大画面のファブレット、普及なるか?タブレットとスマホの中間、カギは片手持ちへの執着

Business Journal / 2014年2月7日 18時0分

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 アジアを中心として海外で人気が高まっている、スマートフォン(スマホ)とタブレットの中間というべき“ファブレット”と呼ばれるデバイス。KDDIが春商戦に向けてファブレットを2機種投入するなど、徐々に日本でも増えつつあるファブレットだが、コンパクトサイズのスマホが人気の日本で、定着するためには何が必要だろうか。

●KDDIが春商戦の目玉として打ち出したファブレット

 1月22日にKDDIが開催した、auの春商戦に向けた新製品・サービス発表会。その中でも多くの人の目を引いていたのが、「G Flex LGL23」「Xperia Z Ultra SOL24」という2つのデバイスだ。

 前者は曲面ディスプレイを採用し、曲がったボディを実現したというインパクトで、後者は人気の「Xperia」ブランドの新モデルとして、それぞれ注目されていた。だが両機種には、ほかにも共通した特徴が備わっている。それは6インチを超えるサイズのディスプレイを採用しながらも、音声通話機能を備えており、タブレットではなくスマホとして売り出されるということだ。

 実はこうした大画面サイズのスマホは、日本でこそあまり見かけないものの、海外では「ファブレット」(Phablet)と呼ばれ、近頃利用者を急速に伸ばしている。明確な定義はないが、概ね5.5インチ以上、7インチ未満のディスプレイを搭載し、さらに音声通話もできるデバイスのことをファブレットと呼んでいることが多いようだ。

 日本でもファブレットに位置付けられる端末はすでに販売されている。サムスン電子の「GALAXY Note」シリーズがそれに当たる。同シリーズは、5インチを超えるディスプレイを採用しながら音声通話も可能で、かつペン操作でメモなどがしやすいという特徴を備えている。最新モデルの「GALAXY Note 3」は、NTTドコモとauから発売されているので、ご存じの方も多いことだろう。

●アジアを中心として急速に人気が高まる

 ファブレットが特に人気を獲得しているのは、韓国や中国などアジア圏が中心だ。実際、KDDIの新モデルとして登場した「Xperia Z Ultra」も、ファブレットに対するニーズの高い中国などでは半年前に投入された。また韓国を訪れると、男性だけでなく女性でも6インチクラスのファブレットを使っている光景を目にすることが多く、幅広い層に定着していることがわかる。

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