グーグル低価格端末Chromebook、日本発売秒読み?世界躍進中、普及のカギとは

Business Journal / 2014年2月13日 1時0分

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 PCデビューは30年前に発売されたシャープのX1という、筋金入りのデジタル中毒であるITライターの柳谷智宣氏。日々、最新デジタルガジェットやウェブサービスを手当たり次第に使い込んでいる。そんな柳谷氏が、気になる今注目のITトレンドの裏側とこれからを解説する。

 Windows XPのサポートが4月に終了するということで、PCの買い換えを検討している人は多いだろう。Windows 8の評判は悪く、さらに2015年4月にはWindows 9がお目見えするとの噂もある。買い換えるのはよいが、何を選べばよいのか悩んでしまうところ。日本では、Windows 7/8かMac、もしくはWindows 9の登場を待つという選択肢がある。しかし、近いうちに新しい選択肢が追加されそう。それが、グーグルが手がけるChromebookだ。

 Chromebookはグーグルが開発したChrome OSを搭載し、従来のWindows PCと同じように利用できる。もちろんWindowsのソフトは動作しないので、Chrome OS用のアプリを利用することになる。今のところ数は少ないので、基本的にはChromeブラウザを主に利用することになるだろう。今時、インターネットにつながれば、ブラウザでほとんどの作業はできてしまう。メールやウェブ閲覧、スケジュール管理、画像・動画・音楽などの鑑賞程度であれば問題なく利用できる端末となっている。

 10年にプロトタイプが発表され、2011年から発売開始。サムスンやエイサー、ヒューレッド・パッカードなどから数多くの端末がリリースされた。アメリカをはじめ、欧州やオーストラリア、シンガポールなどで販売されている。しかし、なぜかいまだに日本では発売されていない。

 Chromebookは2~3万円という超お手頃な価格が一番のウリ。12年には世界で0.2%程度のシェアしかなかったChromebookだが、13年にはなんと9.6%を占めるまでに躍進。ノートPCでは、約21%を占めるほど存在感を増している。今後もこの流れは続くと思われる。

●グーグルのもくろみ

 日本でも何度か近日発売というニュースが流れた。これはグーグルが、昨年までの状況で発売しても失敗すると予測していたためだろう。5~6年前にネットブックと呼ばれる安価な小型ノートPCが登場したが、花火のように消えてしまった。価格は安いが性能が低いことから、安かろう悪かろうと認識されてしまったのだ。Chromebookも無策で出せば同じ轍を踏むことになる。日本のユーザーは、コスト・パフォーマンスだけでは動かないからだ。

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