ドコモの新プラン、実は割高?楽天でんわ等の格安通話サービス+旧プランのほうがお得?

Business Journal / 2014年5月16日 1時0分

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 大手携帯電話通信(キャリア)各社より、2014年夏モデル端末の発表が相次いでいる。同時に、新たなキャリアサービスもいろいろ発表された。au(KDDI)は新しい電子マネーサービス「au WALLET」を発表。リアル店舗でも決済に利用できるプリペイド型サービスとして注目を集めるなど、今までとは少し違う切り口のサービスも出てきている。

 一方、大手3キャリアで共通している動きもいくつかある。現在よりも高速なLTE接続サービスの提供開始と、音声通話定額プランの提供についてだ。

 特にここ数カ月で注目されているのが、音声通話定額プランだろう。ソフトバンクが音声通話とパケット通信をセットにした「スマ放題」を発表した直後、NTTドコモが国内音声通話を定額にする「カケホーダイプラン」を発表。当初はソフトバンク側の提供予定時期のほうが早かったが、内容的にドコモのプランに見劣りしていたため、内容を改めて提供するとして開始時期が延期されるという一幕もあった。auからも近く、似たようなプランが発表されるとみられる。

 スマートフォン(スマホ)の料金プランにはフィーチャーフォンで当たり前に存在した「無料通話」の枠がなく、音声通話を行うと簡単に利用料金が跳ね上がってしまうことは以前より問題視されてきた。解決手段としてIP通話アプリや楽天でんわのような格安通話サービスを利用する手法が提案されていた中、キャリアが音声通話の需要を取り返すように打ち出してきたプランだけに内容が気になるところだが、本当に得になるプランなのだろうか。

●スマホの新プランは全体的に値上げ&通信容量削減

 例えば、すでにサービス内容と料金が明確になっている、ドコモの「カケホーダイプラン」を見てみよう。

 利用するためには、これまでの「タイプXiにねん」から乗り換えるかたちになり、パケット定額についても「Xiパケ・ホーダイ」の部分を別のデータ通信プランに切り替える必要がある。細かな料金計算については、以下表のとおりである。

 全体料金が安価になる組み合わせの、「タイプXiにねん+パケ・ホーダイライト」と「カケホーダイ+データSパック」を比較すると、月額の合計料金はわずかに新プランのほうが高いという程度だ。しかしデータ使用量もある程度確保したいユーザー向けの「タイプXiにねん+パケ・ホーダイフラット」と「カケホーダイ+データMパック」の比較になると、新プランのほうがはっきりと高いことがわかる。

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