1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

「海老蔵歌舞伎」がルッキズム、人種差別で炎上…クラブハウス発で箕輪厚介氏が関与の真偽

Business Journal / 2021年6月13日 5時45分

写真

 その発言が物議を醸すことも多い市川海老蔵が、“本業”である歌舞伎の公演において、なんと「人種差別的な演出があった」としてネットで大炎上、各メディアも報じ、問題となっている。

 十三代目市川團十郎白猿を2020年5月に襲名予定だったものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で襲名延期中の海老蔵。そんな状況下でも、YouTubeでの動画配信を積極的に続けるなど、「歌舞伎という古典芸能の魅力を広く知らしめたい」と精力的に活動を続けている彼が今回企画したのは、自身の名を冠した『海老蔵歌舞伎』。同公演は、古典『実盛物語』(さねもりものがたり)とオリジナル新作『KABUKU』の2本立てとなっており、5月29日・30日に東京・明治座で、6月4〜13日に京都・南座で公演することとなっていた。

 同公演は海老蔵の長男・勸玄(かんげん/8歳)との共演も話題で、特に京都では勸玄が初お目見えということで注目を集めていたのだが、問題となったのは、“新作歌舞伎舞踊”『KABUKU』のほう。5月29日の明治座公演直後から、同作に対し、Twitterを中心に批判の声が集まったのだ。

「ステレオタイプな格好をした白人、ムスリム、日本人が中国人をなじる」という差別的な演出

「新作KABUKUは酷かった」
「信じられないような差別的な内容」
「ヘイト問題を、あのおちゃらけた寸劇で扱うべきではなかった」

 29日・30日の公演後、Twitterにはこうした声が次々と上がり、拡散されていく。そうした複数の投稿を総合すると、本作のストーリーは以下のようなものだったようだ。

【※以下、ネタバレあり】

「人々がコロナ禍に苦しむ令和3年の渋谷から、舞台は幕末の京都・洛中に移る。

 疫病がはやり疲弊する市民相手に伊勢神宮のお札を偽造し、婦女暴行、賄賂等の悪事の限りを尽くして大儲けする瓦版屋。

 さらに舞台は地獄に移り、「新型コロナウイルスの世界的流行の元凶だ」と、中国人風の人物を糾弾するさまざまな人種の人々の寸劇が始まる。中華帽にナマズ髭に三つ編みヘアの中国人を責め立てるのは、金髪ヘアにテンガロンハットのアメリカ人、ヒジャブをかぶったムスリム女性、お公家姿の日本人など。罵倒の言葉は『お前たちが衛生面を気にせずに、なんでも食べるからだ』などなど。

 どちらが悪いか決着をつけようと、地獄の閻魔大王の前で大立ち回りが開始。そのうち『ええじゃないか』の大乱舞が始まる――」
 
 そこでなされた表現方法を確認してみると、“ブス”は何をされてもよく、“美人”は男の言いなりになるべきというルッキズム、古くからあるステレオタイプな服装などを用いての差別的な人種表現、「新型コロナは中国人のせい」という一方的な言説。21世紀の日本においてこうした表現をするのだから、当然そこには「あえてやっている」という批評性があるのかと思いきや、Twitterの投稿を読む限り、そうした批評的な意図は感じられず、ただただ不快なものだったという――。

Clubhouse発で、西野亮廣と箕輪厚介が関わったと思しき『KABUKU』の制作過程とは

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング