スマートウオッチ、“ギークの玩具”を抜け出し、ヒットの可能性は?デメリット克服のカギ

Business Journal / 2013年11月20日 14時0分

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 スマートフォン(スマホ)が大ヒットし、世界的な人気ガジェットになっているのは言うまでもない。今では、携帯電話といえばスマホがごく普通なものになっている。そんなスマホの次のヒットを狙って、多くのスマホメーカーが開発しているのが「スマートウオッチ」だ。

 しかし今のところ、あまり大きなヒットにはなっていない。これはなぜだろうか?

●スマートウオッチの機能とは?

 スマートウオッチは高機能かつ多機能な時計で、腕に装着するウェアラブルデバイスだ。しかし、その搭載する機能について明確な定義はない。現在のスマートウオッチは、主にスマホとの連携に主眼を置いており、以下のような機能を搭載している。

 ・メールの着信を通知
 ・SNSのメッセージの着信を通知
 ・SNSのメッセージを直接開く
 ・登録した予定のリマインダー通知
 ・カレンダー通知
 ・特定の機種との組み合わせで通話
 ・通話履歴のチェック機能
 ・写真撮影
 ・ボイスレコーディング
 ・スマホの音楽再生のコントロール
 ・スマホの置き忘れ防止(短距離通信の接続が切れると教えてくれる)

 現在のスマホとスマートウオッチの間の通信には、Bluetooth4.0を使うのが普通になってきている。このBluetoothは短距離通信技術として有名で、高速ではないが、低消費電力なのでスマートウオッチの接続には向いている。

●スマートウオッチを使うメリットは何か?

 さて、それではスマホユーザーがスマートウオッチを使うと何がプラスになるのかを考えてみよう。気がつくのは、ほとんどの機能はスマホの補助にすぎないということだ。スマートウオッチにしかない機能は、スマホ置き忘れ防止機能ぐらいだ。

 「ポケット(あるいはバッグ)からスマホを出す」これだけのことをする代わりに腕に着けたガジェットで、スマホより小さなディスプレイで作業すること、そのメリットはどれほどあるのだろうか?

 むしろ、この小さなメリットを目的としてスマートウオッチを使うと、面倒になることは数多い。

 まず、新たなガジェットの使い方を覚えなければならないということ。一般ユーザーの中には、スマホの使い方を覚えるのが面倒でガラケーを使い続ける人もいるのに、これはスマートウオッチを購入するハードルをさらに高くしてしまいそうだ。

 また、ユーザーの管理するデバイスが増えてしまうのも無視できない。多くのスマホは充電池で駆動しているが、あまり長持ちせず、毎日充電しなければならない。仕事などで疲れて家に帰ってきた時に、スマホだけでなくスマートウオッチも充電しなければならないというのは、精神的にハードルが上がる。

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