もうストレスはためない! 気の合わない仕事相手と円滑な人脈を構築する2つのコツ
Business Journal / 2014年1月18日 16時0分

仕事でストレスを抱えてしまう原因は「仕事の質」や「仕事の量」よりも、実は「職場での人間関係」が大きい。その理由の1つは、“ウザい人”がいるということだ。
プライベートならその人と距離を置けばいいが、取引先の相手や同僚ではそういうわけにはいかない。では、ウザい相手とも円滑な人間関係を築くにはどうしたらいいのだろうか。
『ウザい相手をサラリとかわす技術』(清水克彦/著、SBクリエイティブ/刊)では、ウザい相手との付き合い方、自分が相手からウザいと思われないための具体的な人脈構築術を紹介する。
相手との会話において、響き合わない人間関係というのはよくあることだ。会話の中で、お互い好感触のリアクションを得られれば「意思の疎通ができた」「共感できた」「この人とは響き合えた」と感じることができるだろう。
しかし、中には相手が発する言葉の大半、少なくとも半分前後が自分とはまったく考え方を異にするケースもある。逆にこちらの言葉に対して、相手が腑に落ちない顔、関心が低そうな応答をしてくることもある。このような場合、相手の話に無理に合わせようとすると苦しくなってしまうものだ。
自分の思いとは違う考え方、ウザいと思う強引な押し付けを撃退するコツは2つある。
1. 「なるほど」と「そういう見方もありますね」の多用「なるほど」は相手の意見を認めつつ肯定はしていない便利な言葉だ。「そういう意見もありますね」は、相手の意見を尊重しながら、「私はそう思っていません」を相手に伝える婉曲な言い回しと著者はいう。
2. 自分のこだわりを伝える「この企画、他のことは何でもいいのですが、この部分だけは○○にしたいと思ってるんです」と、「これだけは譲れない」部分を、こだわりという、どこか微笑ましく感じてもらえる手法で伝えよう。
無理に合わせようとせず、しかも角が立つような反論もしないで、相手の気持ちに「寄り添いつつ、ずらす」感覚で臨むことが大切なのだ。
職場にはいろいろな人がいる。その中で、付き合いやすい人、付き合いづらい人がいるのは当然のことだ。だからといって、職場の人間関係がぎくしゃくしてしまうと、仕事にも影響が出てしまうし、会社を辞めたくなる理由にもなってしまう。相手にイライラしてストレスを溜めるのではなく、うまくかわす技術も必要ということだ。
そして、本書を読んで気になってしまうことは、「自分はどうなのだろうか」ということだ。もしかしたら相手から「ウザい人」と思われているかもしれない。思い当たる節のある場合は、自分の言動や行動を改めなくてはいけないはずだ。
(新刊JP編集部)
関連記事
・“ムカつく”“ウザい”の理由を答えられない子供たち
・口ゲンカで負けないための7つの方法
・“カレが私の生きがい”で大丈夫? 「重い」女の思考回路
・常にポジティブでいるための秘訣とは
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
小さな言葉で大きな変化が!? 夫の心に響く声かけのコツ
オールアバウト / 2019年12月12日 22時5分
-
職場やママ友…上から目線の「マウンティング女子」上手な付き合い方とかわし方
LIMO / 2019年12月6日 19時50分
-
自分を守るための盾を下ろし、しなやかな強さを/ハヤカワ五味さん
cafeglobe / 2019年11月22日 5時15分
-
"社内モンスター"に心を乱されない小ワザ3つ
プレジデントオンライン / 2019年11月18日 6時15分
-
ビジネス書に訊け! 第71回 職場の人間関係に悩んだときは
マイナビニュース / 2019年11月15日 7時0分
ランキング
-
1「女子学生13%が援助交際」の嘘が生まれた理由
プレジデントオンライン / 2019年12月12日 11時15分
-
2コストコの通販が「高い」と思う人の大きな盲点 送料だけでなくその分、従業員を働かせている
東洋経済オンライン / 2019年12月12日 18時0分
-
3外国人を集め日本人に敬遠される「京都」の未来
プレジデントオンライン / 2019年12月12日 9時15分
-
4「絶対に借金をしない会社」が実は危ないワケ
プレジデントオンライン / 2019年12月12日 9時15分
-
5今年の「中国の日本商品人気トレンド」で見えた“日本メーカー、勝負の分かれ目”
ITmedia ビジネスオンライン / 2019年12月12日 7時0分