LINEのKS、ストレス問題、中〜大学生はどう対処?アンケートから透ける意外な実態

Business Journal / 2013年12月17日 14時0分

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 LINE株式会社社長の森川亮氏は、3月中旬に行われた業界向けのイベントで「スマホ(スマートフォン)ユーザーの9割がLINEを使っており、属性も満遍なく広がっている」と述べている。

 9月4日に、ライフメディアのリサーチバンクが発表したLINEに関する調査結果では、スマホユーザーの6割強が利用しているという。同調査を見ると、10代、20代女性の8割以上が利用していることがわかる。

 実際のアクティブな利用者数はさておき、認知度は98%と極めて高い。2011年6月に開始したLINEは当初、スマホ内の電話帳情報を企業に読み取られることに不安の声を上げている人も見られたが、電話帳を公開しなくても利用できる設定が広く知れ渡り、多くの場合は自分なりの使い方に落ち着いたようだ。

 ビジネスで使っているという例はあまり多くなさそうだが、仕事で知り合った関係でも、親しくなればLINEで連絡を取るようになることもある。これが趣味の仲間や学校でつながった関係だと、LINEのグループトークを使って連絡を取り合っていることも多く、まったく利用しないというのは難しいようだ。子供たちの部活動の連絡や、親のPTA活動での連絡にも使われているという。

 そうした中、子供たちとLINEの関係で問題が目立ってきている。高校生の6割前後がスマホを持つという調査報告もあり、今や小学生が持っている例も珍しくない。ガラケー(フィーチャーフォン)の新機種がほとんど発売されないのだから、塾やスポーツ活動の関係上、なんらかの連絡ツールを持たせようとした時に、スマホを買い与えることになるのも仕方のないことだろう。

 問題は、彼らがLINEの便利さを享受するとともに、ストレスも受けているという状態だ。そのキーワードとなるのが「KS」だ。

●読んだか読まないかが一目瞭然であるストレス

 「KS」とは「既読スルー」という意味だ。スルーでなぜSなのか、という話はさておき、そうした行動に特定の名前がつくあたり、問題視されているのは確かなようだ。

 スマホにLINEを入れていると、メッセージが届くとポップアップで知らせてくれる。そこからLINEを起動してメッセージ画面を開くと、送信した側に既読であることが通知される。そして返事をしないでいると「あの人は、メッセージを読んだのに返事をしない」となるわけだ。この状態を「KS」という。

 大人の感覚からすれば、内容的に即座に返事が必要なものでなければ「忙しいのかな?」「返事をし忘れているのかな?」と相手の状況を考えたり「あの人は無精だから、そのうち電話で確認をとろう」と切り替えたりするところだ。もしくは、単なる連絡事項であれば「既読=相手に伝わった」と判断し、それ以上は求めないことも多い。しかし子供たちは違う。

ビジネスジャーナル

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