地方の24歳シングルマザーは、なぜ東京で起業し、年収1400万円を実現できたのか?

Business Journal / 2013年10月17日 6時0分

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「中小企業挑戦支援法」が施行され、資本金が1円でも起業できるようになった2003年から10年がたち、女性の独立起業を支援する企業も増え、メディアなどでも「女性の起業」がクローズアップされることが多くなった。


 そこで今回は、24歳で離婚しシングルマザーとなったのち、個人事業としてファインメイクサロンを岡山県で開業し、事業を軌道に乗せ、3年半前に上京して法人化させたことで現在は年収1400万円となった株式会社CREATO社長、金田貴子氏に、

「ゼロから起業し、成功した秘訣とは?」
「企業経営にとって一番大切なのは、家族を大切にすること?」
「働く時間と収入増は比例関係にはない?」
「妄想をかき立てることで仕事をうまくいかせることができる?」
「シングルマザーが豊かな人生を送るためには?」

などについて聞いた。

--まず、起業されたきっかけを教えてください。

金田貴子氏(以下、金田) 21歳で結婚し、24歳で離婚した時、今後は両親にお世話になるのではなく、自立した女性になっていきたい、そしてしっかりと娘を育てたいと思い、職探しを始めました。しかし、どの企業でも「子供の体調などで急に休んだり、早退されるのはちょっと困るから」と、採用してくれるところは皆無でした。また、当時一般職の給料は岡山県では13万円くらいが相場で、その給料で娘を育てていくのはかなり苦しい。シングルマザーで子育てをしながら就職して働くことは時間的にも、経済的にも難しいという現実に直面し、「もっと時間的にも、経済的にもゆとりを持って豊かな生活を送りたいなら、自分で何かを始めるしかない」と思いました。

 起業して頑張れば収入は青天井といっても、うまくいかなければ収入がゼロということもあるわけですが、当時は「もし稼げなかったらどうしよう」とネガティブには考えず、とにかく前を向いて進むしかないと思っていました。そして、 生活のため、生きるためというとても現実的な理由で、ファインメイクサロンを開業したわけです。

--いきなりゼロからの起業は、大変だったのではないでしょうか?

金田 たしかに大変でした。安直に何かを始めようと考えたわけではないのです。実は、父は建設会社を、母は飲食店を経営しており、身近に経営者が2人もいる家庭で育ったため、私自身はそれまで経営について勉強したことはありませんでしたが、事業をするということはどういうことか、会社経営とはどういうものか、そういうことを小さい時から肌で感じていました。

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