生がアイスケースに入り、店は被害届を提出。お弁当チェーン・ほっともっととステーキハウス・ブロンコビリーのアルバイトも冷蔵庫に入り、丸源ラーメン門真店では女性スタッフが冷凍ソーセージをくわえた。バーガーキングではバンズに寝そべり、ピザハットではピザ生地を顔に貼り付けるアルバイト店員も現れた。

 どのケースも本人の氏名や学校、アルバイト先が特定され、炎上。厳しい処分が下されている。前出のブロンコビリー足立梅島店にいたっては、店舗を閉める事態になり、同社はアルバイトに対し、損害賠償の請求を検討しているという。

 このSNS時代、多くの企業は社員に対し、悪事を投稿しないように教育している。そもそも、この2カ月で頻出した問題行為は禁止しているはず。それなのに、次から次へと投稿される。彼らを雇用している企業のダメージは計り知れない。ネット上では「もうこんな店行かない」といった投稿が数多く見受けられ、商品の破棄や清掃だけでは、「はい、元通り」というわけにはいかないのだ。

 では、企業側はどう防御すればいいのだろうか?

 本人たちは顔出し、本名出しで投稿している。そもそも悪いことと思っていないのだ。彼らは炎上してから、「こんな大事になるとは思わなかった」と言う。

 筆者は飲食店を経営しており、20人近くのアルバイトスタッフに手伝ってもらっているが、実は彼らは自分の投稿が全世界に公開されているということがわかっていない。SNSの仕組みはかろうじて理解していても、友だち以外の目にとまる可能性があると実感していないのだ。これは、「SNSの投稿を気をつけてね」というレベルではなんともならない。

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