“自由にアレンジ”食べ放題が秘かにブーム?メニュー提案型で売上向上の専門店も

Business Journal / 2013年11月1日 7時0分

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 最近、ネット上などでバイキング(ビュッフェ)の食材や料理を組み合わせてオリジナルのアレンジメニューを創出し、そのアイデアを投稿する人が増えている。また、昼の情報番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、名だたる美食家や料理人が登場してアレンジメニューを紹介するなどして、そのブームに火がついている。

 焼き肉、しゃぶしゃぶ、自然食、ブラジル料理、タイ料理、中華料理、和食、イタリアン…果てはケーキまで、バイキングの店は多岐にわたり、それらの店でアレンジメニューを楽しむスタイルが若者を中心に広がりつつある。

 ではなぜ、アレンジメニューを開発しようとするのか。「食べ放題」と聞けば、おのずとテンションは上がってくるが、「さあ、食べるぞ!」と勢い勇んで皿に盛りまくったはいいものの、後半になってくるとなんだか食べ飽きてしまって、制限時間が来る前に退出……なんていう経験も少なくないのではないか? 恐らく、そういった食に対するマンネリ感を打破して、食べ放題を楽しむひとつのすべとして、アレンジメニューが広まっているのではないだろうか。

 そんな世の流れの中、しゃぶしゃぶ料理をベースにアレンジ料理を楽しめる「しゃぶしゃぶ菜の庵」(平日ランチ1573円~、ディナー1993円~)、世界各国の料理をアレンジできる「オールデイブッフェ コンパス」(ランチ3200円、ディナー4200円)、スイーツを自分でデコレーションできる「Sweets LABO池袋サンシャイン60通り店」(ランチ1480円、ディナー1680円)といった店が、アレンジを楽しめると話題になっている。

 そのような店の中でも、いち早くアレンジ料理を前面に押し出して業績を伸ばしているバイキングレストラン最大手のチェーン店「すたみな太郎」(平日ランチ1180円~、ディナー1980円)は、食べ放題メニューのアレンジを店側からも提案し、飽きないバイキングの普及に努めているという。同店を訪れた客の満足度は極めて高く、7割以上が「また来たい」と答えるなど、そのリピート率の高さからも、そのコンセプトが受け入れられている様子がうかがえる。

 バイキング店といえば、体のがっしりした男性客が多いかと思いきや、同店では家族連れや女性客も多い。店員に聞くと、やはりテレビの影響もあるのか「女性同士で訪れてアレンジを楽しむお客さんも増えています」という。ここ数年、売り上げを伸ばしている同社だが、「今年は過去最高を記録するかもしれない」と関係者は頬を緩めている。

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