野球女子、なぜ急増?女性限定サービス強化する球団、多様な観戦スタイル

Business Journal / 2013年11月8日 14時0分

写真

 今年のプロ野球レギュラーシーズンおよびクライマックスシリーズでは「カープ女子」という言葉が話題になるほど、広島東洋カープを応援する女性たちが熱かった。筆者は今季約70試合を各球場で観戦したアラサー“野球女子”だが、プロ野球をライブ観戦するようになった20代前半の頃と比べて、各球団で女性向けサービスが多くなってきている印象だ。

 例えば、読売ジャイアンツは2010年からグラウンドで憧れの選手たちと記念撮影ができたり、特製スイーツが配られたりする特典の付く女性専用席「Girls’ Giants Seat」を設置。今季は、主催試合のうち15試合に導入した。ほかにも、女性向けの野球応援サイトをつくるなど、積極的に女性ファン向けのサービスを展開している。球団関係者によると、

「ヒーローインタビューに上がった選手との記念撮影や、イニング間に『Girls’ Giants Seat』がオーロラビジョンに映し出されるなどのサービスが好評で、売れ行きは好調です。また、来年以降も女性向けのサービスを増やしていく予定です」

という。

 千葉ロッテマリーンズは特定の日を「ガールズデー」として、チケットの割引や女性限定イベントなどの特典をつけており、横浜DeNAベイスターズは今季、金曜日を「女子割の日」として入場料を割引きしたり、「女子シート」「占いBOX」といった女性ファン獲得のための施策を次々に打ち出している。

 各球団のグッズには、女性向けのカバンに収納しやすい小さなメガホンや、女性が好きなピンク色系のグッズ、キャラクターとのコラボグッズが多くある。昔は、女性がファンになっても選択肢が多くなかったグッズ。今は「可愛い」「持ちやすい」「おしゃれ」という女性的な視点でも選べるようになっているのだ。

●“野球女子”も多様化しつつある?

 各球団の営業努力もあり、スタジアムには明らかに以前より女性の観戦客が多くなった。急増する“野球女子”だが、その生態も多様化している。中でも多いのが、次の4タイプだ。

・「集団でワイワイ観戦する派」…とにかく一喜一憂。立って応援する。いつの間にか仲間が増える

・「内野からじっくり見守る派」…立ったり座ったりはしんどいから、座って観る。細かいところまで良く見ている

・「内野からストーカー派」…とにかく近いところで見たい

・「内野で観戦しながらカメラ撮影派」…望遠レンズ付きの一眼レフ装備

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
ビジネスジャーナル

トピックスRSS

ランキング